記録ID: 8374154
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無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
野底岳《石垣島》
2005年02月19日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 271m
- 下り
- 271m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
於茂登岳の次は野底岳と島の北側野底の集落へと車を走らせた。県道の分岐に小さな案内板で「野底マーぺ」と記されていた。昔琉球王朝の時代、黒島・宮里村のカニムイとマーぺは恋仲であったが享保7年(1732)「道切りの法」という制度のためにマーぺは強制移住させられた。毎日悲しみにくれたマーぺは故郷を見ようと高い山に登ったが於茂登岳が邪魔をして見えなかった。幾日も嘆き悲しんでいたマーペはついに頂上で祈る姿で石になってしまった。人々はマーペを哀れみ、この山を野底マーペと呼ぶようになったとさ。
農道のような道を南下し「登山口」と表示された広場に車を止めると先客が1組あるようで軽四が1台駐車されていた。野底岳(282m)は北アルプスの烏帽子岳のような山容でツンと尖がった特異な形をしている。登路は相当厳しいことが想像されたが、登ってみると一番緩やかな傾斜の部分を選んで道を付けたようで山頂近くになってロープが掛かっていた位で特に問題なく登ることができた。先客は女性の2人組で、山頂近くですれ違った。
3等三角点「野底岳」のある山頂は360°の展望で先程登った於茂登岳が南西に、北東には大浦山(193m)、北東に延びる半島の安良岳(366m)などが見られた。於茂登岳以上に海に近くサンゴ礁を洗う波が白く砕け南国の島であることを実感できた。小雨が降り続け、風が恐ろしく強く長居はできず、山頂を後にした。下りは同じ道のピストンで5合目位で先客の2人に追いつた。石垣島で暮す娘さんと東京から訪ねてきたお母さんのパーティーだった。
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