ゼブラ🦓とひめさま🌸に会いに⛰️以東岳~古寺山(ほぼ朝日連峰主脈稜線)


- GPS
- 18:07
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 3,039m
- 下り
- 2,884m
コースタイム
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:05
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:43
天候 | 1日目 快晴微風 稜線も暑い 2日目 薄曇りのち晴れ 午前🌬️強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水場、水洗トイレ、小屋有 |
写真
装備
個人装備 |
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
着替え
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
Tシャツ
タイツ
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ストック
スパッツ
チェーンスパイク
|
---|
感想
夏山☀️シーズン 避暑的遠征山旅 第二弾
ゼブラとひめさまをお腹いっぱい楽しんできました!
朝日連峰の登山口は、
わが家からの尾瀬地区より近いので、遠征?ではありますが、
会津を飛び出しているので遠征とします。
飯豊連峰と兄弟みたいな位置。
(どちらも磐梯朝日国立公園の一部で、原始性の高い自然環境が残っており、雄大な山々に囲まれた山岳景観、長いアプローチの末たどり着くお花畑がある。環境省の解説より抜粋)
会津北部の山からはいつも気になる朝日連峰です。
今回も、いろんな人のレポを見て、想いを馳せていた山旅です。
目標は、
①朝日連峰の北の端っこ以東岳に行ってみる→◎行けました
(南の端っこ祝瓶山は紅葉の時期に歩いている。大朝日も古寺鉱泉から歩いている。)
②ゼブラ(雪渓)とヒメサユリを満喫する→◎お腹いっぱい♡
③稜線歩きをしながら涼しさを身体全体で感じる→△やはり快晴時は灼熱の朝日連峰です・・・風が強い時間帯は◎
当初予定では、日暮沢登山口より稜線に上がり、いち早く水場が開通している狐穴避難小屋泊をしながら、以東岳方面に歩いて、稜線とヒメサユリを楽しむ予定が・・・私の休日とひめさまのタイミングが合わず、今回はスタンバイ状態だったので、ちょうど見ごろと聞いた小朝日と大朝日間の稜線まで追加することにしました。よって、ほぼ主脈縦走的な大周回(ピストン予定だったので、駐車場に戻りたい関係で周回)になりました。
よく歩いたなぁ・・・
・
2泊までできるように
余裕をもって日程は3日間空けておきました。
荷物も2泊分。
水場が開通している避難小屋泊予定だし、
とりあえず、初日の行動で飲む分と・・・
私にしては水は少なめに3リットル持参。
・
【1日目】
日暮沢登山道も人気のようで、
ちょっとトラブルあって、6時前に駐車場に着いた時には、
数台分のみの空き。
急いで準備して前を歩く人に着いていこうと思ったのに、
小屋泊の15キロ装備では、さすがに日帰りの人には付いて行けず。
それでも、得意の急登なので、
樹林帯をさくさく進む
快晴なので、気温もあっという間に高くなり、滝汗。
樹林帯が終わって、ゼブラが見えたら気分高揚。
雪渓からの微涼風がうれしい。
最初の雪渓を超えて、稜線に上がると、
お花畑の始まり。
狐穴小屋まで行かねばいけないのに、
できれば今日中に以東岳まで歩きたいのに、
脚が進まない・・・。
お花とゼブラにため息。
後ろ髪惹かれながら脚をすすめる。
稜線歩きはアップダウンがたっぷり。
優雅な山々は、
いちいちどっちり構えているので、
なかなか大変。
景色も足元の花々もすばらしく
感動しっぱなしなのだけど。
快晴で日差しが強くて暑いから、
ばて気味。
狐穴小屋で以東岳に行く身支度を整えながら、
朝日連峰の登山道や小屋周りの整備をお手伝いしている方としばしおしゃべり。
タンポポ駆除をしている方で、何度かそのレポを読んでいたので、
いろいろ興味深く。
以東岳への道のりは
行きはよいよい、帰りは・・・。
思いのほか、お花が咲いていなくて、
時期が早かったみたい。
ひめさまもちらほら。
お花よりもこちらは、
雄大で重厚な山容と雪渓を楽しむ感じ。
(いえ、いえ、お花は、咲いているのです。その前の区間で興奮しすぎた。笑)
三面方面もきになってちらちら。
振り返って、大朝日方面もちらちら。
飽きずにいつまでも眺めていられる景色です。
でも、暑さで結構ばてていたようで、
疲労感が強い。
皇海山を歩いた終盤のようなてこてこ歩きになった。
小屋に着いたら、持参したビールを雪渓と水場の流水で冷やして、
いろいろ整えて、
晩餐🍻🍷🧀🥗🍪
同宿になったお二人のお話はまた素敵。
朝日連峰の小屋をコンプリートしたという、朝日連峰マスターのような方(山形の他の山々にももちろん詳しい)
関西から遠征されて、大鳥のバス停から歩き始め朝日鉱泉まで縦走される方(雪山はスペシャリストのようで剱岳北方稜線や残雪期利尻山も歩いたとか!)
みなで夕暮れを眺め、
翌日の私の山行のアドバイスなどもいただいて就寝。
・
【2日目】
暑さに弱い私は、涼しい時間に行動するが吉。
5時に小屋発。
昨日、ヒメサユリは大朝日⇔小朝日が見ごろ、
とにかく咲いていると聞いたので、
西朝日でピストンして下山予定を変更。
小朝日の先まで行って、日暮沢へ周回するコースに変更。
薄曇り時々晴れで、
午前中はかなり強めの風。
ということで、汗もかかずに大朝日まで歩けた。
竜門小屋は水場が開通していた。
アップダウンの繰り返しも、
涼しさのおかげで、頑張りやすい。
雪渓歩きが増えた。
スプーンカットで超えていく。
前日は見つけられなかったお花も見えてきた。
稜線歩きとゼブラとお花、たまらない。
そして、
本命のひめさまは・・・
ごんごん湧き出る銀玉水の先、
小朝日との間にたっくさん。
撮っても撮っても、
脚をすすめるとまだまだ、もっともっと咲いている。
今回は、ここまで脚を伸ばして正解。
その先、古寺山まで、ひめさまもお花たちも
咲いていてくれました。
計画ルートから変更した、
古寺鉱泉ルートから分岐するハナヌキ峰日暮沢小屋ルートは、
私のホーム会津の懐かしさを感じる。
ワイルド系、急登、ロープや案内など親切すぎない、細い登山道。
けれど、藪はなくてピンクテープもこまめにあって、
きちんと手入れはされている。
樹林帯は蒸し暑いかと思っていたら、
すぐ脇の沢のおかげか、濃い影のおかげか涼しい。
ほどよい汗ぐらいで下山できた。
今回、ブヨが多いと聞いていたのだけれど、
ちょうど晴天が続く日だったおかげか、少な目。
最後も逃げきったと思ったら、
眼の下にひとつやられていたみたい。
最寄りの温泉「大井沢温泉湯ったり館」に入った時に、
眼の周りが腫れているのに気づいた。
急いでドクダミクリームを塗っておいた。
これで最小限になるはず。
懸念事項の暑さとブヨもなんとかなったので、
今回も、終わりよければすべてよし。
ゼブラとひめさま、稜線歩きは当面お腹いっぱいです。
ほんとうに贅沢なことだわ。
お花は、近い地域の山ばかり歩くので覚えてきましたよ。
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