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Yamareco

記録ID: 8568093
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳、試練の山こそチームワーク

2025年08月15日(金) 〜 2025年08月17日(日)
 - 拍手
セキヒロ その他12人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
17:34
距離
16.6km
登り
1,525m
下り
1,550m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:14
休憩
0:20
合計
3:34
距離 5.1km 登り 515m 下り 478m
12:42
1
スタート地点
12:43
12:45
8
12:53
5
12:58
5
13:03
8
13:11
6
13:35
13:42
99
15:21
15:32
40
16:16
2日目
山行
6:54
休憩
3:23
合計
10:17
距離 6.6km 登り 853m 下り 851m
4:00
30
4:30
4:32
43
5:15
5:19
77
6:36
6:44
27
7:11
7:17
25
7:42
8:04
1
8:05
8:24
8
8:32
8:40
24
9:04
9:30
31
10:01
10:10
5
10:15
10:16
9
10:25
10:42
21
11:03
11:16
7
11:23
12:04
55
12:59
13:09
20
13:29
13:46
31
14:17
3日目
山行
3:23
休憩
0:12
合計
3:35
距離 4.9km 登り 464m 下り 512m
6:12
10
6:22
6:25
64
7:29
7:34
76
8:50
12
9:02
9:05
10
9:15
9:16
11
9:27
10
9:37
7
9:44
3
天候 8月15日(金)晴れ
8月16日(土)曇りのち晴れ、気温13度
8月17日(日)晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
その他周辺情報 【剱澤小屋】
・部屋は各部屋8名定員で、上下二階層の作り。ザックは廊下の棚に置く。
・シャワーの時間は女性、男性と1時間毎に交代。シャワーブースは3個。
シャワー時間:女性は12:30~13:30、14:30~15:30、16:30~17:30
男性は13:30~14:00、15:30~16:30、17:30~18:30
※ブース前にスリッパを置いて利用中の人数が分かるようにしておく(小屋ルール)
・夕食メニューは【一日目】トンカツと豚汁、【二日目】エビフライ&コロッケ、ビーフシチュー
開始時刻に食堂前に並ぶ。その時にご飯の量の確認あり。大盛り、中盛り、小盛り。あとでおかわりも可能。
布団はミズノ社製のブレスサーモ(高機能)
・消灯21:00、朝早く出発する方もお部屋で休まれているので、夕食後は談話室を利用する。
・洗面所の水は飲料水として利用可(お腹の弱い人はやめた方が良いとのこと)。食堂にお湯、お茶のポットあり(無料)。コーヒーは有料(100円)
・コンセントあり(無料)。ゴミ箱あり(小屋の受付付近)
・乾燥室は夕方の2時間くらいヒーター稼働
・電波ほぼ無し(外の劔澤小屋の看板裏辺りが割と繋がりやすいとの事)。
・剱人(つるぎびと)Tシャツ販売してます。

【みくりが池温泉】
・日帰り入浴1100円/9:00〜、喫茶8:30〜(ハーフピザのビールセット!)、ランチ(ブラックラーメン!)11:00〜
・入浴時、荷物は食堂内に置くことができる。脱衣所に鍵付きロッカーあり。シャンプー、ボディーシャンプ一、ドライヤーあり。
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
【一日目】
今回はツアー添乗で剱岳へ。
電鉄富山駅から地鉄で立山駅へ移動。
1
【一日目】
今回はツアー添乗で剱岳へ。
電鉄富山駅から地鉄で立山駅へ移動。
立山駅から美女平までケーブルカーで移動。
立山駅から美女平までケーブルカーで移動。
みくりが池。
この前日に、池で遊泳するクマが目撃されている。
みくりが池。
この前日に、池で遊泳するクマが目撃されている。
石畳の道で雷鳥沢キャンプ場へ。
立山方面はすっぽりガスの中。
1
石畳の道で雷鳥沢キャンプ場へ。
立山方面はすっぽりガスの中。
雷鳥沢キャンプ場から浄土沢を越えます。
雷鳥沢キャンプ場から浄土沢を越えます。
雷鳥坂を登る。
別山乗越から剱沢の野営場へ。
別山乗越から剱沢の野営場へ。
3日間お世話になる剱沢小屋です。
3日間お世話になる剱沢小屋です。
ガスで前剱までしか見えませんが、迫力十分ですね。
4
ガスで前剱までしか見えませんが、迫力十分ですね。
【二日目】
4時、ヘッドライトを使用してスタート。
今回は10名を2パーティに分けて進みます。
【二日目】
4時、ヘッドライトを使用してスタート。
今回は10名を2パーティに分けて進みます。
剣山荘を越えると、クサリ場が始まります。
剣山荘を越えると、クサリ場が始まります。
まだ足元も暗いので慎重に。
まだ足元も暗いので慎重に。
徐々に朝日が入り始めました。
徐々に朝日が入り始めました。
ハクサントリカブト(白山鳥兜)
ハクサントリカブト(白山鳥兜)
一服剱までくると朝焼けの空。
2
一服剱までくると朝焼けの空。
神々しい…
気分が上がってくる風景。
2
気分が上がってくる風景。
遅いスタートだったけど、案外登山者は少ない模様。
1
遅いスタートだったけど、案外登山者は少ない模様。
イワツメクサ(岩爪草)
2
イワツメクサ(岩爪草)
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
1
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
皆さん楽しくしゃべりながらも、各ポイントではちゃんと集中していました!
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皆さん楽しくしゃべりながらも、各ポイントではちゃんと集中していました!
風が強いので、みんなで肩を寄せ合ってました。
何だかほっこり♪
1
風が強いので、みんなで肩を寄せ合ってました。
何だかほっこり♪
「門」です。
ここからが核心部。
1
「門」です。
ここからが核心部。
イワカガミ(岩鏡)の生き残り。
1
イワカガミ(岩鏡)の生き残り。
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
1
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
2
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
ガスが否応なく岩山の雰囲気を醸し出しています…
1
ガスが否応なく岩山の雰囲気を醸し出しています…
まだまだ集中!
ミネウスユキソウ(峰薄雪草)
1
ミネウスユキソウ(峰薄雪草)
いよいよカニの縦バイです。
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いよいよカニの縦バイです。
ファイト〜
イッパーツ!
ガイドさん、バッチリ写真撮ってくれてました!
3
イッパーツ!
ガイドさん、バッチリ写真撮ってくれてました!
皆さん健脚です!
2
皆さん健脚です!
山頂間近、太陽出てきたぞ〜
1
山頂間近、太陽出てきたぞ〜
剱岳(2999m)
いつから木刀が…?
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剱岳(2999m)
いつから木刀が…?
全員登頂でき、皆で喜びを分かち合いました。
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全員登頂でき、皆で喜びを分かち合いました。
石の三角点、この山には似合うなぁ。
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石の三角点、この山には似合うなぁ。
上空は青空でした。
2
上空は青空でした。
さて下山。
登りと同じくらい時間を要するので慎重に…
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さて下山。
登りと同じくらい時間を要するので慎重に…
ド根性石!
ガスのおかげで高度感は低め。
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ガスのおかげで高度感は低め。
ミヤマシオガマ(深山塩竈)
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ミヤマシオガマ(深山塩竈)
岩が湿ってなくて、本当に良かった。
1
岩が湿ってなくて、本当に良かった。
「下りなのに登るんだ〜」
こんな声が聞こえてきました(笑)
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「下りなのに登るんだ〜」
こんな声が聞こえてきました(笑)
そんな中でも皆さん、岩登りを楽しんでおられました。
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そんな中でも皆さん、岩登りを楽しんでおられました。
平蔵谷、いつか登ってみたい…
2
平蔵谷、いつか登ってみたい…
フデリンドウ(筆竜胆)
1
フデリンドウ(筆竜胆)
チングルマ(珍車)は9割方が果穂でした。
2
チングルマ(珍車)は9割方が果穂でした。
下山中、何度もヘリが旋回。
後で分かったのですが、前日に早月で遭難した方の捜索だったみたい…
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下山中、何度もヘリが旋回。
後で分かったのですが、前日に早月で遭難した方の捜索だったみたい…
やっぱり剱岳はカッコよかったです。
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やっぱり剱岳はカッコよかったです。
前劔にて。
青空が戻ってきた。
3
前劔にて。
青空が戻ってきた。
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
こっちのチームの皆さんはとにかく賑やかでした。
チーム全体の雰囲気は最高でしたね!
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こっちのチームの皆さんはとにかく賑やかでした。
チーム全体の雰囲気は最高でしたね!
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
1
ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
ハクサンフウロ(白山風露)
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ハクサンフウロ(白山風露)
離れてしまうのが名残惜しい山です。
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離れてしまうのが名残惜しい山です。
でも剣沢まで帰らないとね。
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でも剣沢まで帰らないとね。
ミヤマリンドウ(深山竜胆)
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ミヤマリンドウ(深山竜胆)
アオノツガザクラ(青の栂桜)
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アオノツガザクラ(青の栂桜)
イワイチョウ(岩銀杏)
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イワイチョウ(岩銀杏)
チングルマ(珍車)
1
チングルマ(珍車)
10時間歩き、無事に剣沢小屋に戻ってきました!
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10時間歩き、無事に剣沢小屋に戻ってきました!
剱岳、感動をありがとう!
4
剱岳、感動をありがとう!
小屋までで休んでいると、またもやヘリの姿が。
どうやら平蔵谷で救助要請があったらしく、要救助者を揚げ降ろししていたようです。
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小屋までで休んでいると、またもやヘリの姿が。
どうやら平蔵谷で救助要請があったらしく、要救助者を揚げ降ろししていたようです。
これね…いつかご馳走になってみたいぞ。
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これね…いつかご馳走になってみたいぞ。
食堂に設置された登山道マップ。
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食堂に設置された登山道マップ。
【三日目】
お盆休みの最終日とあって、ヘッドライトの列は前日より多かったみたい。
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【三日目】
お盆休みの最終日とあって、ヘッドライトの列は前日より多かったみたい。
朝焼けの剱岳。
まずは旧小屋跡で北村ガイドからの解説。
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まずは旧小屋跡で北村ガイドからの解説。
ガスが晴れることを願ってまずは剣御前小屋まで。
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ガスが晴れることを願ってまずは剣御前小屋まで。
残念ながらガスは濃いまま。
別山山頂の往復は見送りました。
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残念ながらガスは濃いまま。
別山山頂の往復は見送りました。
そうと決まれば、あとは無事に下山して下でゆっくりしましょー。
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そうと決まれば、あとは無事に下山して下でゆっくりしましょー。
オンタデ(御蓼)は花真っ盛りでした。
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オンタデ(御蓼)は花真っ盛りでした。
クルマユリ(車百合)
1
クルマユリ(車百合)
浄土沢までおりてくれば一安心ですな。
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浄土沢までおりてくれば一安心ですな。
テガタチドリ(手形千鳥)
1
テガタチドリ(手形千鳥)
ヤマハハコ(山母子)
ヤマハハコ(山母子)
かつては山荘が建っていた場所。
2
かつては山荘が建っていた場所。
いよいよ旅の終点、みくりが池も近い。
いよいよ旅の終点、みくりが池も近い。
みくりが池温泉でガイドともお別れ。
ありがとうございました!
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みくりが池温泉でガイドともお別れ。
ありがとうございました!

装備

個人装備
行動食(2日分) 防寒着 マウンテンブーツ バックパック(40L程度以上:搬送可) アタックザック レインウェア上下 防水スタッフバッグ ツールナイフ サングラス ヘッドライト 地形図(2万5千分の1) 登山地図(広域) 時計(高度計機能) FAキット ライター ストック(顧客用) ホイッスル 水筒 保温ボトル 行動食 ゴミ袋 ロールペーパー 筆記具 健康保険証 HMS安全環付カラビナ×3 120スリング×2 グローブ ハーネス ヘルメット 日焼け止め お風呂セット(山小屋預けOK)

感想

ツアー添乗のレポートです。
今回は顧客10名+ガイド・添乗3名パーティーで室堂から剣沢小屋泊まりで剱岳を目指すツアーです。

ガイドには、地元で活動する立山ガイドの北村氏、中村氏に入っていただきました。
最初は少し緊張しましたが、実際にお会いするとそんな懸念はすぐに払拭。
お二人とも顧客への気遣いや配慮が素晴らしく、とても勉強になりました。

剱岳のような一般登山道でも危険個所を多く含む登山道では、特に顧客のペース配分が重要と認識しましたし、ショートロープ等の補助も躊躇なく行う事で、最大限の安全を確保できると痛感しました。
山小屋での情報収集や、小屋内での立ち振る舞いなど、私がまだまだ至らない点も多く、今回は添乗という立場で冷静に考えることが出来たようにも思います。

とはいえ、剱岳登山は厳しくも楽しいものでした。
ツアー参加の皆さんの仲も良く、山行中の雰囲気もとても良いものでした。
それぞれ剱岳登頂という目標を持ち、より結束力が高まったとは思いますが、それを抜きにしても今回の山行は素晴らしい内容でした。

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