鳥海山〜湯の台口より ロング雪渓満喫


- GPS
- 09:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:50
天候 | 終日晴れ 下界は雲海が取れなかったので曇り? |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはまだ閉鎖中 7/1使用再開予定との張り紙 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝の小屋出てすぐ雪渓の横断あり その後河原宿までは夏道 河原宿より薊坂入口まで長い雪渓のぼり 夏道を外れるのでヤマレコの警告受けます 薊坂〜伏拝岳〜七高山まで夏道 分岐より新山への下りは急坂で足場も悪くロープ・くさりあり ストックは収納がおすすめ 新山への取りつきまでの間に小規模な雪渓のトラバースあり その後の岩だらけの道を苦労して上がるより雪渓をそのまま登って山頂直下まで行く方が楽かも(アイゼン必須)そうする方も結構いました |
その他周辺情報 | ・滝の小屋 素泊まり¥3,000 この日はソロの自分のほか、3人組1件の計4名の宿泊 寝具あり 水も沢水が引いてあり便利 気さくなご夫婦が管理されています。 素泊まりなのに夕食においしい味噌汁をごちそうになりました。 ・八森温泉ゆりんこ 朝6:30〜21:00までのロングラン営業 大人¥500 露天風呂は大きく、サウナ・水風呂もあり いいお湯でした。 |
写真
装備
個人装備 |
10本爪軽アイゼン
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感想
前日に月山登山を済ませ、夕刻に湯の台口の滝の小屋に移動、小屋の前に雪渓があり
明日はここを横切って登り始めるようだ。この日は素泊まりの自分1人と夕食付の3人組の計4名のみ、管理人さんのご厚意で、素泊まりの自分にも朝採れタケノコ入りのおいしい味噌汁をふるまってくれました。感謝。
なお、アルコール類は持ち込み料が掛かるそうだが、小屋のビール(350ml缶500円)を1本買えばOKとのことなので喜んで購入、持参の500ml缶と合せてちょうど適量でした。
翌朝は4時過ぎ出発、涼しいうちに外輪山まで到達したい、と早出した。気温14度、それでも雪の表面は締まっているので、早速アイゼンをつけて雪渓を横切る。
その後河原宿までは八丁坂の名称のとおりつづら折りの夏道が続く。ショウジョウバカマの群落あり。急坂が一息つくと河原宿に到着。旧小屋のつぶれっぷりはひどいが、トイレはすこぶるきれいでしかも水洗!快適でした。
河原宿からはいよいよ長い雪渓登りが始まる。同宿でした若手3人組はあとから登り始めたのにあっという間に抜いていった。雪渓右手の小クレバスを避けて左手の尾根筋沿いに上り過ぎた結果、レコの警告を受けた。途中、灌木帯が下まで伸びてきている箇所があり、その下を回り込むのが正解。小1時間雪渓を詰め、薊坂からはアイゼンを外し急坂を上がる。
薊坂を登りきると山頂部の展望が一気に開けた。谷を挟んだ先の新山は峩々とした岩の積みあがりで、中腹には御室が見える。アレを登るの結構たいへんそうだな、と少々覚悟、その予感は当たりました。
七高山までは快適な稜線歩き、中部山岳の2500m以上のような雰囲気で、お花がたくさん。分岐まで戻り、新山との鞍部まで足場の悪い急坂を下る。ストックが邪魔になるのでザックに収めて慎重に。降り切ると、新山の取りつきとの間に小規模な雪渓があった。トラバースなのでツボ足では少々不安、再びアイゼンをつけ、ストックも使ってとツールの着脱や収納に思いのほか時間を取られる。
小雪渓を渡り、アイゼン・ストックを再び収納して、新山頂上への岩道に取り掛かる。手足の短さを嘆きたくなるような、大きなギャップばかり。上り詰めていよいよ山頂かと思いきや、新山山頂のある岩山には手前の溝状のところまでいったん下降しないとダメみたい。ルーファイが下手なのか体力がないのかどっちもかもしれないけど、コースタイム10分のところ17・8分掛かってようやく登頂しました。
下りは御室(小屋)への道を選択、こちらの方がギャップが少なく歩きやすかった。
御室の前でランチ休憩。目の前に歩いてきた外輪山が広がり、足元にはお花、振り返れば新山が見えるなかなかの場所。居心地が良いので40分近く長居する。
帰路は往路をそのまま戻る。登りは1時間近くかかった雪渓も下りは30分足らずだった。お昼近くになり日差しと照り返しが厳しい。本来着るはずだった長袖ウェアを忘れてきたので半袖ポロしかなく、両肘が真っ赤に日焼けしてしまった。雪渓終盤では頭から両肘までかなりの熱を持ってきたので、河原宿で雪解けの冷たい水を頭からかぶり冷却に努めた。
いつもの通りたらたらとした下りで滝の小屋まで戻り、デポしていた荷物を詰め駐車場まで降りて山行完了。今回お風呂グッズ一式を家に忘れてしまい昨日は温泉を断念したが、予備のTシャツ&タオルが奇跡的にザックにあったので、近くの森八温泉ゆりんこに行って2日分の汗を流しさっぱりとして新潟までの帰路に就いた。
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