畦ヶ丸


- GPS
- 05:20
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 982m
- 下り
- 701m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:08
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先々週の西丹沢が良かったので、周辺の山に登りたくなって、ソロ登山。比較的標高差の小さい畦ヶ丸で大滝橋から入り、ビジターセンターに抜けるポピュラーコース。因みに妻も今日はソロで怪我以来初めての陣馬山に行っていた。
今日は久々の本格的?山歩きで少し興奮しているので、長くなります😛
二人ともココヘリ会員であるが、今日は道迷い事故の多い西丹沢でもあり、私の方は「コンパス」を登録して登山届を提出してみた。後で妻に聞いたのだが無事終了を連絡するとその旨の連絡が緊急時連絡先に届くようである(我々夫婦はお互いを緊急時連絡先に指定している。これだと一緒の山行の場合無意味になるのだが、今回のように別行動の場合はある程度有効だろう。)
大滝橋から入り、ところどころ舗装された広い道を行く。途中、沢(マスキ嵐沢?標識は見落とした)に降りて水を補給したりしていると、バスで一緒だった中高年男性が河原から山腹へと登っていくのが見えた。彼が見えなくなってから後をついて登って行き、一軒避難小屋に着くと彼がベンチで休んでいるのが見えた。少し話をして同じコースとわかり、バスの時刻について話されて
いたのだが私は上の空だった。計画では(山レコのコースタイムで!)午後一番のバスに間に合うようになっていたので、充分過ぎると深く考えなかったのである。
ここは目前に沢があり格好のロケーション、さらに中はゴミ一つない清潔さで、いつか泊まってみたいですね、とうなづきあったりする。
彼は先に出発し、私はまた水を補給したりして、後から出る。ここから大瀧峠までは最初沢沿い(ステタロー沢)の道を登る。すぐ近くを流れているし、ナメ状の小滝が所々にあるくらいで、これなら沢を歩いた方が涼しくて快適だろう、などと思う。
やがて道は疎林の尾根を登るようになる。どこでも歩けるような感じなので、二度ほど道を取り違えてしまった。二度目は降りになったので、さすがに変だと思い、一旦ザックを下ろし、山レコで確認すると右へ曲がるべき所を左に曲がっていることがわかった。ここでしばらく休んでGPSを止めたため、正しい方向へ歩き出したのは良いが、GPSが止まっているのに大滝峠のベンチまで気づかなかった(例によってワープ笑)。
そこからは畦ヶ丸に続く尾根歩き。所々木の根が張り出していたりするがそれほどの急登ではない。しかし小ピークがいくつかあって、下った後に急な木段があったりして気分的に疲れる。特に避難小屋へも登りはせいぜい60メートルほどだが木段の連続でかなり疲れた。
避難小屋は一軒小屋より大きく、しかもテントも張れるような小平地が整備されている。また樽型の天水桶があり、蛇口がついている。
中に入ると先程の登山者が食事を済ませた様子で待っていた。この時間だとバスは3時過ぎになり、それを逃すと5時までバスはないと言われる。食事をしてゆっくり行きますよというと、まあ5時でも今は明るいから…と言いのこして先に出発された。
食事にしたのだが意外に疲れているのか、オニギリなどはあまり食べたくない。非常用に買った練乳やチョコレートだけを、大量に準備した水(2リットルの未使用ペットボトル持参)で流し込む感じ。
ここから山頂までにも小さいながらも登り返しがあり、さすがにウンザリする。そのせいか、山頂で小休止したときGPSを止めて、今回最大のワープの原因になった笑。
畦ヶ丸から西沢への降りは前回(10年以上前!)通ったことがある道で、ダラダラした登り、くらいの記憶しかないので最初はストックを使って駆けるように降ったが、直ぐに木段なども出てきて急になるのでまた慎重になる。
今まで書かなかったが、今日は下界とは打って変わって気温もそれほどでなく気持ちの良い風が吹いており、1000メートルを越えると半ズボンとTシャツ一枚では寒く感じる程である。
途中の小休止で年配の登山者が脇を通って行った。中々いいバランスであっという間に見えなくなる。まだ日も高く、バス便もある。また、西沢コースは前回も使ったし入口近くは2週前にも入っている…などの安心感で、それほど疲れているわけでないのに、二度ほど腰を下ろして休む。特に善六のタワを下ったあたりで(重量軽減目的もあり)水を飲んで休んでいると、気候の良さもあり、山の中に一人でいる幸福感のようなものを感じる(そして出発路GPSを入れ忘れる笑)。やがて大きなベンチが出てきて、ここからは滝めぐりコースになるのか多少道も良くなってますます安心する。
しかしここからが今日のメインイベントだった笑。河原に出るとたちまち道がわからなくなる。所々置き石があって渡れるようになっていたり、木橋がかかっていたりで何度も沢を渡るのだが、見失ったと思った道標が対岸にあったりする。多少靴が濡れるのを気にしなければどこでも渡れてしまう程度の水量なので余計に迷う。山レコのコースタイムでは下棚沢出合からビジターセンターまでは29分となっているが、今日のデータを見ると49分かかっている。
特にビジターセンター近くなって迷った時はついに座り込んで「まあ5時のバスでもいいや」という気になったくらいである。しかしぼんやりあたりを見回していると、少し戻った対岸に道標が見え、木橋がかかっている。さっき逆に渡ったような気がするのだが…渡ってみると、先々週歩いた道で、大堰堤を長い階段で越える場所がすぐに出てきた。
ビジターセンター脇の橋に着いた時は心からホッとした(最後の写真)。既に3時半、バスはもう停留所に待っていた。思わず小走りになって乗り込むと、途中で遭遇した登山者二人はもう席に着いていた。
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