リベンジの吉兆山と桃山



- GPS
- 05:34
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 703m
- 下り
- 625m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
沢山の東にある、吉兆山と桃山へ昨年行きかけていけなかった。それというのも、沢山から吉兆山に向かっていて、すぐ手前の408mポイントで休憩をした後、何故か元に意識せずに戻ってしまっていた。その時携帯GPSの位置情報がオフになっていたらしくて、現在地が確認できなかったこともあって、沢山で初めて戻ってきてしまったことを理解したのだ。そこで携帯の位置情報をオンにすることで、軌跡を確認することが出来たが、408mポイントから沢山までが、直線で繋がっているのを確認したのだった。
今回は沢山から吉兆山、桃山を経て千束から鷹峯へと計画をした。前回は高鼻谷を歩いて、倒木でとんでもない藪漕ぎに辟易したので、三宝寺から白砂山を目指したのである。このコースは余り多くの人は歩いていないようで、斜面の崩壊している個所もあったが、歩き易いコースではあった。人の少なさによる藪や倒木はやむを得ないが。白砂山直下のコルでは南西方向の展望がきいて、ポンポン山や小塩山などの鉄塔を携えたピークが良く見えた。
白砂山へは一投足であるが、周囲は樹林で覆われて、何も見えないのが残念だ。標識が「砂山」となっていて、「白」が何故か欠けている。コルへ戻ってから、仏栗峠へのコースを辿ったが、ここも藪の繁茂が著しく倒木も多くて、踏み跡が不鮮明になることが何度もあった。高鼻谷との分岐に来ると、我々の歩いたコースは倒木で進入禁止の表示があったので、さもありなんと納得をした次第だ。そこからは、踏み跡も明瞭で難なく仏栗峠に達し、沢の池迄下って少し早いがこの景色の良い池畔でランチとした。
ここから、仏栗峠まで戻って沢山へ行くのは遠回りなので、直接登る軌跡を入手しているので、その入り口を確認してから、樹林の中の薄い踏み跡を軌跡を確認しながら、急斜面もあってシンドイなと思う頃に仏栗峠からのコースに合流して、直ぐに沢山山頂であった。此処は2回目の山行で3度目の登頂となった。沢山の標識のすぐ脇にお坊さんの小さな彫刻像があって、存在感は薄いものの、静かに我々を見守ってくれているかのようであった。
前回ミスったこともあるので、今回は周囲の様子や自らの現在地を確認しつつ吉兆山へ向かった。間違えて、戻ってしまった408mポイントは知らぬ間に過ぎてしまい、もうそろそろ吉兆だと思っていると、巻道でトラバース状にやや下りだしてしまった。メンバーから吉兆に行かずに下るのか?と問いかけられて、慌てて軌跡を見ると吉兆山をパスするコースのようなので、少し戻ると上に登る踏み跡があるので、急傾斜を無理して進み、右に分ける踏み跡を見ながら奥に行くと吉兆山の標識があった。ここも樹林の中で何も周囲が見えない。
少し戻って、先に見た右への踏み跡を辿ると、トラバース状の巻道に合流して、桃山へ向かった。桃山も樹林の中で何も見えない。ピークでは何も見えないももの、途中の樹林の切れ間からは京の町並みが良く見える個所が何度あったのだが、何処かいい場所でゆっくり見ようなどと考えていたので、何処も景色をみる機会を失ったままのハイクになってしまった。
桃山からの紙屋川への下りは、右に左に分かれ道が幾つもあったが、基本真っすぐが千束への下りであった。車道に降りると車が後ろから何台も来るのには驚いた。する原谷からの道も合流すると普通車も増えて、さもありなんという感じか。千束から鷹峯への急傾斜の舗装路は与太れ初めた足には、地獄のように思えた。やっと釈迦谷への車道や光悦寺が見えて来るホッとしたものだ。もうすぐそこが源光庵のバス停だという安心感が足を前に進めてくれた。
前回のリベンジとなったハイクであるが、年々シンドサが早くに現れることを感じさせてくれることに、80歳になった証だと自らに言い含めることにした。
”八”、”永”、”竹”、”長”、”渡”
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