南木曽岳《日本三百名山》


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 819m
- 下り
- 1,380m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
下山口:JR中央本線南木曽駅 |
写真
感想
昨日、南木曽駅に降り立ちタクシーで蘭(あららぎ)登山口の避難小屋に入った。激しい雷雨の一夜を一人で過ごし目覚めると快晴! 5:32歩行を開始した。林道を離れると一挙に急登となり高度を稼いだ。難所の鎖場は新しく付けられたばかりの木道で迂回し危険箇所はなくなっている。山頂にかなり近づいた所で熊笹が登山道を覆う所があり、前夜の雨を大量に含んでいた。面倒なのでそのまま突入すると案の定全身ずぶ濡れになってしまった。1時間余りで南木曽岳(1,679m)山頂に達した。立派な山頂標識はあるが展望はない。3等三角点「南木曾」(1,677m)は少し下がった処にあった。さらに北へ少し進むと見晴台があり、御嶽、乗鞍の展望が素晴らしかった。
北東へ歩を進めると山頂避難小屋に達した。荷物をデポし双耳峰のもう一峰である摩利支天(1,675m)に往復した。小屋付近に北面から東面の展望が開けた岩があり中央アルプスの全山が間近に一望できた。北に目を向ければ鉢盛、穂高、乗鞍、御嶽山と素晴らしい眺めが広がっていた。南木曽岳は木曽三岳の一つで御嶽、木曽駒と同列の山なのだが日本百名山の2峰に比べると三百名山で一寸地味な存在だ。この山のメインの登山口は昨日泊まった蘭で中仙道妻籠宿の奥から入る。途中に南木曽温泉もありマイカー登山に適しているのだろう。登山道は時計回りで登山路と下山路が分けられ周回コースを取るように設定されていた。
山頂避難小屋は上野原へのコースの分岐点でもあり。見るからにすごい熊笹だ。小屋で雨具の下だけ着て7:50下山開始、凄まじい薮漕ぎで足元の踏跡を確認するのも難渋するほどで慎重に進んだ。北へなだらかな尾根を下り続けると軈て登山道が左に90°曲がるといよいよ本格的な下りとなった。薮漕ぎも断続的に続き送電鉄塔の巡視路が交わってくると里も近く9:14上野原登山口に下山した。平地モードに切り替え歩き出すと手が寂しい。ストックがない。5分歩いた所で気づき取りに戻った。とぼとぼと南木曽駅に向かい9:45に到着した。なんと3分前に上り普通電車は出たばかり!次は12:14発とても待っていられない。時刻表を繰り10:01発で逆行し木曽福島から特急に乗ることにした。“しなの8号”は結構混んでいて山帰りの小父さんの隣に座り山談義で名古屋までの1時間半があっという間にすぎてしまった。この小父さん熊本から来たと言うK田さんで、北アルプス西穂〜槍〜双六〜笠を山中2泊で行って来たそうだ。名古屋からは普通に乗継ぎ自宅には16:30到着
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