やる気の出ない週末は、赤城自然園と覚満淵周辺散策


- GPS
- 02:04
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 93m
- 下り
- 95m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(覚満淵ほか)県立公園駐車場に車を置き、覚満淵と赤城大沼周辺を散策。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、覚満淵周辺は笹が遊歩道まで茂っているところがあるので、念のためヤマビルなどに注意した方がいいかもしれません。また、ビジターセンターや鳥居峠のレストハウスは改築のため休業中です。 |
その他周辺情報 | ランチは前橋市内の手打そば浅川で、金砂郷産のそば粉を使った天せいろそばを頂きました。 |
写真
感想
先月は久しぶりの新たな百名山、聖岳を登頂しやる気スイッチが入ったものの、直後のコロナ罹患で自宅療養。満を期して向かった先週末の榛名山ではヤマビルに噛まれ、真っ赤に腫れて熱を持ち、痒くて痒くて仕方がない状態が4日ほど続きました。
新しい生活様式なんてすっかりなくなったしコロナに罹ってもなんのショックもなかったけど、行き慣れて勝手知ってるはずの榛名山でヤマビル被害にあったのはもの凄くガッカリでした。そんなタイミングで飛び込んできた羅臼岳でのヒグマ襲撃事件。
全国の百名山をガツガツ登っていたころは、山の先輩たちから「百名山はいくつやったんだい」とか聞かれ、山は登らせてもらうもの、やったとかって犯ったみたいで品がないと思っていました。自然は制覇する対象物ではなく、親しく接するものだと。
そんなファンタジーを見事に裏切る自然界からのお知らせ。考えればヤマビルもヒグマも生きることに一生懸命なだけなのだろうし、植物だって毒があるのもある。人間とフレンドリーになる必要性なんて、身を守る観点から言えばほぼないのだと思う。
ちょっと花見に行くだけだからとか、みんなが行く百名山に自分も行きたいとか、そういう人間の都合は自然には理解不能、というか理解する必要もないし、そこに何か隙があるなら見事に突いてくるのが怖い。そう、自然って素晴らしいけど怖いのだ。
アイヌ神話で風の神、ピカタカムイとオキクルミというのがある。普段は静かに刺繍に勤しむ風の神は急に、自分が舞い大風を起こして存在感を示したいと思い立つ。村が復興するたびにそれが気にくわないと何度も大暴れするが、無傷の家が一軒ある。
そこは人間界に降り立った神、オキクルミの住む家。理不尽な風の神にオキクルミは制裁を加えるが、最後は神として扱い滅ぼすことはしない。アイヌの方々が農耕をするかは知らないが、風は人間にとって必要なもの。雨や風は適度にないと困るのだ。
凄い力を持ったオキクルミみたいなヒーローは都合よく現れないだろうけど、相手が神でも度が過ぎれば制裁する、しかし滅ぼさない。自然って人間のやることの合わせ鏡みたいなところはあるけど、共存していくヒントはあるなと思った今週末でした。
コメント
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前レコの榛名のヤマビル、自分にしてもショックでしたよ。朝早く行くのも良し、夕涼みがてら歩くのも良しの榛名も注意深く歩かないといけないわけですネ。そして今日の赤城、自然園を含めて秋が近づいてるのが判りました。猛暑復活とは言え日は短くなりゲリラ豪雨の範囲も狭まった感じで秋は着実にでしょうか?オミナエシ・ワレモコウ・ハギの花を目にするとほっとしますよ😊
羅臼岳でのヒグマ襲撃事件、残念な結果ですね。その昔山登りはしなかったんですが岩尾別のYHに泊まり意気投合した人とカムイワッカの滝で湯に浸りました。女子供は下の方、若い奴は上の方なんて言われて素っ裸で上を目指して登った記憶があります。当時も熊は当然いたわけだしお互い適度な距離もあったんでしょね。ヤマビルと共々これからの山歩きを考えさせられたお盆でした。
そして羅臼岳ヒグマ事件、茂みに引き込まれたと聞いた時点でかなり厳しいと感じましたが、食べる目的で襲う熊は、ヒグマでもツキノワグマでもたちが悪い。自分が訪れたのも四半世紀前ですが、登山者数も今みたいに日に百人なんて居なかったし、熊が道路に出没して観光客が車から眺めるなんて場面もなかった気がします。明らかに動物との距離が近すぎる、容疑者の親子熊は直近レコで何度も登場してたけど女子はスルー、なんで難易度高いはずの若い男子を狙ったのかはわかりませんが、人の近くに出る有害動物は積極的に駆除しないと同じようなことは起こると思いました。
今日は12時〜15時まで園内にいたのですが、お目に掛かれず残念です。自然の中でカブトムシやクワガタを見つけると子供の頃を思い出しますよね。
赤城山は涼しかったでしょうね!
上手く「描けて」ますが、何かのアプリ?
こんにちは😄
普段?の週末のお花便り、毎度の事ですが綺麗ですねー。
そんな中に「キツネノカミソリ」^o^
大分前からですがこの花は私にも分かります。
今、三毳山で大群生が見れます(^。^)
アレは春のカタクリに負けず劣らず的なですね、圧倒されます^o^
赤城は標高も有り山ビルは大丈夫でしたね。
先週は羅臼岳のヒグマ事故、報道やネット情報に釘付けでした。
私達は10数年前に観光で知床世界遺産を訪れました。
その時に観光バスから見たヒグマ驚きました。
2mを超えるバスに近い体長の母熊が小熊二頭を従えてバスの前をゆっくりと道路を横断して茂みへ、、、。
乗り合わせた観光客はほぼ全員唖然として、口アングリでした(°▽°)
自慢の一眼レフで撮った写真は大きなお尻の母親と思しき姿のみ、
イヤイヤあの姿を目の当たりにしてからは北海道のお山は危険だと察知しました。
スキーでは何度も訪れパウダーも体験^o^
板と缶ビールを担いでニセコスキー場のゲレンデトップから山頂を目指した事も有りますが、
夏山はもう行けませんね。
あの巨体を目の前にしたら熊スプレーなど何の意味も無さそうです。
ベテランのガイドさんとかとなら?ですね。
5月に訪問した赤城自然園、当時はクマガイソウ、
シラネアオイ、オオヤマレンゲなど驚きの種類に
感激しました。今はレンゲショウマが盛りなんですね。
お近くてうらやましいです。
聖岳は残念です。気力が復活しますように!
羅臼岳のヒグマ、自分はこの山は6月の残雪期に
登り、誰にも会わない登山でした。
今回の惨状を聞くにつけ、無謀だったなと思っています。
百名山を狙う方には気の毒ですが、羅臼岳は
登山道に死角が多く、現状以上の安全対策は難しいので
浅間山、草津白根、岩手山のような火山系の山と同じく
登山禁止の百名山になるかもしれないですね・
ご安全に!
とても感慨深い感想でございました🫡
私も百T を着て登山をしていると 「いくつクリアしたの?」「
もう 何座 やっつけたの?」
と聞かれることも たまにあり yamaonseさんと同じ想いになったことがございました。
じゃあ自分がそんな想いがなかったか と言われれば、否定せざるを得ないのが正直な感想です🫣
利他の心と謳いながら結局は自分のためにやってるよな、とふと考えることもございます🥹
ありがとうございました🤩
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