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Yamareco

記録ID: 8545288
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳

2025年08月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
10.5km
登り
1,138m
下り
1,139m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:12
休憩
0:42
合計
5:54
距離 10.5km 登り 1,138m 下り 1,139m
5:59
26
6:24
18
6:42
10
6:52
7:02
41
7:42
7:44
99
9:23
9:47
43
10:30
10:31
31
11:02
11:09
9
11:18
15
11:33
20
11:53
0
11:53
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
望岳台駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所なし
その他周辺情報 十勝岳温泉凌雲閣日帰り温泉1,000円
鉄分を多く含む茶褐色の湯と酸性の湯
茶褐色の湯はほぼ中性で、源泉は透明だけれど、空気に触れると鉄分が酸化して茶色く濁るそう。内風呂と露天風呂がある。
酸性の湯はpHがかなり低い。2.3くらいだったかな。湯温は32℃くらいの冷たい湯。内風呂のみ。
十勝岳は遠く
望岳台から
振り返ると旭川平野
振り返ると旭川平野
荒々しい
おっぱい山と名付けた
おっぱい山と名付けた
昭和火口
道は続く
ずっと続く
さて、最後の取り掛かり
さて、最後の取り掛かり
稜線までは岩場の急登
稜線までは岩場の急登
山頂より十勝方面西側
山頂より十勝方面西側
十勝方面東側
ずっと続く
だいぶ降りてきた
だいぶ降りてきた
羊やで乾杯

装備

個人装備
ドライインナー 長袖シャツ 携帯バッテリー 携帯充電ケーブル ズボン 保険証・財布 バンダナ 帽子 サングラス グローブ(軍手) 靴下 ポリエステルパンツ 心拍数計 ザック 防寒着 雨具(カッパ・帰りの傘) ファーストエイドキット 携帯トイレ 非常食 老眼鏡 近視眼鏡 トレッキングポール ウェットティッシュ カトラリー 味噌汁 コーヒー チタンカップ 常備薬(芍薬甘草湯・ビタミン類・アミノバイタル) アバンド ロールペーパー マスク ヘッドランプ カメラ胸部固定具 計画書 ココヘリ会員証 カメラ 虫除け ガイド地図(ブック) 日焼け止め 筆記用具 GoPro サーモスにお湯 水1.5L 携帯電話 AppleWatch 昼ご飯 ビニール袋 軽アイゼン 熊忌避剤 熊スプレー 熊鈴

感想

 さて今日は、北海道遠征最後の山十勝岳。望岳台に5:20くらいだったかに着いた。普通に止めるスペースはもうあと2台くらいしかないって感じで滑り込みセーフ。ただ、下山してみると、「ここなら駐められるんじゃないだろうか」って皆さん色々考えて工夫して駐めてた。防災シェルター右横のスペースとか、上下二段の駐車場下段の階段前スペースとか。駐車場より少し下にも駐められるスペースがあった。
 防災シェルターの中で、十勝岳の過去の噴火のことについて学ぶ。1962年の噴火でできた62-2火口が、今白い噴煙を挙げている火口。空撮マップの上を歩くと大雪山系の中での十勝岳の位置がよくわかる。
 今朝は快晴。十勝岳の噴煙がよく見える中を登って行く。1時間くらいで十勝岳避難小屋に到着。そこから少し左へトラバースして尾根筋を登って行くのだなと思った。ということは、これまでの登山道は、十勝岳の火砕流が流れた跡じゃん。十勝岳噴火したら一番やばいところじゃん、ってことに気づく。
 左へトラバースしたところから少し傾斜がきつくなる。この山も、地面の色が茶色から黒・白などと変わる山。場所によって火成岩だったり火山弾だったり火山灰だったりするのだろう。昭和火口に到着。休憩を入れる。ここまでで2時間弱。いいペース。けれど息苦しくはない。この日の最大心拍数は144で、だいたい140以下だった。
 なだらかな砂浜みたいなところを過ぎる。登山道は、砂丘みたいになっている上を歩くのだけれど、右手の火口に少し逸れる細い踏み跡がある。少しの高さだけど、砂丘を巻いて通るトラバース道だった。下山時に反対側から見るとそれがよくわかった。
 岩場に取り付く。遠くから見ると、「おぉ、あれを登るのかぁ」って思った。かなり傾斜のきつい、3点支持で登って行く岩場に見えたから。けど、近寄って登ってみると、さほどでもない。手を使わなくとも登っていけた。メインルートの左手の尾根筋に踏み跡が続いていた。誰かが直登したのだろう。
 稜線に出るとあとは見えてるピーク目指すだけ。頂上直下の坂がきついのは大概の山にありがち。登って行くうちにガスが上がってきて、下が完全に見えなくなってしまう。頂上に立つと、十勝側は晴れて遠くの山々が見渡せた。どうやら、旭川側からガスが上がってきて、十勝側からの風がそれを押し戻し、上空の雲になるようだった。太陽を背に旭川側のガスでブロッケン、とはならなかった。
 上ホロカメットクや富良野岳方面は植生があり、緑色。美瑛岳の方は荒々しく植生がない。
 湯を沸かして稚内で買った昆布顆粒出汁の味噌汁。具はとろろ昆布。旨い。セイコーマートの大きいおにぎりに合う。食後にドリップコーヒー。旨い。のんびり景色を眺めて50分くらい居た。旭川側は相変わらずガスの中。
 下山開始。降り始めはゆっくり。坂が緩くなると小気味よく。岩場の急降下は再びゆっくり。丸い石がゴロゴロしているところはさらにゆっくり一歩一歩。でも足の下で石が転がって転びそうになる。粘土質の地面が硬く締まっているところは、靴底が地面に吸い付く感じがした。
 1時間くらいで十勝岳避難小屋まで降りてきた。流石に暑くてウィンドブレーカーを脱ぐ。そこから1時間で防災シェルター登山口。ここの自販機にはウィルキンソンのタンサンレモンがある。まずは三ツ矢サイダーで糖分補給したあと、無糖無甘味料のタンサンレモンでシュワっと。

 さて、毎度お約束の下山後温泉。十勝岳温泉凌雲閣で鄙びた感じの温泉に入る。身体を洗って汗を流してから露天風呂。少しぬるめでずっと入っていられる。茶色く濁っていて、これは鉄分が空気に触れて酸化してそうなると、どこかに書いてあった。源泉は透明なのだとか。後ろの風呂桶は熱め。中の内風呂はその中間くらいの温度。大きな岩に苔が生えてる。
 ここの温泉には、もう一つpHがかなり低い酸性度の高い温泉がある。源泉温度で32℃くらいだから、風呂桶の中は29℃くらいらしい。ちょっと冷たく感じる。ちょっとした傷があるとピリピリするらしい。

 旭川に車を飛ばして道の駅に駐車。バスで繁華街近くへ。今日はどうしても成吉思汗気分。一番人気らしい店は予約枠いっぱい。店先の整理券を取って並ぶという。二番手に電話すると、予約はできないが、まだ席が空いているという。速攻店に向かう。野郎2人で隣り合わせのデート席。構わない。とりあえず生ビール🍺。あっという間に飲み干して男前の大きいサイズ。
 ラムが焼けてきて一口。旨い。全然臭みがない。店のお勧めラムは、肩の部分とか。生ラム頼んでみた。これはラムロース。これも旨い。ビールが進む。生中お代わり。今日もいい山行だった。

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