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Yamareco

記録ID: 8577797
全員に公開
ハイキング
白神山地・岩木山

白神岳(マテ山コース)

2025年08月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:01
距離
13.1km
登り
1,098m
下り
1,150m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:47
休憩
1:14
合計
8:01
距離 13.1km 登り 1,098m 下り 1,150m
8:10
1
スタート地点
8:11
35
8:46
8:47
37
10:22
1
10:23
10:30
1
10:31
96
12:07
12:12
19
12:31
12:37
2
12:39
12:50
4
12:54
13:03
22
13:25
63
14:28
14:34
24
14:58
15:05
28
15:33
15:34
23
15:57
16:01
9
16:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 前日深夜に秋田県最北の道の駅「はちもり」に入り、車中泊。早朝、道の駅横の「お殿水(湧水)」で水を補給した後、国道101号を北上。青森県に入り、深浦町黒崎(白神岳登山口駅がある集落)で右折し、日野林道を2.3km進み、白神岳登山口休憩所(駐車場)まで移動。白神岳登山口駐車場(70台可)に駐車。その上の休憩所(宿泊不可)にトイレあり。
コース状況/
危険箇所等
 白神岳登山口駐車場から舗装された林道を進むと約10分で旧登山口(記帳所)がある。記帳所で入山届を提出し、下山時に下山届に記入する。登山道は整備されており、案内表示や急登箇所にはロープ等が設置されている。
 前日の雷雨により、二股分岐〜最後の水場までの間(登山口から1h強の地点)で倒木が登山道を塞いでいた。登山開始時に、早朝入山した女性が「倒木を通過する技術がなかったのでそこから引き返して来た。」と下山してきた。
 登山口駐車場付近は携帯の圏外で、他のアプリがフリーズ状態になってしまったため、ヤマレコを登山開始にできなかった。旧登山口(記帳所)付近まできて電波が通じたので、そこから登山開始になっている。
 
その他周辺情報  下山後に五能線・白神登山口駅(無人駅)に寄ってみた。駅周辺は道路が狭く、車が入れないので、徒歩で駅舎に入る。駅から白神岳往復する登山者もいる。
 その後、十二湖に移動し、遊歩道を15分程歩いて、展望台から日本キャニオンを見学した。
二股分岐(左;マテ山コース【一般向け】、右;二股コース【上級者向け】) 前日の雷雨で沢沿いの二股コースの状況が不明なので、一般向けのマテ山コース往復を選択する。
ここまでは、ブナにヒバやネズコなどの針葉樹が混じる。
2025年08月18日 08:43撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 8:43
二股分岐(左;マテ山コース【一般向け】、右;二股コース【上級者向け】) 前日の雷雨で沢沿いの二股コースの状況が不明なので、一般向けのマテ山コース往復を選択する。
ここまでは、ブナにヒバやネズコなどの針葉樹が混じる。
最後の水場の一つ手前の湧水。先行の女性が休憩していて、この先の最後の水場よりいいと教えてくれた。先行の女性は、地元の登山道の巡視員で、途中にあった倒木(先行の女性入山者が登山を断念した場所)は前日の雷雨で生じたもので、通過を困難にしている状態なので、至急撤去するよう登山道管理者に連絡すると言っていた。
2025年08月18日 09:38撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 9:38
最後の水場の一つ手前の湧水。先行の女性が休憩していて、この先の最後の水場よりいいと教えてくれた。先行の女性は、地元の登山道の巡視員で、途中にあった倒木(先行の女性入山者が登山を断念した場所)は前日の雷雨で生じたもので、通過を困難にしている状態なので、至急撤去するよう登山道管理者に連絡すると言っていた。
最後の水場。流水量は多いが、湧水でなく沢水らしい。飲用のカップが設置されていた。
2025年08月18日 09:41撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 9:41
最後の水場。流水量は多いが、湧水でなく沢水らしい。飲用のカップが設置されていた。
倒木に生えるキノコ
2025年08月18日 10:12撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 10:12
倒木に生えるキノコ
マテ山周辺のプナ林。マテ山は分岐から1分程度のすぐ近くにある。三角点はあるが、展望はない。
2025年08月18日 10:27撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 10:27
マテ山周辺のプナ林。マテ山は分岐から1分程度のすぐ近くにある。三角点はあるが、展望はない。
マテ山への分岐。巡視員の話によると、マテ山の山名の由来は、マテ貝という説があるが、刀と鞘に収まった特異化な形状をしたマテ貝とどう関係しているのかは不明と教えてもらった。
2025年08月18日 10:33撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 10:33
マテ山への分岐。巡視員の話によると、マテ山の山名の由来は、マテ貝という説があるが、刀と鞘に収まった特異化な形状をしたマテ貝とどう関係しているのかは不明と教えてもらった。
プナ林の隙間から初めて隣(北側)の山並みが見えた。
2025年08月18日 10:39撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 10:39
プナ林の隙間から初めて隣(北側)の山並みが見えた。
プナ林内の登山道(ブナ街道)
2025年08月18日 10:47撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 10:47
プナ林内の登山道(ブナ街道)
ブナの樹高が低くなり、展望が開けてきた。深浦町の海岸線(五能線十二湖駅〜陸奥岩崎駅付近)が見えた。
2025年08月18日 11:37撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:37
ブナの樹高が低くなり、展望が開けてきた。深浦町の海岸線(五能線十二湖駅〜陸奥岩崎駅付近)が見えた。
白神岳から秋田県側(南側)に続く稜線
2025年08月18日 11:49撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:49
白神岳から秋田県側(南側)に続く稜線
マテ山コースの登ってきた尾根と日本海(白神岳登山口駅のある深浦町黒崎の海岸白神岳)
2025年08月18日 11:50撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:50
マテ山コースの登ってきた尾根と日本海(白神岳登山口駅のある深浦町黒崎の海岸白神岳)
白神岳の稜線。山頂避難小屋が見えた。
2025年08月18日 11:53撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:53
白神岳の稜線。山頂避難小屋が見えた。
白神岳の稜線に建つ山頂避難小屋をズーム。
2025年08月18日 11:54撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:54
白神岳の稜線に建つ山頂避難小屋をズーム。
白神岳の稜線
2025年08月18日 11:54撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 11:54
白神岳の稜線
大峰岳分岐(十二湖コースへの分岐)付近から見た向白神岳(白神山地最高峰)の山並み。奥に岩木山が見える。
樹高が低くなり、ササ原が広がっている。
2025年08月18日 12:14撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:14
大峰岳分岐(十二湖コースへの分岐)付近から見た向白神岳(白神山地最高峰)の山並み。奥に岩木山が見える。
樹高が低くなり、ササ原が広がっている。
白神山地核心部の山並み(白神岳の東側の山域)
2025年08月18日 12:16撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:16
白神山地核心部の山並み(白神岳の東側の山域)
稜線から見るマテ山コースの尾根(右)と二股コースの谷(左)。中央の海岸近くにJR五能線白神登山口駅がある。
周辺は風衝草原となっている。
2025年08月18日 12:18撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:18
稜線から見るマテ山コースの尾根(右)と二股コースの谷(左)。中央の海岸近くにJR五能線白神登山口駅がある。
周辺は風衝草原となっている。
稜線から続く秋田県側(北側)の山並み。奥の日本海にうっすら見えるのが男鹿半島か?
2025年08月18日 12:18撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:18
稜線から続く秋田県側(北側)の山並み。奥の日本海にうっすら見えるのが男鹿半島か?
山頂避難小屋に近づいた。
2025年08月18日 12:20撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:20
山頂避難小屋に近づいた。
向白神岳の山並み。奥にピラミダルな岩木山が見える。
2025年08月18日 12:22撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:22
向白神岳の山並み。奥にピラミダルな岩木山が見える。
避難小屋に続く稜線の登山道。白神岳山頂は、避難小屋の少し先にある。
2025年08月18日 12:23撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:23
避難小屋に続く稜線の登山道。白神岳山頂は、避難小屋の少し先にある。
歩いてきた稜線の登山道。この近くに小さな祠があり、地図ではこの辺りが白神岳最高点(標高1235m)
稜線はササ原や風衝草原になっている。
2025年08月18日 12:27撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:27
歩いてきた稜線の登山道。この近くに小さな祠があり、地図ではこの辺りが白神岳最高点(標高1235m)
稜線はササ原や風衝草原になっている。
トウゲブキ。後ろはマテ山。
2025年08月18日 12:29撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:29
トウゲブキ。後ろはマテ山。
白神岳避難小屋とトイレ棟。避難小屋前にベンチがあり、ゆったり休憩をとる。先行の女性巡視員は丁寧にトイレ清掃をしていた。このような管理によってトイレなども快適に使えるようになっている。ありがとうございます。避難小屋には利用者ノートがあり、時々、宿泊等で利用されているようだ。
2025年08月18日 12:31撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:31
白神岳避難小屋とトイレ棟。避難小屋前にベンチがあり、ゆったり休憩をとる。先行の女性巡視員は丁寧にトイレ清掃をしていた。このような管理によってトイレなども快適に使えるようになっている。ありがとうございます。避難小屋には利用者ノートがあり、時々、宿泊等で利用されているようだ。
白神岳から南側の展望。白神山地核心部の山々(秋田県側)。
2025年08月18日 12:42撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:42
白神岳から南側の展望。白神山地核心部の山々(秋田県側)。
白神岳から南東側の展望。白神山地核心部の山々(青森県〜秋田県側)
2025年08月18日 12:42撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:42
白神岳から南東側の展望。白神山地核心部の山々(青森県〜秋田県側)
白神岳から東側の展望。白神山地核心部の山々(青森県側)
2025年08月18日 12:42撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:42
白神岳から東側の展望。白神山地核心部の山々(青森県側)
白神岳からたどってきた稜線(左)・トイレ棟(中央)・山頂避難小屋(右)を見る。
2025年08月18日 12:43撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:43
白神岳からたどってきた稜線(左)・トイレ棟(中央)・山頂避難小屋(右)を見る。
白神岳山頂(1232.4m)
2025年08月18日 12:43撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:43
白神岳山頂(1232.4m)
白神岳から岩木山が見えた。
2025年08月18日 12:47撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:47
白神岳から岩木山が見えた。
2025年08月18日 12:48撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:48
岩木山をズーム。
2025年08月18日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 12:49
岩木山をズーム。
入口には「白神岳大周満天避難小屋」の表札がある。避難小屋は2019年にふるさと納税制度を利用して修復、小屋名は2021年にネーミングライツ募集によって命名されたそうである。定員20人で、今シーズンの大雪で壊れた部分をブルーシートで覆っている。巡視員の話では、水場はやぶ漕ぎをして少し下ったところにあるらしい。
2025年08月18日 13:03撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:03
入口には「白神岳大周満天避難小屋」の表札がある。避難小屋は2019年にふるさと納税制度を利用して修復、小屋名は2021年にネーミングライツ募集によって命名されたそうである。定員20人で、今シーズンの大雪で壊れた部分をブルーシートで覆っている。巡視員の話では、水場はやぶ漕ぎをして少し下ったところにあるらしい。
下山開始。マテ山(左)と深浦町十二湖付近(中央)
2025年08月18日 13:06撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:06
下山開始。マテ山(左)と深浦町十二湖付近(中央)
これから下山するマテ山コースを一望。
2025年08月18日 13:20撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:20
これから下山するマテ山コースを一望。
稜線から見た向白神岳
2025年08月18日 13:10撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:10
稜線から見た向白神岳
マテ山コースの尾根。ここを下っていく。中央がマテ山。
2025年08月18日 13:30撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:30
マテ山コースの尾根。ここを下っていく。中央がマテ山。
ツリガネニンジン
2025年08月18日 13:31撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:31
ツリガネニンジン
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
2025年08月18日 13:48撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 13:48
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
2025年08月18日 14:11撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 14:11
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
2025年08月18日 14:23撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 14:23
ブナ街道(マテ山コース)のブナ林
前日の雷雨により生じた倒木が登山道を塞いでいた場所。朝、登山を中止し、引き返してきた単独行の女性が、通過困難と判断した場所。
2025年08月18日 15:18撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 15:18
前日の雷雨により生じた倒木が登山道を塞いでいた場所。朝、登山を中止し、引き返してきた単独行の女性が、通過困難と判断した場所。
倒木の下側を慎重に通過した。
2025年08月18日 15:20撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 15:20
倒木の下側を慎重に通過した。
登山口記帳所に着いた。下山届に下山日時を記入。下山届では今日の入山者は女性巡視員と私の2名のみ(女性巡視員は私の5分前に記帳所を通過していた)。
2025年08月18日 15:58撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 15:58
登山口記帳所に着いた。下山届に下山日時を記入。下山届では今日の入山者は女性巡視員と私の2名のみ(女性巡視員は私の5分前に記帳所を通過していた)。
駐車場広場に到着。駐車場の上に白神岳登山口休憩所がある。
2025年08月18日 16:11撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:11
駐車場広場に到着。駐車場の上に白神岳登山口休憩所がある。
広い白神岳登山口駐車場。
2025年08月18日 16:12撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:12
広い白神岳登山口駐車場。
白神岳登山口休憩所。
2025年08月18日 16:13撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:13
白神岳登山口休憩所。
休憩所の内部。宿泊不可とある。綺麗なトイレあり。
2025年08月18日 16:15撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:15
休憩所の内部。宿泊不可とある。綺麗なトイレあり。
クサギの花に吸蜜にきたカラスアゲハ
2025年08月18日 16:31撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:31
クサギの花に吸蜜にきたカラスアゲハ
五能線・白神岳登山口駅(無人駅)のホーム
2025年08月18日 16:45撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 16:45
五能線・白神岳登山口駅(無人駅)のホーム
展望台から見た日本キャニオン。浸食崩壊(地すべり)によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったU字谷大断崖。
2025年08月18日 17:28撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 17:28
展望台から見た日本キャニオン。浸食崩壊(地すべり)によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったU字谷大断崖。
大崩と崩山(左の山)、手前の崖が日本キャニオン。
白神岳登山道十二湖コース(十二湖〜大崩〜崩山〜大峰岳〜マテ山分岐〜白神岳のロングトレイル)は、大崩〜崩山〔左〕の稜線付近を辿る。
2025年08月18日 18:03撮影 by  iPhone 8, Apple
8/18 18:03
大崩と崩山(左の山)、手前の崖が日本キャニオン。
白神岳登山道十二湖コース(十二湖〜大崩〜崩山〜大峰岳〜マテ山分岐〜白神岳のロングトレイル)は、大崩〜崩山〔左〕の稜線付近を辿る。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 タオル ストック

感想

 今年の夏は、早々と梅雨明けし、7月から猛暑が続く、空梅雨の様相を呈していたが、8月上旬になると、突如、北日本に梅雨前線が現れ、天候不順となった。東北遠征中、天気の晴れ間を狙って、世界遺産・白神山地を初めて訪れた。
 白神山地は、世界最大級の広大なブナ天然林が分布するという理由で1993年ユネスコ世界自然遺産に登録された。白神山地で一般登山道が整備され、唯一登れるのが白神岳。広大なブナ林の多くは核心部にあり、一般登山者の入山は困難である。それでも、白神岳でその世界一の広大なブナ林を見たいと期待しての登山だった。
 マテ山〜白神岳の尾根沿いの登山道は^ブナ街道^と呼ばれ、ブナ林が続くが、残念ながら、広大左を感じるほどではなかった。ブナ林内には低木なども多く見通しが悪いことやブナの巨木をあまり見かけなかったからである。新潟県や山形県など日本海側の山々には、もっと立派で美しいブナ林が各地で見られる。白神山地の広大なブナ林を体感するために、いつか登山道のない核心部に入山してみたいと思った。
 白神山地の最高峰は、向白神岳(1243m)。白神岳(1235m)がそれに続く。1200mそこそこの山だが、登山口の標高が低いので、白神岳も標準で上りに4〜5時間程度を要するロングコースとなる。また、二股分岐より下は、ブナにビバやネズコの針葉樹が混じるが、それより上はブナ林となるが、ブナ林の上は亜高山性のアオモリトドマツなどの針葉樹林を欠くので、偽高山帯になっていて、山頂一体はササ原や高茎草原になっているのも特徴である。

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