二つの御前山を結んで/梁川駅周辺の気楽な里山

- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 708m
- 下り
- 729m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
大野貯水池から南米沢(なめざわ)峠までは立派な貯水池周辺登山道が整備されている。峠から先は踏跡程度。時々怪しい個所もあるが、大半は明瞭。赤テープは頻繁にある。笹藪が多いが、歩くのにさほど支障はない。道標は南米沢峠から先、斧窪御前山の登山口までない。なお、一部送電線の巡視路を使うが、鉄塔案内の杭が随所にあり、これを辿ればよい。ただし、40号鉄塔に向かって県界尾根から分かれる個所には案内杭もなく要注意地点。 綱之上御前山の肩直下が岩場混じりの急斜面なので緊張するが、その他に危険個所はない。 |
写真
感想
JR中央線沿いの上野原から梁川の間に「御前山」と呼ばれる標高500m前後の山が4つもある。麓の地名を付けて区別されている。どれも、もっこりと盛り上がった山容で、昔は狼煙台として使ったらしい、最も東の鶴島御前山 (484.2m)には十数年前に登ったし、その西隣の四方津御前山 (461.0m) には昨年11月に登った。
今回、残りの2つに登ることにした。梁川駅の東側に綱之上御前山 (568m) が、西側に斧窪御前山 (522.9m) がある。両者はそれぞれ神奈川県と山梨県の県界尾根に繋がっているので、一方に登れば、尾根続きで他方にも辿りつける。そこで、梁川駅を中心に周回コースとすることにした。
しかし、駅の周辺あるいは国道20号沿いには安心して駐車できる場所がない。うろうろ探し回ったが駄目だ。仕方ない、四方津まで戻って大野貯水池に行き、そこの湖畔に駐車した。
この貯水池から県界尾根を辿り、途中から綱之上御前山を往復、さらに県界尾根を西北西に進み、中央高速道路のトンネルやJRの送電線を越えた先で県界尾根から分かれ、送電線梁川分岐線沿いに南下して斧窪御前山に登る。ここから斧窪に降り、梁川駅から電車で隣の四方津駅へ、さらにタクシーで貯水池の車に戻ることにした。
結局、つぶれた逆Uの字に柄が付いた「ひしゃく形」コースとなったが、なかなか変化があって面白かった。
地形図を読むと、全コースに渡って緩やかなアップダウンが続いているので、のんびりと散歩気分で歩けるのでは、と期待した。しかし、南米沢峠から踏跡程度になり、さらに尾根幅の広い個所が多い。こういった地形では各自好きな所を歩くせいか踏跡が薄くなりやすい。さらに結構小さなコブが多く、方角が頻繁に変わるので、下りではそれなりにルートファインディングに気を抜けず、のんびり気分に浸ってばかりはいられなかった。
今回のコースも笹薮が多かったが、先週、貫ヶ岳で強烈な藪漕ぎを経験しただけに、今回は全く苦痛を感じなかった。むしろ濃くなる程、歩く道が集中するせいか、踏跡ははっきりしているので、ルートを探す手間がないので気楽だった。
今回のコースでは常に麓の人家が見え、まさに里山。いざとなったら直ちに降りられるので、緊張感は薄かった。まあ、たまにはこういう山行も良いものでね。
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gakukyourou













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