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Yamareco

記録ID: 8656133
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

御殿場口から宝永山という罠

2025年09月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:17
距離
13.9km
登り
1,407m
下り
1,324m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:28
合計
8:18
距離 13.9km 登り 1,413m 下り 1,330m
7:01
1
スタート地点
7:02
7:03
10
7:13
7:15
44
7:59
8:06
13
8:19
15
8:34
8:35
12
8:48
16
9:04
9:20
37
9:57
10:07
36
10:43
10:45
8
10:52
11:34
17
11:51
11:53
7
12:00
12:04
114
13:58
9
14:07
46
14:53
25
15:19
天候 昼前までは晴れ。宝永第二火口縁に僕が到達したあたりからガスが出てきて、あとはガスったり曇ったり。
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口の自家用車駐車場は午前六時半時点で登山口に近い方が満車、遠い(といっても大差ないですが)方はまだ余裕がありました。
コース状況/
危険箇所等
登山道自体は、無論とても良く整備されています。宝永第二火口縁あたりまでは登山者は数えるほどで、とても静か。でもとにかく、このコースは初心者日帰りには過酷すぎました。反省しております。
その他周辺情報 御胎内温泉健康センターの食堂は、このての施設内としてはかなり頑張ってると思いました。下山後、御殿場名物のみくりやそばとアジフライ単品を食べました。海老フライもすごくでっかいようです。
朝4時半に家を出て、ほぼ七時ちょうどに登山スタート。双子山方向に行くので入山料はなし。
2025年09月07日 07:02撮影 by  SO-41A, Sony
2
9/7 7:02
朝4時半に家を出て、ほぼ七時ちょうどに登山スタート。双子山方向に行くので入山料はなし。
大石茶屋を出るとすぐ、いかにも富士山っぽい道。わくわく。
2025年09月07日 07:30撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 7:30
大石茶屋を出るとすぐ、いかにも富士山っぽい道。わくわく。
抜けるような青空!
2025年09月07日 07:31撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 7:31
抜けるような青空!
一時間ぐらいで下塚山頂に来ました。この頃はまだまだ余裕があった…。
2025年09月07日 08:00撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:00
一時間ぐらいで下塚山頂に来ました。この頃はまだまだ余裕があった…。
雲海は下塚より低いくらい。
2025年09月07日 08:00撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:00
雲海は下塚より低いくらい。
下塚の鳥居。周囲の山並みと比べて富士山の高さを感じます。
2025年09月07日 08:02撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:02
下塚の鳥居。周囲の山並みと比べて富士山の高さを感じます。
上塚には登らず西へ。
2025年09月07日 08:12撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:12
上塚には登らず西へ。
枯れた沢をいくつか越えていきます。
2025年09月07日 08:20撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:20
枯れた沢をいくつか越えていきます。
植物の背が高くなってきました。
2025年09月07日 08:36撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 8:36
植物の背が高くなってきました。
御殿庭入口付近。こっから本格的に上り坂が始まります。
2025年09月07日 09:18撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 9:18
御殿庭入口付近。こっから本格的に上り坂が始まります。
御殿庭上まで来ました。再び植物が減った。ほぼコースタイム通りで登ったけど、既に息はぜえはあ…。首に巻いてたタオルを絞ると汗がしたたり落ちます。
2025年09月07日 09:57撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 9:57
御殿庭上まで来ました。再び植物が減った。ほぼコースタイム通りで登ったけど、既に息はぜえはあ…。首に巻いてたタオルを絞ると汗がしたたり落ちます。
さらに奥へ登っていきますよ。こっから、砂利との戦いが始まる…。
2025年09月07日 09:58撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 9:58
さらに奥へ登っていきますよ。こっから、砂利との戦いが始まる…。
もう既にかなり疲れたかも…。標準コースタイムで登れたけど、かなり息が切れる。ここで引き返しても登山口まで2時間以上かかるし、どうしよう…。
2025年09月07日 10:55撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 10:55
もう既にかなり疲れたかも…。標準コースタイムで登れたけど、かなり息が切れる。ここで引き返しても登山口まで2時間以上かかるし、どうしよう…。
雲がだんだん出てきたし…。宝永山頂にここまで近づいたのに帰るのもなあ。あれ越えたら大砂走りを下りるだけだしなあ。
2025年09月07日 11:05撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:05
雲がだんだん出てきたし…。宝永山頂にここまで近づいたのに帰るのもなあ。あれ越えたら大砂走りを下りるだけだしなあ。
とりあえず弁当食うか。今日のメインはカルディのチーパイの素で揚げた鶏胸肉。めちゃしょっぱくて量が多いけど、汗だくになってるから味が薄く感じます。
2025年09月07日 11:07撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:07
とりあえず弁当食うか。今日のメインはカルディのチーパイの素で揚げた鶏胸肉。めちゃしょっぱくて量が多いけど、汗だくになってるから味が薄く感じます。
雲海が見事。だけど、体力がもう…。普段は3時間も歩いたらその日の行動はおしまいにしてるからなあ。
2025年09月07日 11:24撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:24
雲海が見事。だけど、体力がもう…。普段は3時間も歩いたらその日の行動はおしまいにしてるからなあ。
とにかく前進することに。宝永山の馬の背を越えたらあとは楽なはずだ! 食前に1回、目の前の坂にチャレンジしてくじけて下りたんだけど、食後にもう1回挑戦。あっというまに宝永山頂がガスに覆われてるし。
2025年09月07日 11:24撮影 by  SO-41A, Sony
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とにかく前進することに。宝永山の馬の背を越えたらあとは楽なはずだ! 食前に1回、目の前の坂にチャレンジしてくじけて下りたんだけど、食後にもう1回挑戦。あっというまに宝永山頂がガスに覆われてるし。
砂利に足元を取られながら第一火口縁、この道を火口内に下ります。下りはめっちゃ楽やわ〜。
2025年09月07日 11:53撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:53
砂利に足元を取られながら第一火口縁、この道を火口内に下ります。下りはめっちゃ楽やわ〜。
火口内。硫黄臭はないのに恐山とか連想。
2025年09月07日 11:58撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:58
火口内。硫黄臭はないのに恐山とか連想。
第一火口の縁が崩れて第二火口とつながったみたいになってるあたり。この石のでかさが遠くからも目立ちます。
2025年09月07日 11:58撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:58
第一火口の縁が崩れて第二火口とつながったみたいになってるあたり。この石のでかさが遠くからも目立ちます。
火口の上は真っ白に。
2025年09月07日 11:59撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 11:59
火口の上は真っ白に。
そして、火口の内側を宝永山頂に向けて歩き出したのだけど…。とにかく一歩ごとに足を砂利にとられる。疲労困憊。5メートルも上がったらひと休み。
2025年09月07日 12:16撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 12:16
そして、火口の内側を宝永山頂に向けて歩き出したのだけど…。とにかく一歩ごとに足を砂利にとられる。疲労困憊。5メートルも上がったらひと休み。
ほとんどね、この石ひとつひとつにたどり着くたびに休憩してたみたいな感じです。息が続かない。足が重い。先が長い。
2025年09月07日 13:02撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 13:02
ほとんどね、この石ひとつひとつにたどり着くたびに休憩してたみたいな感じです。息が続かない。足が重い。先が長い。
でもまあ、見える景色はほんとにダイナミックなんですが、とにかく意識が飛びそう。呼吸が浅くなる。休んでも浅いままだ。
2025年09月07日 13:37撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 13:37
でもまあ、見える景色はほんとにダイナミックなんですが、とにかく意識が飛びそう。呼吸が浅くなる。休んでも浅いままだ。
馬の背への最後の急登部分は、地図上では点線になってる宝永山頂への近道を選びました。この道は歩く人が少ないせいか、これまでの道と比べれば足場がややしっかりしていて、おかげで少し元気が戻りました。
2025年09月07日 13:53撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 13:53
馬の背への最後の急登部分は、地図上では点線になってる宝永山頂への近道を選びました。この道は歩く人が少ないせいか、これまでの道と比べれば足場がややしっかりしていて、おかげで少し元気が戻りました。
宝永山頂。ガスってて眺望はほぼなし。でも、とにかく登れたよ…。思わず万歳三唱。
2025年09月07日 13:54撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 13:54
宝永山頂。ガスってて眺望はほぼなし。でも、とにかく登れたよ…。思わず万歳三唱。
雲がズレて富士山頂が微妙に見えそうで見えない。
2025年09月07日 14:05撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:05
雲がズレて富士山頂が微妙に見えそうで見えない。
大砂走りへは、正規?ルートだと馬の背をもう少し奥まで歩いてから合流だけど、今回は右の地図上点線の道にそれてショートカットします。
2025年09月07日 14:06撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:06
大砂走りへは、正規?ルートだと馬の背をもう少し奥まで歩いてから合流だけど、今回は右の地図上点線の道にそれてショートカットします。
正規ルートだとまだ少し登るのか…。とにかく右に下りよう…。
2025年09月07日 14:07撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:07
正規ルートだとまだ少し登るのか…。とにかく右に下りよう…。
右に下りるとすぐ御殿場口への標識。「か、帰れるんだ」と実感(涙)
2025年09月07日 14:07撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:07
右に下りるとすぐ御殿場口への標識。「か、帰れるんだ」と実感(涙)
とにかく駆け下ります。なんかやはり、砂に足を取られるけど、上りよりはずっとマシ。振り返ると、地平線みたいなのが見える。鳥取砂丘よりでかい砂丘なんじゃないか、これ?
2025年09月07日 14:35撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:35
とにかく駆け下ります。なんかやはり、砂に足を取られるけど、上りよりはずっとマシ。振り返ると、地平線みたいなのが見える。鳥取砂丘よりでかい砂丘なんじゃないか、これ?
千メートルくらいの標高差なのに景色の変化は傾斜がなだらかになって多少植物が見えるようになるくらい。歩くたびに、靴の中に砂利と砂がどんどん入っていきます。ここスパッツ必須なんだな、と今更ながらに知る。
2025年09月07日 14:49撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:49
千メートルくらいの標高差なのに景色の変化は傾斜がなだらかになって多少植物が見えるようになるくらい。歩くたびに、靴の中に砂利と砂がどんどん入っていきます。ここスパッツ必須なんだな、と今更ながらに知る。
砂塵を巻き上げ、僕を追い越して走り去ってゆく人々があっというまに視界の彼方へ。この奥に栄光のゴールがあるんだなぁ。
2025年09月07日 14:56撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:56
砂塵を巻き上げ、僕を追い越して走り去ってゆく人々があっというまに視界の彼方へ。この奥に栄光のゴールがあるんだなぁ。
てか、最後の最後でゴールになかなかつけず、飽きてきた。あれだけ疲れてても標準コースタイムよりは速く下りてるので、その点は満足。
2025年09月07日 14:57撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 14:57
てか、最後の最後でゴールになかなかつけず、飽きてきた。あれだけ疲れてても標準コースタイムよりは速く下りてるので、その点は満足。
ようやく大石茶屋。もうここをゴールにしちゃいました。オレンジジュースとお水を買ってとりあえず生き返ります。というか、今回は2リットル以上の水分を持参したのに、それでも足りなくなりかけて後半怖かった。
2025年09月07日 15:18撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 15:18
ようやく大石茶屋。もうここをゴールにしちゃいました。オレンジジュースとお水を買ってとりあえず生き返ります。というか、今回は2リットル以上の水分を持参したのに、それでも足りなくなりかけて後半怖かった。
下山後は温泉と食事と休憩がオールインワンな御胎内温泉健康センターへ。建物と富士山がぴったりかぶってるし。
2025年09月07日 16:48撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 16:48
下山後は温泉と食事と休憩がオールインワンな御胎内温泉健康センターへ。建物と富士山がぴったりかぶってるし。
御殿場名物のみくりやそばとアジフライ。どっちもこういうとこのメニューとしてはすごくちゃんと作ってておいしい! 巨大な海老フライを食べてる人も多くて、次回はあれにしよう。てか、まだまだ東京方面の高速は渋滞してるから、ゆっくり休んでから帰るぞー。
2025年09月07日 17:40撮影 by  SO-41A, Sony
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9/7 17:40
御殿場名物のみくりやそばとアジフライ。どっちもこういうとこのメニューとしてはすごくちゃんと作ってておいしい! 巨大な海老フライを食べてる人も多くて、次回はあれにしよう。てか、まだまだ東京方面の高速は渋滞してるから、ゆっくり休んでから帰るぞー。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック
備考 ゲイター(スパッツ)必須だと、登ってから知りました。ないと、僕みたいに靴の中が小石と砂まみれになり、かなり悲惨です。

感想

 三十年ぶりの登山再開から1ヶ月にして、勢いで大変なルートを設定してしまい、疲労困憊です。
 いや、元々は双子山だけ登るつもりでした。けど、宝永山もいいなあ、でも富士宮口から登ると入山料4000円もとられるのか、あと数日待てばタダになるけど…。あ、御殿場口から双子山経由で宝永山まで行けば入山料払わなくてもいいのか! しかもこれなら両方登れるぞ! というわけでルートを設定したら、あれ?この間の山行の倍以上の時間と標高差だな。まあいいか。結果、35分で通過するはずの個所に2時間くらいかかるとか、とにかく大変なことになっちゃいました。
 今後は、も少し大人しい山歩きを心がける所存です。

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