妻と尾瀬散歩2泊3日 ついでに登山
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アキ
Garnet19
体力度について
- GPS
- 16:59
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,005m
- 下り
- 1,850m
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- 山行
- 2:11
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:19
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 8:50
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:49
2日目 運動負荷 229 平均心拍119 Max150 運動消費1376
3日目 運動負荷 167 平均心拍110 Max143 運動消費1312
燧ヶ岳ペース（池尻ー見晴新道分岐） 全体 G3:50(0.80) N3:32(0.74)
登り 1:39(0.64)
至仏山ペース（山ノ鼻側登山口ー鳩待峠） 全体 G3:42(0.75) N3:28(0.71)
登り 1:48(0.59)
| 天候 | 1日目 晴のち夕立 2日目 快晴のち曇 3日 晴時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
岐阜を4時に出発、9時半頃に現地到着（400km、5時間半程の行程） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
燧ヶ岳 ナデッ窪ルート：沼尻平から山に入ると直ぐ600mの急登が始まる。標高2150mを超えるあたりまでは登るほどに勾配がキツくなる。身長ほどの岩もありペースは上げにくい。携帯の電波はほとんど届かない上に利用者も少ないので遭難事故には特に注意したい。八合目の長英新道に合流すると途端に賑わしくなる。俎��山頂はゴーロ、柴安��山頂には立派な石柱があるがこちらの山頂の方が穏やかだ。資料によると尾瀬周辺の森林限界は1800mとあるが、2200m辺りまでは高木が生えている、山頂は森林限界を超えるので展望は二重丸だ。 見晴新道ルート：山頂付近はザレた急勾配の登山道だ。山頂から200m程降ると林間に入り泥まじりの急降下となる。五合目あたりまでは勾配がキツく倒木などで覆われているところもあり歩きにくいところが多いのでペースは上がらない。五合目を過ぎると勾配も緩み歩きやすくなるが泥濘箇所が点在する。あまり泥濘を避けて歩くと登山道が荒れるし、転倒のリスクも高まるので避けるのは程々にして踏み込んで行った方が早いし安全に歩ける。靴は汚れるが下山してから洗えば良いだけのことだ。 至仏山 東面登山道：上り専用となっている。湿原端の登山口から急登が始まる。標高1700m辺りの森林限界までは良く階段が整備されていて木陰もあり夏場でも比較的快適に歩ける。ただ沢筋からは外れているのに登山道上に水が多い。 1700mを超えたあたりから岩登りが始まる。所々に階段があるものの、鎖場が連続する。振り返れば尾瀬ヶ原がよく見渡せるようになる。景色は良いのだが木陰が全くなくなるので晴天時は熱中症に注意が必要だ。 基岩が蛇紋岩質であるため靴で磨かれて緑色に光っているところはグリップしない。ピカピカに磨かれた斜めの岩の面には絶対足を置かないこと。足の置き場さえ間違わなければそれほど苦労はしないはずだ。 鎖場を通過して標高2100m辺りまで登ると勾配も緩み素晴らしく整備された階段が山頂近くまで続くビクトリーロードだ。景色を楽しみながら歩けば程なく山頂に到達する。登山口から山頂までの標準コースタイムは3時間。 鳩待ルート： 至仏山から小至仏山までの間は岩道が続いている。難しくはないが転倒には注意したい。小至仏山から鳩待峠への道には殆どの箇所に木道と階段が整備されている。山頂からの標高差は600m程あるが快適に歩ける。 |
| その他周辺情報 | 尾瀬の乗合タクシーのドライバーに教えて貰った道の駅尾瀬かたしなの南側に位置するほっこりの湯を利用。こじんまりとしているが清潔な施設で汗を流すだけなら十分でした。JAF、モンベルなどの会員で50円引き 大人一人650円 小屋の予約サイトについて どちらの小屋もオンラインでの予約が可能 尾瀬沼ヒュッテ https://d-reserve.jp/GSEA001F01300/GSEA001A01?hotelCode=0000002793 尾瀬小屋 https://www.ozegoya.co.jp/reserve/ |
写真
乗客は我々のみ！日曜日にここから大清水に向かう客は稀なようです。
降りる時にドライバーに聞いてみたら、お盆が明ければこんなもんですとのこと。
日曜日にここから大清水に向かう客は稀なようです。
降りる時にドライバーに聞いてみたら、お盆が明ければこんなもんですとのこと。
一ノ瀬行きのシャトルバスが30分間隔で運行されています土日であれば始発は5時半、最終は16時半
我々は10時半のタクシーで一ノ瀬へ向かいます
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土日であれば始発は5時半、最終は16時半
我々は10時半のタクシーで一ノ瀬へ向かいます
一人なら大清水から歩くのですが、今日は奥さんがいるのでチートしました。
よっぽど美味かったのでしょう、このあと一気に半分ほど飲まれてしまいました。
山の中とは思えない料理
しかも決済にカードが使えるのはありがたい
これは燧ヶ岳に登らないといけません
ここからは通常速度
見晴にはお昼に到着予定
木道がありますがかなり朽ちている、前情報通りあまり管理されていません
写真で見ると何処を登るのかよくわかりませんが実際はそんなに迷うようなことは無い、ルートは明瞭です
先の見えない岩場の急登が延々と続く
実際はそんなに迷うようなことは無い、ルートは明瞭です
先の見えない岩場の急登が延々と続く
いい眺めだ
この辺りで樹林帯を抜けます
八合目で長英新道と合流目の前に見えるは俎��
�瑤箸六海領患�した岩壁、特に断崖絶壁を指す漢字とのこと。岩の古い表現とのことです。
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目の前に見えるは俎��
�瑤箸六海領患�した岩壁、特に断崖絶壁を指す漢字とのこと。岩の古い表現とのことです。
少し休憩入れてから尾瀬ヶ原目指して降りましょう。
毎度の事ながら、登りも降りも殆ど同じペースでした
お待たせしました〜
ビールで乾杯。あまりの美味さにお代わりしてしまった
丁子菊 晩夏から秋にかけて咲くそうです
あまり見たことがない花でしたが、毒草
紫の花は毒草が多いのかな？
既に足元に落ちてますね。忘れるわけだ。
私だけ取りに戻りました
吊り橋を渡って見晴に戻ります
東電小屋の缶バッジはまだ沢山ありましたよ
この辺りからそこらじゅうに咲いていて有り難味が薄れてしまいました。
今日は充実した1日でした
「藺」あまり見ない漢字だ
藺 読み：い 意味：いぐさ科の多年生植物
ozeクママフィンと自家製ティラミスをセットで頼みました。これで2000円はお値打ちだと思う。
うーん、山頂だけ見えているがどうだろうか？登れるかな？
セリ科の花は似たようなのが多く紛らわしいのであんまり好かん
痛恨のチェックもれ
ここもヤマスタのチェックポイントだったのです
逆さ燧ヶ岳の撮影ポイントとのことなのだが残念
登りだけの一方通行
森林限界までの往復はOKなようです
暑いので全開では登らんけどまあ2時間もかからんだろ
亜種が多くて沙参系はよくわからん。沙参系は薬ですね。
登山口から1時間50分
尾瀬の2座を二つとも登れたのは幸運でした。
葉っぱに針がない、はて？よく分かりません
小至仏山から1時間10分程でスピーディに下山できました
奥さんとも無事合流ちとお高い餡掛け蕎麦と尾瀬小屋の弁当で昼飯タイム
十割蕎麦との謳い文句だったのだが
餡掛けは誠に残念、蕎麦の風味も台無し
普通の盛り蕎麦が食いたかった
ちとお高い餡掛け蕎麦と尾瀬小屋の弁当で昼飯タイム
十割蕎麦との謳い文句だったのだが
餡掛けは誠に残念、蕎麦の風味も台無し
普通の盛り蕎麦が食いたかった
鳩待峠から乗合タクシーにて下山特に時間が決まっているわけでもなく人数が集まれば随時出発してました。運賃は1300円也で下山口にある販売機で事前にチケットを購入しなくてはいけません。（現金のみ）
特に時間が決まっているわけでもなく人数が集まれば随時出発してました。運賃は1300円也で下山口にある販売機で事前にチケットを購入しなくてはいけません。（現金のみ）
装備
| 個人装備 |
ワークマン長袖(黒色)
ワークマンタイツ(黒色)
Tシャツ(オレンジ)
ズボン(黄色)
レインウェア(上煉瓦色・下黒色・ハット青)
ぺツルヘッドランプ
保険証
iPhone15
サングラス(UVEX調光)
T型ストック(LEKI1本)
コンパス(SILVA)
ココヘリ(004510-108)
靴(スポルティバTX4)
GPS時計(fenix6X)
水（ペット2本)
タオル１本
キャップ帽子(赤色)
携帯トイレ1式
ファーストエイド
日傘
ザック(ミレーGRX2.2 青)
|
|---|
感想
「夏が来れば思い出すー（中略）はるかな尾瀬、遠い空」
我々の世代は、小学校の頃、音楽の授業で習っているので知らぬ者はいないだろう。
前から気にはなっていたものの、岐阜からだとかなり遠いので躊躇してきたのだが、妻も行きたいということなので、歩けるうちに思い切って行ってみることにした。
土地勘が全くないので、他の人のレコなどを参考に入山口などを調べていくと、一ノ瀬、鳩待峠あたりが入山口としては良さそうなものの登山口にはマイカーで直接という訳にはいかないことが分かって来た。また小屋数もかなり多く、尾瀬沼や見晴、山ノ鼻には複数の山小屋が存在していて選ばなくてはならない、今までの登山計画とは勝手が違ってなかなか悩ましかった。
今回は奥さんと尾瀬を散策というのが一番の目的なのだが、燧ヶ岳、至仏山という百名山に選ばれている2座の登山口があるとなると少し欲が出る。まあ、宿予約があり日程が固定されているので天気に恵まれないと登山は難しい。事前の天気予報はあまり芳しくなかったので、大人しく妻と一緒に尾瀬散策をするつもりで入山した。
1日目
一ノ瀬から入山して初日は尾瀬沼までのんびり歩いて妻の足慣らし。
尾瀬沼に降りてから夕立に遭遇したものの、丁度いい具合に雨宿りも出来て体を濡らすことなく宿に到着できたのは幸運だった。宿でチェックインする際に宿のオヤジに翌日以降の予定を聞かれたので、天候が許せば明日は燧ヶ岳に登るつもりだと話すと今日の夕立で登山道は田んぼ状態なのであまり登山には適さない、登っても山頂は真っ白だろうとの話。天気が良ければ翌朝5時に出発して長英新道をピストンして10時前に宿に戻ってから妻と見晴まで一緒に歩くつもりだったのだが、オヤジと話しているうちにモチベーションが下がってしまった。
2日目
翌朝、曇天なら登山はすっぱり諦めるつもりだったのだが、雲一つない快晴。しまった予定通り行動すれば良かったと後悔したものの、これは密かに暖めていたBプランの出番だ。Bプランは沼尻まで妻と一緒に歩いて、沼尻から見晴までの約4kmの下り道は妻一人で歩いて貰い、私はナデッ窪を直登して見晴新道で下山するというもの。
ナデッ窪は管理されておらず荒れ気味らしいが、沢筋に水がなければ問題なかろう。
予定通り歩ければ、妻が先着して2時間ほど待たせるものの昼飯は見晴で一緒に取れるはずだ。Bプランを妻に説明すると一人で歩くことを快く同意してくれた。沢筋なので水が心配だったが殆ど水は無かったので予定通り直登、沢筋特有の岩場だが安定しており難路というほどでもなかった。ペースを上げにくい道だったので100分弱もかかってしまったが無事に俎�瑤謀�着、見晴には妻に遅れること約2時間、予定通りの12時頃に下山できた。昼は尾瀬小屋にて優雅な昼食とビールを堪能し、午後は尾瀬ヶ原の散歩と尾瀬小屋のスイーツで妻とのデートを楽しんだ。
3日目
まずまずの天気に恵まれたので、山ノ鼻まで尾瀬ヶ原を約7km、2時間ほど一緒に歩き、山ノ鼻からは鳩待峠への3km、180m程の登り行程を妻には単独で歩いてもらう。このルートであれば妻の足でも2時間は掛からない、あまり長時間待たせるのも悪いので山ノ鼻研究自然園で1時間ほど散策してから峠に向うようにしてもらった。（後で妻に聞いたところ、自然園の木道上に新鮮な熊のフンがあったとの事、調べてみたら水芭蕉の実を食べに結構クマが出没する所のようだった。遭遇しなくて本当に良かった。）
山ノ鼻から至仏山への道も結構な急登だったがこちらは登る方が多いので心強い。山頂までに10人ほど遭遇した。下山に入ると峠からピストンする人も多いようで、2PT10人ほどの方とスライドした。予定通りに行程を消化して12時半頃に鳩待峠に下山、妻は1時間ほど待ったようだ。
今回は天候に恵まれたのが大きかった、あまり山に慣れていない妻が2日目、3日目一人で歩くパートを無事に歩いてくれたのもありがたかった。おかげで欲張りな行程をほぼ予定通りに消化して尾瀬散策と山登りを楽しむ事が出来ました。感謝・感謝です。
妻の行動記録はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8603631.html
尾瀬ヶ原の様子
https://youtu.be/Cc-Y41Q8fhA
こっそり拍手
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