天塩岳〜安全な新道コースピストン〜思わぬトラップで大変なことに


- GPS
- 06:37
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 948m
- 下り
- 943m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飛行機
前日の宿泊地 層雲峡の「ペンション銀河」6:00頃ガイドの車で出発して天塩岳登山口へ 下山後、協和温泉で日帰り温泉を利用(出血のためシャワーのみ使用) ガイドの車で札幌駅北口へ(18:00頃到着) JRで新千歳空港へ JAL526便 遅延で新千歳空港20:30発→羽田空港22:00頃到着 ハイウェイバス羽田22:40発調布駅行き→調布駅北口23:20着 京王線調布駅23:27発→自宅最寄駅23:40着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 しかし私は平坦な林道を「ながら歩き」をして転び、左膝を強打、三針縫う大事になってしまった。これがトラップ、油断大敵。 |
その他周辺情報 | 協和温泉 @600 現金のみ https://kyouwaonsen.com/onsen.html 左膝創傷により出血が止らず、シャワーのみの利用とした。 温泉は熱めのお湯らしく、温めのお湯と交互に入ると良いらしい。 |
写真
装備
MYアイテム |
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個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
レイングローブ
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ポカリスエット500ミリリットル×1
水プラティパス1000ミリリットル×2
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
バッテリー予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
ココヘリ&虫除けネット
アミノバイタル(ジェル)×2
手拭い
芍薬甘草湯×2
五苓散×2
塩タブレット×2
アミノバイタル(顆粒)×2
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感想
宮下ガイドツアーで天塩岳に登ってきました。
昨年カムエクを予約していたのに、直前に私が体調を崩しキャンセルしたガイドツアーが宮下さんのツアーでした。
今年こそカムエクに宮下さんのツアーで行こうと思っていたのですが、宮下ガイドは色々大変なことばかりなのでカムエクツアーはもうやらないそうです。
一度会いたかった方なので、ニセカウ・天塩岳ツアーに申し込んでみました。
結果からいうと
無事に天塩岳に登れました。ガイドツアーなのでとてもリラックスして登れました。
しかし余りにリラックスしすぎたためか、私の不注意でアプローチの林道で左膝を痛めてしまい、そのまま登山を予定通り上り下りしましたが、下山後に膝が大変なことになっていました。
〇天塩岳(てしおだけ)標高 1557m
日本二百名山 一等三角点百名山 北海道百名山 日本の山岳標高1003山 北海道の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 北海道の百名山 北海道百名山(1993年版)
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=107
▼左膝をケガ
アプローチ道を歩き始め30分も経たない頃です。橋を渡ったりはありますが、殆ど平らな安全なアプローチ道です。
もう少ししたら急登が始まりますよとのガイドさんの声かけ。
樹林帯のアプローチ道で少し虫が出てきそうかなと思い、チェストのカメラケースに一緒に収納している薄荷スプレーを取り出して手や顔にスプレーを掛けようとしました。
平らな広い道だったので歩きながらスプレーを掛けようとしたその瞬間、何故だか右脚が躓き左膝から倒れてしまいました。跪く形で左膝を強打しました。
両手に虫除けスプレーとキャップを持っていたので手で対応できずに左膝から倒れてしまったようです。
右脚が斜めに倒れている倒木の先端に躓いたようです。
一瞬のことでした。
危険を全く感じていなかったことも有り、全体重を乗せて左膝から地面に落ちました。そこには小さな石が有りました。
ガイドさん曰く、大きな音がしたよと。
一瞬でしたが左膝が痛かったです。
とはいえ、単に躓いて跪いただけ、一寸左膝が痛いけれども青あざができたかも程度と甘く考えて直ぐに起き上がり、そのまま登山を続けました。
先頭がガイドさん、私が殿で歩きました。
最初の休憩場所では膝の異変に気が付かず、森林限界を越えたところの休憩で、左膝がパンツに引っかかる感じがするので、念のため膝を見たら、黒のトレッキングパンツに染め物のように黒いシミが広がっているのが判りました。
「出血しているぞ」「止っていないんだ」
トレッキングパンツを捲って左膝を出して見てみたら、調度膝の真ん中がぱっくりと切れていて、まだ血がにじみ出しているではないですか。
裂けていて皮がめくれて肉が見えています。
持参している救急用具を取り出し、消毒して大きめのバンドエイドを貼りました。
登りでは特に痛みは無かったのですが、ズボンに左膝が直ぐにくっついてしまうのでまだかさぶたになってくれていないことは判っていました。
下りでは左膝を曲げると変な痛みが出ましたが、我慢できない程度はないので下山後は予定通り日帰り温泉に行き、風呂へ入りました。
トレッキングパンツを脱ぐときに貼っていたバンドエイドが真っ黒になっていて剥がれ落ちました。
シャワーで患部を洗ってよく見ると、タラタラと裂け目から血がしたたり落ち続けています。
温泉の湯船に入りたかったのですが、湯船が血で染まってしまうので、シャワーだけにして早めにあがり、もう一度救急セットの中からバンドエイドとガーゼで患部を縦横に塞ぎました。
その日は飛行機とハイウェイバスや私鉄に乗り、夜中の0時近くに自宅に戻りました。
もう一度患部を見てみたところ、まだ出血が止っていません。
縫合して貰わないと出血が止らないような気がしたので、近くの病院の夜間救急に電話をしてみました。それも複数・・・。
たらい回しにあって、整形外科医がいないので来て貰っても圧迫止血処理しかできないので、自分で圧迫止血処理をして朝になったら近くの整形外科を受診してくれと断られました。
掛かり付けのスポーツ整形外科は予約制で、スマホで見ると一週間後しか予約が取れません。
一週間後では意味が無いので、翌朝8:30に、待たされても仕方ない覚悟で掛かり付けのスポーツ整形外科を受診したところ、いつもの医者がラッキーにもいてくれて、スイスイと検査と受診が叶いました。
担当医が診てくれて直ぐに創傷処理(最終的には三針縫合処理)をしてくれました。
お陰で暫くして出血が治まりました。
とはいえ、今日はシルバー人材センターの仕事で沢山歩かねばならない1日でした。
縫っているので歩きにくさは少し有りましたが、無事に14,000戸ポスティングを終えることが出来ました。
明日10日予約を入れてくれて、再受診してきます。
▼嫋やかで良い山
登山道がとてもよく整備されていて、途中の笹藪の刈払もバッチリでした。避難小屋もとても良く管理されていました。トイレも有り地元の山岳会が一所懸命に管理されていることを感じました。ガイドさんもそのようなことを言っていました。
トレラン大会も開催したことがあるので、その頃から整備が進んだようです。
山深いところにある山ですが、それ程長くなく危険箇所もなく登れる展望の山でした。今回は前天塩岳や西天塩岳はスルーしましたが、堪能するのならば周回ルートが良いかもと思いました。
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