夏始め~笠ヶ岳~双六岳~槍ヶ岳~テント泊縦走


- GPS
- 29:28
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 4,140m
- 下り
- 4,089m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:02
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:47
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:07
天候 | 1日目 晴れ~ガス 2日目 晴れ~ガス 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠ヶ岳テント 2,000円(1人)トイレ代込み、トイレは小屋横、テント場から10分くらい、水場テント場から2分ほど下った所に沢水を直に汲む。 ・双六岳テント 2,000円(1人)トイレ代別1回200円、水場は蛇口から沢水豊富。自販機、喫茶、お土産品あり。 ・槍ヶ岳山荘 レンタルヘルメット500円(山頂往復用)用紙に個人情報記入してレンタル。自販機、喫茶、お土産品豊富にあり。トイレ1回200円。 ・槍平小屋 トイレあり。蛇口から沢水豊富、冷たくてありがたい。ちくわ天うどん900円、自販機、セルフ喫茶、お土産品あり。 【残雪状況】笠ヶ岳テント場~笠ヶ岳山荘間、大ノマ付近、弓折乗越先~花畑間、西鎌尾根数カ所、残雪ありますが、問題なし。双六小屋~双六岳は完全に夏道。 【千丈沢分岐~奥丸山間の稜線】特に前半は草が生い茂り足元が見えにくく段差あり注意。途中ザレ場あり、滑り止めの鉄杭あり。後半と分岐~奥丸山は普通に歩けた。 |
その他周辺情報 | 下山後:中崎山荘 奥飛騨の湯 1,000円(大人)JAF割で900円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
当初はJ&K夫妻と1泊2日で笠ヶ岳~弓折岳周回の予定。
1日目 ややゆっくりスタート。左俣林道が10日から開通、風穴あたりの土砂崩れの爪痕を目の当たりにしつつ、笠新道から登り始める。
杓子平まではとにかく淡々と登り、段々初夏の花が増えてきて青空と残雪の山が夏の始まりを感じさせてくれた。
抜戸岳分岐~笠ヶ岳はやや曇り空ながら、ゆるいアップダウン。
テント場に着いて、受付したり頂上ピストン、テント場近くの水場(沢)で水汲み、小屋裏の小笠岳にも寄り、持ち寄りご飯。あいにくガスに包まれて景色が見えないまま1日目終了。
2日目 4時起床、快晴、すでに早立ちの方や出発の方が多い。私たちはゆっくりモードで日の出を見ながら笠ヶ岳へもう一度。滝雲や空の色の変化が美しかった。
テント撤収して弓折方面へ。青空の下を歩くのはやっぱり気持ち良い。途中途中足を止めながら写真沢山。抜戸岳、秩父岩、大ノマ岳(山頂スルー…)景色と花(ハクサンイチゲやチングルマ)が咲き乱れて、良い時期。
繰り返すアップダウンと暑さに参ってきたころ、弓折岳に到着。お茶タイム。
道中、明日も仕事が休み、天気が続く予報から、このまま縦走を続けようか?と思い始める。J&K夫妻が賛成してくれて、弓折乗越で(@^^)/~~~お別れ。
ここから一人で双六小屋へ。小屋が始まっているので水場も食事も何とかなる。テント場も指定日でないから予約なくてヨシ。
テント場は日曜なのでガラガラ、五目ラーメンで腹ごしらえして双六岳へ。稜線には雲、怪しいグレーの雲もある山頂で景色はイマイチ。三俣方面から来た方に雷鳥情報をもらい、三俣方面へ少し下った所で砂浴びする雷鳥に会えた。
3日目 3時起き、4時出発。快晴。西鎌尾根は2回目10年以上ぶり。その時のことを懐かしく思いながら、樅沢岳~槍ヶ岳を正面に見ながら、花の道、所々残雪、鎖のある岩場を通過して千丈乗越。この辺りから急に風が強くなり、体を持っていかれるほどの突風に遭う。昨日眺めていた場所に着いて、急斜面に見えた場所をジグザクに登り、槍の根元に着。相変わらず風は強いしガスがもう出てきて隠れたり、見えたり…。ヘルメットを持ってきていなかったので、空気を読んでレンタルする(山頂往復のみ)。山頂でガスが晴れてくれることを期待し、風がビュービューの中登ります。スライド1名、山頂貸し切り。ガスガスの代わりにブロッケンが!!今回の山旅の背中を押してくれたJ&K夫妻、家族やtoruさんに感謝。
帰りの時間を気にしつつ、下山。以前から気になっていた奥丸山に寄ろうか迷いつつ、飛騨沢~下山。さっきまで雲に包まれていた槍がまた見え始めて分岐から再度登って稜線ルートで奥丸山へ向かうことに。景色は良いのですが、草刈りがしばらく入っていないので前半はとにかく苦戦。。奥丸山分岐で荷物をデポして山頂ピストン。時間が押しているので山頂は諦めようとも思ったけれど、ぐるっと歩いてきた笠~双六~槍+穂高~西穂が見え、行って良かった。ここは初冬にも来てみたい所の引き出しリストの一つ。槍平小屋に下山して補給。あとは一気に下山。新穂高~富山行きのバス(15時40分発)に乗る予定でしたが、ありがたいことに穂高平小屋までtoruさんのお迎えあり、感謝感激雨霰!
1泊2日を急遽2泊3日へ予定変更した今回のテント泊。今回のルートは笠~双六ルートが携帯電波が安定していて連絡、登山届けをコンパスで出し直し、バスの時間調べもできた。小屋営業期間、水場が豊富で条件が良かった。
富山に戻り暑さにびっくり。酷暑、水不足が心配。。山の植物にはこれからも元気で咲いて欲しいと思うのでした。
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