250629の(1) 須走口5合目から小富士とワゴニア 富士に挑んだ男たちの詩
静岡県
aideiei
体力度について
- GPS
- 03:09
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 193m
- 下り
- 195m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | なか卯御殿場店 次の記録に譲る。 |
写真
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「どんだけぇ〰️！！」「まぼろしぃ〜！！」←誰だよ君は！
ああ、ゴリさん夢中！！
ああ、ゴリラ夢中！
ああ「夢やぶれて」(レ・ミゼラブルより)
(脳内BGM)
感想
すごい男がいたもんだ〜、山でばったり出会ったら〰️、ワゴニア捨てて逃げていく〰️🎵 ビールを回せ、底まで飲もう〜。あんたが1番、私が2番〜ドンドン！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう言えば、俺たちあと1週間でアメリカに帰れるんだなあ。(ジャック)
長かった日本駐在もあと1週間だ。(トム)
お母ちゃんのご飯、食いたいなあ。(ジャック)
俺は、地元の友達と遊びたいよ。(トム)
でも、最後に日本で何か思い出になることやりたいなあ。(ジャック)
そうだったら、最後に日本一の山、富士山に登らないか？(トム)
えーっ、やだよ。この腹で登れるわけないだろう。(ジャック)
違うよ、バイクだよ。先週、隣の部隊のジムがやったって。(トム)
俺、バイクも持ってないよ。(ジャック)
バイクじゃなきゃ・・・四駆の車だったら行けそうじゃね？(トム)
そうだ、リチャードの車だったら行けそうじゃね。(ジャック)
そいつはいいや、後で頼んでみようぜ。(トム)
実は、富士山に車やバイクで気軽に登ることができた時代があったようです。特に、バイク会社は性能アピールのために登っては広告にしていた時代でした。
で、何だって？(リチャード)
悪い話じゃない。君の車に3人で乗って富士山山頂を目指す話さ。(トム)
アメリカに帰る前のビッグな思い出作ろうぜ！(ジャック)
俺のワゴニアじゃ重いって。無理だって。(リチャード)
隣の部隊のマイケルも自分の車で行ってきたって言ってたよ。(トム)
いいだろう、日本最後の思い出だぜ。(ジャック)
それだったら、レンタカーで行けば？(リチャード)
きょうび、レンタカーも高いんだよ。(ジャック)
俺たち、日本での勤務、ずっと仲間だったじゃないか。(トム)
・・・・・・。(リチャード)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おーし!今日も一丁、餅ついていくか!」
「へい!師匠、お願いします!」
「よーし!じゃあ世の中にはどんな男がいるんだぁ!?」
「カッコつけて、ワゴニアで富士山に登ろうとする男がいたんですよ〜」
「な〜にぃ〜!? やっちまったな!!!!」
「男は黙って、」「安全下山！」
「男は黙って、」「安全下山！」
「あらら〜何もしないのかよ〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
燃料は満タン、エンジンオイルも取り替えてきた。(ジャック)
できる準備は全てしてきた。あとはリチャード次第さ。(トム)
お、おぅ・・・(リチャード)
よっしゃ、レッツゴー！！(トム)
うひょー、どんどん登っていくぜ！！(ジャック)
こりゃあ気分がいいわ。(トム)
ちょっと、霧が出てきたようだよ。(リチャード)
あれれ、パワーが無くなってきたように感じる。(リチャード)
タイヤが空回りしているのか？(トム)
いや違う、アクセル踏んでも吹け上がらないんだ。(リチャード)
おいおい、バッテリーはビンビンだぜ！(ジャック)
おおい、止まりそうだ。(リチャード)
もっとアクセル踏めよ！！(ジャック)
ダメだ、止まる・・・(リチャード)
どうするよ、こんな霧の中で止まっちまって。(トム)
ちょっと、外に出てみる。(リチャード)
・・・ダメだ、タイヤが2本バーストしている。(リチャード)
エンジンも動かない、(トム)
でも、バッテリーはビンビンだぜ！(ジャック)
どうする。(トム)
ああ、俺のワゴニア・・・(リチャード)
まあ、霧が晴れたら夜になる前に下るしかないな。(トム)
まあ、仕方ないって、こんなこともあるさ。(ジャック)
ああ、俺のワゴニア・・・(リチャード)
泣くなリチャード、いい思い出じゃないか．(ジャック)
こんな思い出、嫌だよう。(リチャード)
とりあえず、下山してワゴニアの回収方法を探ろう。(トム)
これはこれで、楽しかったな。(ジャック)
ち、ちくしょう・・・(リチャード)
こうして下山した3人、そして日本での勤務は1週間のみ、結局何をすることもできず本国に戻ったのでした．こうして富士にワゴニアで挑んだ男たちの結果、ワゴニアは残され、風化し、観光地と化しています。
なお、全てはフィクションであり、登場人物など一才関係ありません。
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ワゴニアに行くには、富士山が開山してからではタイミングが悪いです。まず、自家用車で5合目まで行けない。人も混む、入山が有料になる・・・。6月中に行くのが良い。また、ワゴニアは撤去の情報がいつも流れている。撤去される前に見ておきたい。
また、行くなら小富士にも顔を出したい。ということでこの日の企画が決まった。山リストに載っている小富士を先にすることとし、後半にワゴニアに向かった。
まあ、今回は写真コメントを見ていただくにが一番良いと思う。また、ここに車を放置した人たちはどんなことを考えたのかを思い、こうかもしれないというフィクションストーリーを考えてしまった。
まあ、それだけ存在感を感じることができる車だと思った。
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