池の平湿原と東篭ノ登山


- GPS
- 02:55
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 336m
- 下り
- 337m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなし。登山者よりも観光客が多い。 |
写真
感想
池の平有料駐車場には8:30頃に到着。まだ半分くらいの入りだった。ここに来るまでは一部で雨が落ちたりしていたが、駐車場に雨は降っていなかったし、雨が落ちてきそうな雰囲気もなかった。支度して8:43に歩き出す。最初は雲上の丘を目指すが駐車場で既にアヤメが咲いている。さすがに標高2000メートルの高所。下界は朝から暑くてたまらないが、この辺りは涼しくて快適。登り始めるとグンナイフウロを見かける。角のあるフウロだ。珍しくてやはり写真を撮る。雲上の丘までの緩い登りで体が温まる。周囲にはシャクナゲがたくさん咲いていた。5月から6月に咲く印象があるが、7月初旬でもこの辺りではかなり多く咲いていた。雲上の丘は9時過ぎに到着。眼下にある湿原の草が青々としている。風がなく少し蒸すが、下界とは比較にならないほど涼しい。写真だけ撮ったら先に進む。見晴岳を目指すが、分岐あたりにはグンナイフウロが群生していた。またオダマキも見られた。肝心の見晴岳は、近くの山は見えたものの、遠くのアルプスや八ヶ岳は見えなかった。今日は遠望が効かない日のようだ。見晴岳から降って割とすぐに最初のコマクサ群生地に到着。今年もたくさん咲いていて、足止めしてしっかり見る。頑丈な柵があり、至近距離からの撮影は無理だが、コマクサの生育地を守るためには仕方ないだろう。コマクサはこの先の三方が峰でも多く咲いていて、そこでも我々は足を止めることになった。こちらでは白いコマクサが咲いていた。どちらも人の姿は多くなく、ゆっくり見られたので良かった。時間の経過とともに、恐らくハイカーや観光客が多く訪れるように思う。
コマクサ鑑賞の後は池の平湿原へ向かう。途中ハクサンチドリなどが見られた。鎌池付近は無人で静かだった。まだ咲き終わりのツツジが残っていて、赤い鮮やかな色が見られた。よく映える色だと思う。湿原はあまり花はないが、木道があるのでそれを歩いて一周する。ハイカーや観光客の姿が増えてきた。樹林の遊歩道には入らず木道を歩いて駐車場へ戻る。駐車場付近の東屋で休憩。ここまで2時間程度でさすがにもう少し歩きたいので、自分は籠ノ登山を往復することに。Zさんは花がたくさん見られたのでそれで満足らしく、ここで今日の行動は終了。駐車場付近でのんびり花見物するとのこと。
籠ノ登山は駐車場からは標高差200メートル程度なので、しっかり歩けば片道30分かからないだろう。意外とハイカーの姿は多かったが、すれ違いなどなく進めた。山頂は11:06に到着。眺望は良いが、やはり遠くのアルプスは見えなかった。山頂直下まで樹林帯で涼しかったが、山頂は樹木がなく薄く日差しもあったため暑く感じた。到着の連絡をしたらさっさと下山開始。西篭まで行けばコマクサが咲いているだろうが、今日は早めに下山したいのでパス。花があまりないので特に止まらずに進み、11:30に下山。予定よりも早めに行動を終えることができた。後片付けして帰りは高峰高原経由にする。ビジターセンターまでのダートは難儀だった。VC付近はこの時期ニッコウキスゲが多く咲くが、今年はまだのようだった。
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