焼岳ピストン


- GPS
- 07:10
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
天候 | 朝 登山口・・・曇り 気温23℃ 中腹~焼岳小屋まで・・・濃霧ときどき霧雨、強風 気温12℃ 焼岳小屋~山頂・・・曇りから晴れ 下山時・・・快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
京都大学穂高砂防観測所の道路を挟んで反対側 移動式トイレあり(内部未確認) AM4:00到着時3台(含む自車) 下山時変わらず(当日登山者なし?) |
その他周辺情報 | 下山後立ち寄り温泉 「ひがくの湯と登山者食堂」 |
写真
感想
世の中がお盆休みでどこもかしこもゲキ混みになる前にと、急に思いついての焼岳です。
駐車スペース争奪戦必至の中の湯温泉ルートを避けたいのと、焼岳の北側を登ることで午前中は直射日光が射さないので暑すぎず楽だというどなたかのレポを読んだことから中の湯温泉ルートにしました。
高速道路移動中は雲一つない満月でしたが、AM4時に駐車場に着くころには厚い雲が垂れ込め山々も上の方が見えませんでした。
今日はなぜだかスマホカメラの調子が悪く、登山口の画像やら登頂直前の北峰を下から撮った画像などいくつか画像が消失していたり訳のわからない画像が残っていたりで、見栄えのいい写真に限って残ってなく少々凹み気味です。
登り始めて早々、ピンテを見落として踏み跡に入り込んでしまい30分くらい傾斜のある樹林帯を彷徨ってしまい無駄に時間を浪費してしまい汗まみれになってしまいました。スマホアプリに頼りすぎるのもダメですが自分の勘を過信するのはもっとダメです。無事に登山道に復帰したときには焦りもあってか脈拍数150オーバーでした。
高度を上げるにつれて、霧雨まじりの風が出てきて気温もぐんぐん下がり15℃を下回るようになり、すでに汗でぐっしょり濡れたTシャツ1枚&短パンでは動き続けていないと耐えられないほどの寒さになりました。
焼岳小屋に着くころには気温が12℃まで下がり、歯の根が合わないほどの寒気が襲ってきました。ここ最近の下界の酷暑と晴天続きの天気予報に高をくくって、インサレーションなどの防寒着を1枚も持ってこなかったことを本当に後悔しました。やはり登山装備の基本はちゃんと守らないと山では何が起きるかわからないことを今更ながら実感しました。
汗が搾れるほど濡れたTシャツとタオルを取り換えて、レインウェアを着込んで何とか震えを止めて30分ほどの休憩ののち、山頂で向けて出発しました。
旧中尾峠の分岐の標識を過ぎたあたりからすごい勢いで雲が流れて晴れ間がでてくるようになり、北峰の威容を下から大きく望む岩稜帯になった頃には相変わらず強風なものの完全に晴れベースになりどんどん暑くなってきました。
山頂に着くと思いのほか登山者がたくさんいました。焼岳小屋でも登山者は1人しか見かけず、山頂に向かう途中でも降りてくる登山者とは2~3人しかすれ違わなかったので、ほとんどが中の湯ルートからの登山者だと思います。山頂から見下ろしたときにも中の湯コースからわらわらと登ってくる登山者が多く見えました。
山頂からの岩稜帯を下山中、なぜだかいつの間にかルートを外れていて踏み跡のない火山帯特有の崩れだすと止まらないザレ場に入り込んでしまい、抜け出して登山道に復帰するのにひと苦労しました。またもや見た感じと自分の勘頼りでスマホアプリをちゃんと確認しない悪癖が原因です。ここで時間と体力を無駄に浪費するだけでなくザレに脚をとられ両腕をすりむいてしまいました。
中尾峠からの下山は高度が下がるにつれてどんどん気温が上昇するのがわかりましたが、ずっと樹林帯のなかの下りということもあって快適に登山口まで下りてくることができました。
2週間前の南アルプス縦走では脚が攣りまくって死ぬほど大変でしたが、下山後筋肉痛が引いた3日後から日々のランニングを真面目に再開励行した効果なのか、今回はまったく大丈夫でした。
やはり不断のトレーニングが大事と実感しました。
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