剱岳定着 2025登攀夏合宿



- GPS
- 32:44
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 4,279m
- 下り
- 4,571m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:25
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 4:41
- 合計
- 8:32
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:40
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:09
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:48
- 山行
- 2:37
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:56
day 2 VI峰 A face, 三ノ窓 泊
0737 取付
0805 登り始め
0950 TO
day 3 チンネ左稜線,三ノ窓 泊
先行パーティー1あり
0550 登り始め
0915 核心部
1130 TO(渋滞待ち参考)
1300 三ノ窓に到着してから雨が降り始めた.
day 4 チンネ中央チムニー,剱沢 泊
0539 登り始め
0844 TO
day 5 VI峰 C face,剱沢 泊
day 6 下山 室堂へ
天候 | day 1 晴れ day 2 曇り,時々雨 day 3 晴れ,1300頃から雨,時々曇り day 4 晴れ,曇り day 5 曇り,晴れ day 6 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
4年目の夏合宿.前半は雨で停滞が多かったため,我々後発隊は入山日を遅らせた.6日間に短縮したがOB 1人の協力もあり全体的には充実した内容にできたと思う.池の平−北方稜線隊と三ノ窓で1泊ともにすることもでき,いい計画にできた.今年の雪渓は昨年よりも大分残っており,水の確保も全く問題なし.念のため担いで登ったが,その必要はなくもっと食料を充実させればよかったと後悔.三ノ窓では東北大学山岳部OBG隊とお会いした.なんとTUSACのOBの弟さんがいて,予てより一度お会いしたいと思っていたため,突然の邂逅に少々感動した.
8/15 day 3 のチンネ左稜線の話.2, 4 p目あたりの偶数ピッチと,最後の方のピッチをリードしたと思う.あまり記憶していない.広いフェースのピッチでは,先行隊のビレイヤーから提案があり,ビレイヤーが登り始める前に登らせていただいた.ロープに干渉しないよう中間支点を選んだため,少しランナウトする箇所もあったが,傾斜はきつくなくホールド・スタンスも豊富なのでなんてことはない.登り始めから数時間もするとガスが出始め,視界が10 mもないほどだった.途中,遠くで聞こえていたヘリコプターの音が近づき,「すぐ目の前にヘリが現れるのでは」と思うほどにうるさかった.結局,ヘリの姿は見えなかったが,後に知った話だと北方稜線の遭難者を捜索する富山県警のヘリだったらしい.なお,遭難の当事者とは前日池ノ谷ガリーと三ノ窓で会話しており,後日,剱沢野営場でOBや後輩らが情報聴取に応じていた.
我々が懸垂下降するころには,後続の東北大隊も登り終えていた.懸垂下降はルンゼに直接下る方向ではなく,一旦コルに降りるルートを選んだほうがよい.先行して下降した2年生から「ロープがスタックして回収ができない」と合図があり,僕の番で下降ルートを変えた.
ここ最近はクライミングモチベが下がっており,リードは基本的に2年生に任せた.「痺れるクライミングにはならずどうせ登れるだろう」という気持ちが先行してしまう.チンネ左稜線は嫌ではないがとてもワクワクというほどではなかったが,それでも(景色は霧により全くないけど)快適な岩で,心配していた渋滞や時間切れもなく,難しくもなく楽しかった.
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する