【日本百名山 No.91】【第二次北海道遠征 1日目】利尻山 利尻北麓野営場からピストン


- GPS
- 08:40
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:47
天候 | 晴 朝のうち強風のち微風でサイコーのコンディションでした! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長官山以降は岩や赤土が出てきてなかなかハード。とは言え全般的に大変素晴らしく整備されていて、安心して歩けました。 |
その他周辺情報 | バスが来るまで利尻富士温泉利用。大人500円 |
写真
感想
昨年の遠征で一つだけ残した北海道の百名山、利尻山に登るため、北海道再訪。金曜、フェリーで舞鶴発→土曜に小樽に着き車中泊・・・のつもりだったが体調イマイチだったので札幌のビジホ泊。日曜、札幌から稚内まで走り、最終のフェリーで鴛泊へ。地元の中高生がわんさか乗っててなかなかカオスな船内。この日は利尻グリーンヒルinnに泊まり、翌朝宿からクルマで登山口まで送っていただく。登山スタート5時前という絶好のコンディションこれならラクショーっすわ午前中に片付くんちゃいます?と舐めてかかり返り討ちに遭う。
ドライレイヤー、ドラウトクアッドにTシャツで歩き始めたが、すぐにTシャツは脱いだ。最初は遊歩道。頭の上をゴーゴーと風が吹いていて、不穏。おまけに風邪引き病み上がりで咳が出る。今日は無理だったら途中で降りようと歩き続けたが、そんなワタクシに前半の緩やかな登りは実に優しくて助かった。まあ帰りに地獄になるんですけど。
歩き始めてすぐに甘露泉水に行き当たる。水は2.5リットル担いだのでまあ大丈夫だろと素通り。ここも返り討ちポイント。時折咳き込む身体を引きずり進む。6合目でスカッと視界が開けてテンションが上がる。見上げるとすぐそこに山頂も見えて、いやだがしかしいくら何でも早すぎるとヤマレコアプリ開いたら見えてたのは長官山だった。で、長官山のピークに達する直前、ドカーンと利尻山のピークが視界に入り絶望のどん底へ。
稜線を歩くと程なく避難小屋着。そこから先は利尻山がガチで牙を剥いてきた感じのハードコースとなり、ヒーヒー言いながら登り続ける。たぶんこの間に強風が収まってたんだけど、感じ取る余裕はなかった。
登山道は非常に整備されていたけど細い部分も多く、このあたりから始まる先行者とのスライドにも気を使うようになる。そして「正念場」に入り、土のう持ち運びイベントは華麗にスルーし(スミマセン、体調イマイチだったもんで)フラフラになって登り続けて9時過ぎ、無事登頂。そこは360°パノラマの天国であって、もうこのまま死んでもいいんじゃないかとさえ思った。
天国のような絶景をたっぷり堪能し下山。登りが厳しかったので下りも当然厳しい。疲労でフラフラになり何度かスリップしちまった。おまけに手持ちの水が少なくなってきて焦りも出る。日差しがあったので想定以上に水分消費が多かった模様。2.5リットルに加え、ペットボトル飲料も持つべきだったか。
この山の〜合目表記は、標高ではなく距離で刻んであるようで、結構降りてきたのになかなか甘露泉水のある3合目に辿り着かぬ。ひーひー泣きながら歩き続け13時過ぎにようやく到着しナルゲンに水を満たして喉を潤す。で、その5分後、野営場の自販機でアクエリアス買って喉を潤す。どこまでもアホアホ山行。
宿からの迎えは15時30分だったので、同じペースで歩いていた同宿の方と共にキャンセル電話をしていただきバス停のある利尻温泉を目指す。13時50分到着。宿へ行ける路線バスは14時26分発。カラスの行水で汗だけ流し、何とかバスに間に合った。
というわけで2年越しとなった利尻山踏破は無事終了。だが、翌日予定してた礼文岳登山は荒天中止にしたので、またまた宿題を残した感じである。また来るしかねえか。まあ再訪の価値は十分にある素晴らしいお山でしたみんな登ってね!
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