記録ID: 8414062
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ケ岳と焼岳1
2025年07月12日(土) 〜
2025年07月13日(日)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:17
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,421m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:35
距離 12.1km
登り 2,128m
下り 421m
15:55
2日目
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:26
距離 12.0km
登り 293m
下り 2,029m
10:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
笠新道はGPT先生によると1960年頃から20年くらいかけて下からずどーんと開発した道で、こんなのは国内に例がない。全体の40%くらいは自然のまま(例、いわがごろごろしているようなところ)、残りを基本的にはまわりから石を調達して一段一段組んでいったという。笠が岳から南にのびて中尾におりるクリヤ谷ルートはやはり長いというので裏銀座に相当するようないい道を、ちょうどこの新穂高(岐阜)にという取組だったらしい。
しかしこのすごろくと笠との分岐にあがるまでが西に一直線、朝のぼると直射でたいへんなことになる。樹林帯は蒸すしでこの尾根に上がるまでの約6時間が苦行なため、あちこちでけなされている。しかしこれ以外のルートはありえないし、道をひらいた努力(偽道のようなまぎらわしいのは開発の痕跡)を考えながら、できれば7,8,9月初頭は避ければ、大変面白いものかと思う(夏は地元でナイトハイクツアーをすればいいのにと思う)。
クリヤ谷の勇者。D1に余裕があったので翌日朝ではなく1日め夕方に笠が岳に登っておいた(常念と違い簡単に登れる)。そうしたらクリヤ谷から英雄が。とちゅうのささやぶが大変だった由。そしてこの日は何人もとおっているそうである。小屋んは「クリヤ谷通行停止」というような禁止じみた文言がはってあり、昨今の男手のたりない山小屋では事故を起こしてくれるなという気持ちからだろうということは理解できないではないが、しかし禁止権限をもつのはあくまで国や地公団であるから、民間の小屋がいうなら「クリヤ谷危険 事故多発」というような文言にしてはと思う。
勇者以外にも双六方面へ破線道を一人でいく30代くらいのこわい女性とか、本当にかっこうよかった。
勇者以外にも双六方面へ破線道を一人でいく30代くらいのこわい女性とか、本当にかっこうよかった。
D1はCTぎりぎりだった。これは(暑さのほか)休憩時間が長いことが理由である。それも休憩しているのではなく、天然クーラーとかある地点で道を迷って時間をくっている。笠裏道の開発経緯からか割と道がわかりにくい(GPSをもっていてもあれれとなることも)。帰りはその分はやかった。下りは苦手だが今回は練習をかねて骨盤をたて重心を後方の形で歩くことに努めた。写真は2つ下のさぼう塾(飛騨の砂守紹介)の展示。
時間が余った(小屋を1時間早く出たほか2時間近く早かった)ため、登山口から民宿までの約8キロ(次の地図)2時間をゆっくり使おうと思った(昼13時ごろのつもりが朝10時ごろに下山している)。
まず新穂高のロープウェイと案内所。ここで登山指導センターというのがあるので翌日の焼岳の割谷山コースについて照会したところ(13日11時ごろ)、「廃道寸前」「だれもいかない」といったことを高齢の感じのよくない指導員がいった(ならば焼岳頂上から上高地への直線ルートはどうかときくと、それは長野の管轄だからそちらで聞けと)。しかし地元のいうことだし計画変更したところ、翌日、問題のない(少なくとも廃道寸前ということはない)ことが判明。あの老人はせっかく飛騨が観光でよくしようする努力に水をかけるようなことをする。GPT先生は企業がそういうことをすると手紙をかけ正せとけしかけるのが、これについてはそだねーみたいで全然積極的でないので「地元自体やる気がなく無駄だと思ってか」ときいたら「そうです、連絡先をFAXにしているでしょう、いまどきFAXなんて連絡されたくないという姿勢の証」というので、とてつもなく賢いと思った。
まず新穂高のロープウェイと案内所。ここで登山指導センターというのがあるので翌日の焼岳の割谷山コースについて照会したところ(13日11時ごろ)、「廃道寸前」「だれもいかない」といったことを高齢の感じのよくない指導員がいった(ならば焼岳頂上から上高地への直線ルートはどうかときくと、それは長野の管轄だからそちらで聞けと)。しかし地元のいうことだし計画変更したところ、翌日、問題のない(少なくとも廃道寸前ということはない)ことが判明。あの老人はせっかく飛騨が観光でよくしようする努力に水をかけるようなことをする。GPT先生は企業がそういうことをすると手紙をかけ正せとけしかけるのが、これについてはそだねーみたいで全然積極的でないので「地元自体やる気がなく無駄だと思ってか」ときいたら「そうです、連絡先をFAXにしているでしょう、いまどきFAXなんて連絡されたくないという姿勢の証」というので、とてつもなく賢いと思った。
これが地図。くそじじいのためにぶっつぶしにされた感があるが、ここは本当にいい、あえていえば大物ホテルとかやりすぎな感じもする(コンビニとかも極少)が、それは各人で考えればいいことで。中尾のあたりが意外とおもしろく「さぼう塾」というのは国交省がここらへんの河川工事をし、土砂により蒲田川等の河床があがり下流の富山平野等が洪水とならないよう、おさえる施設をつくってきたことを紹介している。またそこからしばらく歩くと実例がいろいろみられる。本当におもしろい。だからここにとまって雨なら砂防施設を、晴れなら焼岳や笠、ロープウェイで西穂を楽しむといい。
新穂高温泉口。ロープウェイやセンターのある新穂高温泉から4キロははなれている。自分はこの国道475線に毎日登山バスでD1の朝とおったのでだいたいの位置関係はわかっていたが、そうでないと地図からはちょっとわかりにくいかも(トンネル、最初のは人もとおるが蒲田トンネルは長いのできつそう 国道のほうがよい)。
旅館たにぐちさんは夫婦経営でおいしいごはんとりっぱなむかしからの露天ぶろ(3種類も!)じゃらんでこのあたりでたまたま見つけたのだが、この旅館のためだけに平湯経由・路線バスできてもいいくらい(お値段ももうしわけないくらい良心的)。5月から11月の営業で、日に3組くらいなので、電話であいている先の日を聞くのがいいと思う。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
観光整備されているといってもコンビニがほとんどないとかで、むかしながらの良さを楽しむつもりでないとだめかも。自家用車でくれば適宜調整可能だろうが公共交通機関だと変更がききにくい。
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