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Yamareco

記録ID: 8365047
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

生瀬水路道〜赤子谷中央尾根〜岩倉山〜塩尾寺〜宝塚

2025年06月30日(月) [日帰り]
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rxk00250 その他1人
GPS
--:--
距離
7.4km
登り
487m
下り
507m

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
1:07
合計
6:11
9:01
7
JR生瀬駅
9:08
6
生瀬水路道 取り付き
9:14
9:16
9
JR鉄橋上(生瀬水路道)
9:25
9:26
19
水道施設・尾根の近道分岐(生瀬水路道)
9:45
8
西宝橋
9:53
9:54
0
ケルン3分岐
9:54
12
赤子谷中央尾根 取り付き
10:06
10:07
152
赤子谷右俣 分岐
12:39
12:40
25
2分岐(赤子谷中央尾根)
13:05
13:07
4
道標34(=東六甲全山縦走路合流)
13:11
13:13
4
鉄塔の展望地
13:17
13:42
2
岩倉山(山頂三角点)
13:44
13:45
3
道標35(=生瀬道 下り分岐)
13:48
13
岩倉山東尾根 分岐
14:01
14:03
16
塩尾寺
14:19
14:48
24
えんぺい寺休憩所
15:12
宝来橋南詰交差点(宝塚ナチュールスパ)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR生瀬駅から徒歩で水路道を経て赤子谷取り付きへ
(帰り)塩尾寺から宝来橋を経て阪急宝塚駅へ
コース状況/
危険箇所等
【赤子谷中央尾根について】
地図の等高線幅が示す通り、登り始めから2分岐地点に至るまで(要するに最初からほぼ最後まで)、かなりの急傾斜の上りが延々と続くバリエーションルート。急傾斜にはザレ場のような砂地状の区間も多い(というかほとんどの区間がザレた砂地状)ので、転倒や滑落には相当注意しつつ、ロープや木の枝を頼りながら一歩一歩着実に歩を進める必要がある。危なっかしい岩越えなどもあるうえ、割れた岩石が足元にごろごろしているので、踏ん張った際に石を下に落としてしまう危険性もあるので、複数で登る場合はそこも要注意。
とにかく滑りやすいザレ地の急斜面が続く状態になっているのだが、一歩ごとに足場を見極めつつしっかりと踏ん張る必要に迫られるため、通常の急登を歩くとき以上に足腰の筋力と集中力の持続が長時間にわたって求められる。ザレ砂地で滑らない歩行技術も必要なので、上りではしんどいし、下りでも危険を伴うし、想像する以上に厳しめなルートだったのかも。
最重要ポイントである2分岐地点からは、(A)東六甲縦走路の道標34に到達する道と、(B)さらに登って譲葉山の北磐座まで到達する道、の2ルートが選べるが、圧倒的に楽ちんなのは上りが殆どない正規の(A)。但し現在は倒木があって進路が判断しづらい箇所もあるが、進む方角だけ間違えなければ東六甲縦走路の道標34近辺には出られるので大丈夫。


<2017年9月21日の「赤子谷左俣+赤子谷中央尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1263458.html
<2017年11月15日の「赤子谷左俣」記録はコチラ>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1313858.html
<2017年11月28日の「赤子谷右俣・譲葉山(北峰)+生瀬道」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1324400.html
<2017年12月1日の「赤子谷右俣+赤子谷西尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1328584.html
<2018年5月22日の「赤子谷西尾根+譲葉山(北峰など4峰)」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1473293.html
<2018年8月18日の「赤子谷左俣」記録はコチラ>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1563500.html
<2019年2月16日の「岩倉山東尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1731623.html
<2019年6月18日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1897999.html
<2019年6月20日の「赤子谷左俣+枝沢2+赤子谷東尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1899774.html
<2019年8月25日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1992542.html
<2021年2月27日の「岩倉山東尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2965542.html
<2021年12月11日の「赤子谷右俣+赤子谷西尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3831165.html
<2022年4月28日の「赤子谷左俣+岩倉山東尾根」記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4214231.html
<2022年5月6日の「赤子谷右俣+赤子谷西尾根」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4263583.html
<2022年6月8日の「赤子谷中央尾根+赤子谷右俣」の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4378415.html
JR生瀬駅からまず「生瀬水路道」へ入る。その途中からJR鉄橋を見下ろす。国土交通省による「名塩道路」の巨大トンネルと道路の付け替え工事が進行中(すべてが完了するのは令和8年春らしい?)
2025年06月30日 09:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 9:15
JR生瀬駅からまず「生瀬水路道」へ入る。その途中からJR鉄橋を見下ろす。国土交通省による「名塩道路」の巨大トンネルと道路の付け替え工事が進行中(すべてが完了するのは令和8年春らしい?)
同じく「生瀬水路道」の途中から眺めることができる巨大な岩壁の一部。JRが走るトンネルが見えている
2025年06月30日 09:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 9:22
同じく「生瀬水路道」の途中から眺めることができる巨大な岩壁の一部。JRが走るトンネルが見えている
水路が高架となる区間を過ぎる
2025年06月30日 09:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:24
水路が高架となる区間を過ぎる
「生瀬水路道」の最大の3分岐点である水道施設塔。ここで左下の小さな木橋のところを登っていくのが「西宝橋」への最短経路となる
2025年06月30日 09:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:25
「生瀬水路道」の最大の3分岐点である水道施設塔。ここで左下の小さな木橋のところを登っていくのが「西宝橋」への最短経路となる
今回はこの最短経路の尾根道を行くことにする。生瀬自治会による案内板プレートが架けられていた(以前にはなかったもの)
2025年06月30日 09:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:26
今回はこの最短経路の尾根道を行くことにする。生瀬自治会による案内板プレートが架けられていた(以前にはなかったもの)
最短経路の尾根道は緩い上りが続く。なんやかんやで10分強程歩くと道が突き当りとなって終わる。左手に下りの道がありロープも付けられているので、そこから「赤子谷」へ向かう
2025年06月30日 09:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:38
最短経路の尾根道は緩い上りが続く。なんやかんやで10分強程歩くと道が突き当りとなって終わる。左手に下りの道がありロープも付けられているので、そこから「赤子谷」へ向かう
東西連絡路のようになっている明快な踏み跡に出るので、その道を西へ下っていくと、ほどなくして「西宝橋」に出てくる
2025年06月30日 09:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:44
東西連絡路のようになっている明快な踏み跡に出るので、その道を西へ下っていくと、ほどなくして「西宝橋」に出てくる
「赤子谷」の水の流れの上を木橋で渡って対岸となる上流へ入っていく。木橋はその下が鉄梯子になっているので、見た目はかなり不安でも実はしっかりとした橋なので安心だ
2025年06月30日 09:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 9:46
「赤子谷」の水の流れの上を木橋で渡って対岸となる上流へ入っていく。木橋はその下が鉄梯子になっているので、見た目はかなり不安でも実はしっかりとした橋なので安心だ
「赤子谷・左俣」から流れてくる沢の流れを踏み石で渉ってさらに上流方向へ
2025年06月30日 09:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 9:50
「赤子谷・左俣」から流れてくる沢の流れを踏み石で渉ってさらに上流方向へ
上流方向へと入っていくと有名なケルン3分岐に出会う。ここで右俣と書かれたほうへ登っていくのが「赤子谷中央尾根」ルートだ
2025年06月30日 09:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 9:54
上流方向へと入っていくと有名なケルン3分岐に出会う。ここで右俣と書かれたほうへ登っていくのが「赤子谷中央尾根」ルートだ
尾根筋を少し登っていくと、写真のような明確な2分岐地点に出る。ここで直進してさらに登るのが「赤子谷中央尾根」で、右へ緩やかに下っていくのが「赤子谷・右俣」となる。最重要ポイントの一つだ
2025年06月30日 10:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 10:06
尾根筋を少し登っていくと、写真のような明確な2分岐地点に出る。ここで直進してさらに登るのが「赤子谷中央尾根」で、右へ緩やかに下っていくのが「赤子谷・右俣」となる。最重要ポイントの一つだ
「赤子谷中央尾根」は勾配のきつい斜面をずっとを登っていくルートだ。直射日光の陽射しは入らないが、風も通らないので、あちらを立てればこちらが立たずというやつだ
2025年06月30日 10:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 10:08
「赤子谷中央尾根」は勾配のきつい斜面をずっとを登っていくルートだ。直射日光の陽射しは入らないが、風も通らないので、あちらを立てればこちらが立たずというやつだ
シダが生えている中を通り抜ける。このあたりの斜面はまだ比較的緩やかなほうかもしれない
2025年06月30日 10:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 10:21
シダが生えている中を通り抜ける。このあたりの斜面はまだ比較的緩やかなほうかもしれない
と言っているうちに本格的な急登が始まる。この急登が延々と続く。写真では分かりづらいが、お助けロープが付けられてるのがその証だ
2025年06月30日 10:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 10:26
と言っているうちに本格的な急登が始まる。この急登が延々と続く。写真では分かりづらいが、お助けロープが付けられてるのがその証だ
勾配のキツさが分かるような風景だ。基本的に一本道だが、ところどころにマーキングテープが残っているので進路の判断には助かる
2025年06月30日 10:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 10:33
勾配のキツさが分かるような風景だ。基本的に一本道だが、ところどころにマーキングテープが残っているので進路の判断には助かる
尾根筋の中央に木が立っていて通りづらいところは、尾根道の脇の滑りやすい斜面をトラバース気味に進む。安全のためにロープが張られている
2025年06月30日 10:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 10:38
尾根筋の中央に木が立っていて通りづらいところは、尾根道の脇の滑りやすい斜面をトラバース気味に進む。安全のためにロープが張られている
「赤子谷中央尾根」のマザーツリー級の大木は健在だ。ここも進みづらいのだが、木の下をくぐるよりも、木の上を越えて行くのが良いかも
2025年06月30日 10:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 10:40
「赤子谷中央尾根」のマザーツリー級の大木は健在だ。ここも進みづらいのだが、木の下をくぐるよりも、木の上を越えて行くのが良いかも
ザレた砂地状の急斜面が多いのが「赤子谷中央尾根」の特徴だ。とにかく滑りやすいので、ここの岩場の急斜面にもロープが張ってある
2025年06月30日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:02
ザレた砂地状の急斜面が多いのが「赤子谷中央尾根」の特徴だ。とにかく滑りやすいので、ここの岩場の急斜面にもロープが張ってある
ここの急斜面にもロープが張ってある。写真で見るよりも急だ
2025年06月30日 11:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:04
ここの急斜面にもロープが張ってある。写真で見るよりも急だ
ほぼ垂直になった岩場越え。お助けロープがないとなかなか厳しい場所だ
2025年06月30日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:05
ほぼ垂直になった岩場越え。お助けロープがないとなかなか厳しい場所だ
尾根道は狭く、特徴的な形の木が尾根筋上に立っている。一見邪魔のようにも思えるが、実は登りの手掛かりになるので逆に助かる
2025年06月30日 11:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:13
尾根道は狭く、特徴的な形の木が尾根筋上に立っている。一見邪魔のようにも思えるが、実は登りの手掛かりになるので逆に助かる
ザレた砂地状の急斜面ばかりが続くので、足の置き場に神経を使うし、踏みしめて進む際にも足の筋力が必要なので、疲れることこの上なし
2025年06月30日 11:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 11:23
ザレた砂地状の急斜面ばかりが続くので、足の置き場に神経を使うし、踏みしめて進む際にも足の筋力が必要なので、疲れることこの上なし
お助けロープ場が頻繁に出てくる。そのぐらい急斜面で滑りやすく危なっかしいということ
2025年06月30日 11:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:33
お助けロープ場が頻繁に出てくる。そのぐらい急斜面で滑りやすく危なっかしいということ
ここからの区間もかなりの急傾斜が長く続く個所だ。かなり古くなってしまったロープが足元に見えている。この岩と木の間をぬって進む
2025年06月30日 11:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:44
ここからの区間もかなりの急傾斜が長く続く個所だ。かなり古くなってしまったロープが足元に見えている。この岩と木の間をぬって進む
何重にも補強された太いロープが長く垂らしてある。足元は崩れた岩石がごろごろしていて危険。この区間が「赤子谷中央尾根」の佳境かもしれない
2025年06月30日 11:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:46
何重にも補強された太いロープが長く垂らしてある。足元は崩れた岩石がごろごろしていて危険。この区間が「赤子谷中央尾根」の佳境かもしれない
その区間をクリアしてもそれで終わらないのが「赤子谷中央尾根」。さらにロープ頼みの急斜面が続く
2025年06月30日 11:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:50
その区間をクリアしてもそれで終わらないのが「赤子谷中央尾根」。さらにロープ頼みの急斜面が続く
狭い岩壁のような箇所を登っていく。この直後、V字形にスイッチバックしてさらに登っていくので進路を間違えないように
2025年06月30日 11:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 11:59
狭い岩壁のような箇所を登っていく。この直後、V字形にスイッチバックしてさらに登っていくので進路を間違えないように
足場が少ない岩の段差をやっとこさ登って越えると、この尾根道で初めての景観ポイントに着く
2025年06月30日 12:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:30
足場が少ない岩の段差をやっとこさ登って越えると、この尾根道で初めての景観ポイントに着く
さらに登ると二度目の景観ポイントに差し掛かる。北方向なので上りの場合は気付いて振り返らないと見られない
2025年06月30日 12:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:31
さらに登ると二度目の景観ポイントに差し掛かる。北方向なので上りの場合は気付いて振り返らないと見られない
急傾斜の登りがようやく終わり、平坦になったところに少し広くなった2分岐点が出てくる。目印はこの形の木だが、この「赤子谷中央尾根」の最重要分岐点。左は道標34に直結するメインルート、右は譲葉山北峰を経由して道標34に出られるサブルート
2025年06月30日 12:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:39
急傾斜の登りがようやく終わり、平坦になったところに少し広くなった2分岐点が出てくる。目印はこの形の木だが、この「赤子谷中央尾根」の最重要分岐点。左は道標34に直結するメインルート、右は譲葉山北峰を経由して道標34に出られるサブルート
今回は疲労蓄積のため、道標34に直結するメインルートのほうを進む。こちらのルートはほぼ平坦な道が続いているので足腰には随分と楽だ
2025年06月30日 12:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:41
今回は疲労蓄積のため、道標34に直結するメインルートのほうを進む。こちらのルートはほぼ平坦な道が続いているので足腰には随分と楽だ
道幅はかなり狭く、若干トラバース気味な感じもあるが、踏み跡は明快だ
2025年06月30日 12:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:43
道幅はかなり狭く、若干トラバース気味な感じもあるが、踏み跡は明快だ
気分よく歩いていくと倒木にぶつかる。これを越えて直進しても構わないが、木を迂回するように少し登って歩きやすそうな場所を選んで進んだほうが良いかも
2025年06月30日 12:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:45
気分よく歩いていくと倒木にぶつかる。これを越えて直進しても構わないが、木を迂回するように少し登って歩きやすそうな場所を選んで進んだほうが良いかも
この周辺はやたらと倒木が多く、踏み跡もなくなってしまう。テープマーキングが付けられた小高い丘に登って倒木群を迂回するのが最善
2025年06月30日 12:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 12:53
この周辺はやたらと倒木が多く、踏み跡もなくなってしまう。テープマーキングが付けられた小高い丘に登って倒木群を迂回するのが最善
小高い丘にはうっすらとした踏み跡が見える。木の合間を縫うように進んでこの場所に出られれば正解
2025年06月30日 12:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 12:55
小高い丘にはうっすらとした踏み跡が見える。木の合間を縫うように進んでこの場所に出られれば正解
小高い丘の後半部からは、一旦右下に見える踏み跡を目指して少し下ると良いかも
2025年06月30日 12:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 12:59
小高い丘の後半部からは、一旦右下に見える踏み跡を目指して少し下ると良いかも
そうするとすぐに尾根道のような明快な踏み跡に出るので、そのまま踏み跡を辿れば良い
2025年06月30日 13:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:01
そうするとすぐに尾根道のような明快な踏み跡に出るので、そのまま踏み跡を辿れば良い
踏み跡はずっと平行に続いていて、やがてこのような場所を通過する
2025年06月30日 13:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:02
踏み跡はずっと平行に続いていて、やがてこのような場所を通過する
踏み跡はうっすらとしているものだが、赤いマーキングテープもあるのでここが正解だと分かる
2025年06月30日 13:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 13:04
踏み跡はうっすらとしているものだが、赤いマーキングテープもあるのでここが正解だと分かる
ほどなくして目の前が明るくなり、道標34の立つ地点で「東六甲縦走路」の本線に合流することができる。これで「赤子谷中央尾根」が終了する
2025年06月30日 13:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 13:05
ほどなくして目の前が明るくなり、道標34の立つ地点で「東六甲縦走路」の本線に合流することができる。これで「赤子谷中央尾根」が終了する
「東六甲縦走路」の側から道標34の立つ地点を振り返って眺めるとこんな風景。逆に言うとここが「赤子谷中央尾根」の下り口だということ
2025年06月30日 13:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:06
「東六甲縦走路」の側から道標34の立つ地点を振り返って眺めるとこんな風景。逆に言うとここが「赤子谷中央尾根」の下り口だということ
昼食休憩のため、鉄塔の展望地へ寄り道してみたが、いつもなら素晴らしい景観を楽しめるはずのところ、周囲の草木が繁茂していてかなり見えづらくなってしまっていた
2025年06月30日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/30 13:11
昼食休憩のため、鉄塔の展望地へ寄り道してみたが、いつもなら素晴らしい景観を楽しめるはずのところ、周囲の草木が繁茂していてかなり見えづらくなってしまっていた
同じく鉄塔の展望地からの景観だが、やっぱり半分くらいみえづらくなっている。直射日光であまりに暑いのでここでの休憩は中止し、木陰を求めて先へ進むことにした
2025年06月30日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:11
同じく鉄塔の展望地からの景観だが、やっぱり半分くらいみえづらくなっている。直射日光であまりに暑いのでここでの休憩は中止し、木陰を求めて先へ進むことにした
「赤子谷・左俣」から上り詰めてくる鉄塔の周囲の草木の繁茂も半端なく、もはや道が見えなくなってしまっている。かつてこんなことはなかったのだが、びっくりだ
2025年06月30日 13:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 13:12
「赤子谷・左俣」から上り詰めてくる鉄塔の周囲の草木の繁茂も半端なく、もはや道が見えなくなってしまっている。かつてこんなことはなかったのだが、びっくりだ
木陰を求めて「岩倉山」の山頂へ。ここで昼食を兼ねた休憩を取ることにした。以前にはなかった山頂プレートが3種類ほど架けられていた
2025年06月30日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 13:18
木陰を求めて「岩倉山」の山頂へ。ここで昼食を兼ねた休憩を取ることにした。以前にはなかった山頂プレートが3種類ほど架けられていた
長い休憩ののち「岩倉山」の山頂を後にし、当初予定を変更して東六甲縦走路を下ることにした
2025年06月30日 13:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 13:43
長い休憩ののち「岩倉山」の山頂を後にし、当初予定を変更して東六甲縦走路を下ることにした
道標35の立つ場所は「生瀬道」とそこから分岐する「赤子谷東尾根」への下り分岐地点
2025年06月30日 13:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:44
道標35の立つ場所は「生瀬道」とそこから分岐する「赤子谷東尾根」への下り分岐地点
この特徴的な大木のあるところが「岩倉山東尾根」の下り分岐地点だ。昔に比べるとかなり分かりやすくされている
2025年06月30日 13:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 13:48
この特徴的な大木のあるところが「岩倉山東尾根」の下り分岐地点だ。昔に比べるとかなり分かりやすくされている
写真右奥から「塩尾寺」まで下ってきた。ちなみに境内に自販機や水場などは一切なし。
2025年06月30日 14:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 14:03
写真右奥から「塩尾寺」まで下ってきた。ちなみに境内に自販機や水場などは一切なし。
円型の水道施設のある展望地からの風景。宝塚市街地を一望
2025年06月30日 14:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 14:14
円型の水道施設のある展望地からの風景。宝塚市街地を一望
脱水症状を伴う熱中症の危険を感じて「えんぺい寺休憩所」で長時間休憩をとって体力の回復に努めた。椅子がたくさん置いてある日陰の小屋があるので緊急避難に適している。但し水場はなし
2025年06月30日 14:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 14:19
脱水症状を伴う熱中症の危険を感じて「えんぺい寺休憩所」で長時間休憩をとって体力の回復に努めた。椅子がたくさん置いてある日陰の小屋があるので緊急避難に適している。但し水場はなし
何とか無事に下山し、猛暑の中の山行で汗でびしょびしょになったため「宝塚ナチュールスパ」へ直行。くたくたになって帰宅
2025年06月30日 15:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/30 15:12
何とか無事に下山し、猛暑の中の山行で汗でびしょびしょになったため「宝塚ナチュールスパ」へ直行。くたくたになって帰宅
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は同行者との二人歩き。事前にあれこれ組み立ててあったいくつかのプランの中から同行者に選んでもらったコースを歩くことにした。
選んだのは「生瀬駅〜赤子谷中央尾根(上り)〜岩倉山〜生瀬道(下り)〜生瀬駅」だったが、当日の疲れを考慮して急遽、下りルートを「岩倉山〜東六甲縦走路〜塩尾寺〜宝塚」に変更した。

当日はここ最近では一番な猛暑日で、朝早くからかなり暑く、外を少し歩いただけで汗が噴き出るような感じ。身体への負担が半端ない予感のなかでの出発となった。直射日光があたる道は厳しいのは当たり前だが、林間の日陰であっても風が全くと言っていいほど吹かないので、やっぱり暑いのに変わりはない感じ。「生瀬水路道」は終始日陰で、ここを歩いている間は元気そのものだったのだが、水道施設のところから近道の尾根道へ入って登り始めた途端に汗が一気に噴き出して、汗だくになって息が荒れてくる状況。ここで一瞬にして身体の中に熱が籠って蓄積され深部体温上昇。本格的に「赤子谷中央尾根」を登る前に既にバテている状態となってしまった。

案の定、ケルンのところから「赤子谷中央尾根」を登り始めた途端に暑さと疲労で身体が思うように前へ進まなくなってしまい、まだ殆ど歩いていないにも関わらず「赤子谷右俣」との分岐点に達する前に2度ほど小休憩を入れる始末。本格的に「赤子谷中央尾根」に入ってからは足元の悪いキツい急斜面の連続で息も絶え絶え、足の疲労も半端なく、地獄の急登ように感じた。足が動かず息遣いも苦しくなり、途中で何度も何度も休憩。エスケープルートもないので、行くか戻るかしかない。ゆっくり少しづつでも行き切ってしまう他はないと腹を括り、ダウンして動けなくなってしまわないように注意しながら、ほんの少しだけ登ると休憩、少し動いてまた休憩。そういう情けない歩きを繰り返し、相当な時間がかかったが、何とか東六甲縦走路の道標34のところにまで辿り着いた。夏の「赤子谷中央尾根」の上りってこんなにキツくてしんどかったんだなあと改めて認識した。難儀したのはやっぱり延々と続くザレ砂地で、どこに足を置いても急傾斜で滑ること。思っているようには踏ん張れない。普通の上り道の何倍も足腰や精神の疲労が蓄積していった。それだけでなく、風が吹かないため、多少高度が上がっても猛暑のあおりをそのまま受け、脱水と軽い熱中症気味になりそうになって焦った。ここ1〜2年で暑さに極端に弱くなってしまったようだ。

道標34の東にある譲葉山の鉄塔のある展望地に立ち寄ったが、ここは直射日光を遮るものがまったくなく、あまりの暑さにすぐに退散する羽目に。ここは素晴らしい展望が楽しめる場所だったのだが、草木の繁茂が半端なく、せっかくの展望の視界が半分ほど遮られる状態になってしまっていたのが残念。ということはそれ迄は有志の誰かが草木を刈ってくれていたんだろうか。

仕方がないので「岩倉山」の山頂で昼食と長い休憩をとることにし、ここで体調を戻そうと試みた。疲労の蓄積は感じているものの何とか動ける状態になったので、「生瀬道」の下りを諦め、そのまま東六甲縦走路〜塩尾寺経由で宝塚へ向かった。が、それ迄の疲労の蓄積は半端なかったようで、脱水気味の症状も手伝って(手持ちの水がほとんどなくなっていた)、足も動かず、熱中症になりかけの危険な状態に。やむなく「えんぺい寺休憩所」にある日陰の小屋の椅子に座って長時間の休憩を再び取ることに。残り少なかった僅かな水を飲みきって30分程じっとしていたら何とかまた歩けそうになるまで回復してきたので、宝塚ナチュールスパへ直行。こんなに身体へのダメージがあった山歩きは初めてのことだったかもしれない。今回はそれほどキツかった。夏の低山歩きは要注意だなと改めて認識した次第。自分が案内人であるにも関わらず、同行者に心配と迷惑をかけてしまった。

ちなみに水分の類は合計で1・5Lほど持参していたが、この猛暑の中では最低でも2Lは必要だと思った。2.5Lほど持っていれば安心か。東六甲縦走路上に水分補給ポイントはないのは当然としても、塩尾寺の境内にも、えんぺい寺休憩所にも、宝来橋南詰交差点付近に至る迄の住宅地内にも、飲料自販機の類が一切ないので要注意。飲料の枯渇は自殺行為なので本当に準備万端で歩くべきと再認識。(塩尾寺の真下あたりに水行場があってそこには僅かながら水が流れている可能性もあるが確証はないので頼るのは危険)こんなこと、今さら言う話でもないのだが。

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無雪期ピークハント/縦走 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
赤子谷右俣から譲葉山・岩倉山周回
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

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