ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8345631
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

朝日岳スノトレ(小川温泉in/out) ※本年24回目

2025年06月28日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:17
距離
40.0km
登り
3,280m
下り
3,280m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:37
休憩
1:40
合計
14:17
距離 40.0km 登り 3,280m 下り 3,280m
1:54
98
小川温泉
3:32
38
4:10
4:22
3
4:25
4:26
44
5:45
5:50
27
6:17
6:20
44
7:04
7:08
50
7:58
8:00
41
8:41
8:50
5
8:55
44
9:39
10:25
22
10:47
6
10:53
10:58
25
11:23
33
11:56
12:00
30
13:24
13:27
30
13:57
13:59
3
14:02
14:03
51
14:54
14:57
74
16:11
0
16:11
小川温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
前日午後休を取り、鉄路で黒部宇奈月温泉駅へ。レンタカーで小川温泉(朝日小川トンネル)近傍の駐車場まで乗りつけ、車中泊。
コース状況/
危険箇所等
以下全て6/28現在の情報。7月のどこかで北又小屋まで車乗りつけできるようになる模様。

<小川温泉〜越道峠〜北又吊橋>
往路は越道峠までは一本調子の登り、越道峠から吊橋までは一本調子の下り。林道に落石が散らばり、タクシー利用(小川温泉→北又小屋まで1万強の模様)も不可。もしチャリ利用なら激疲れの復路は、越道峠からは自動運転で小川温泉まで戻れますね。
なお、北又小屋(吊橋)に近づく最終盤、Y字路、T字路があるがいずれも右折が正解。正しくコース取りすると北又小屋の入口前は通過しない。

<北又吊橋〜イブリ山> (合目標識は朝日岳でなくイブリ山まで)
1〜2合目間に1箇所、3〜4合目間に3箇所、崖側の崩落あり要注意。6〜7合目間から残雪現る。7〜8合目間の急な残雪区間でチェーンスパイクを装着。10合目(イブリ山山頂)はまだまだ雪山。

<イブリ山〜夕日ヶ原〜朝日小屋〜朝日岳>
夕日ヶ原付近は残雪豊富で、タテヨコナナメどこでも登り下りできる。朝日小屋〜朝日岳間も6割方残雪があり、夏道が埋もれていて登路が分かりづらい。登りはルートファインディング必須。朝日岳山頂部は全く雪がない。
その他周辺情報 レンタカー返却時間(17時)が迫っており、風呂無しで新幹線で帰京(涙)。ただし、新幹線トイレ個室で全着替えを実施!
前日、初めての下車となる黒部宇奈月温泉駅へ!駅名に負け、駅徒歩圏に温泉がないのが残念。
2025年06月27日 16:45撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/27 16:45
前日、初めての下車となる黒部宇奈月温泉駅へ!駅名に負け、駅徒歩圏に温泉がないのが残念。
本日は飲料2.9L込で7.9kgの荷を背負い、ハイカットシューズ(ノースフェース_Verto S3K Future Light|560g×2)でアタック!
2025年06月28日 01:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 1:43
本日は飲料2.9L込で7.9kgの荷を背負い、ハイカットシューズ(ノースフェース_Verto S3K Future Light|560g×2)でアタック!
本日の発着点は山頂から遠すぎる小川温泉街の終着、朝日小川トンネルより。朝2時前にスタート!
2025年06月28日 01:54撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 1:54
本日の発着点は山頂から遠すぎる小川温泉街の終着、朝日小川トンネルより。朝2時前にスタート!
車両はまだ通行止めですが、徒歩なら難なく歩き通せます。
2025年06月28日 01:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 1:56
車両はまだ通行止めですが、徒歩なら難なく歩き通せます。
登り一辺倒の林道(舗装路)を歩き続けること98分、越道峠を通過。ここから待望の下り!
2025年06月28日 03:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 3:32
登り一辺倒の林道(舗装路)を歩き続けること98分、越道峠を通過。ここから待望の下り!
越道峠を下ること35分、T字路を左折(入山口の吊橋は右折が正解・・・)。
2025年06月28日 04:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 4:08
越道峠を下ること35分、T字路を左折(入山口の吊橋は右折が正解・・・)。
北又小屋へ到達、営業前で無人です。この小屋まで来るとルート誤り。手前のT字路を右折し、北俣吊橋方面へ林道(舗装路)を下っていくのが正解。
2025年06月28日 04:10撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 4:10
北又小屋へ到達、営業前で無人です。この小屋まで来るとルート誤り。手前のT字路を右折し、北俣吊橋方面へ林道(舗装路)を下っていくのが正解。
小屋前でルートファインディングしながらも色々と誤り、やっと小屋下の正規ルートまで来ましたが、10分近いロス。夜明け目前の空がキレイ!
2025年06月28日 04:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 4:22
小屋前でルートファインディングしながらも色々と誤り、やっと小屋下の正規ルートまで来ましたが、10分近いロス。夜明け目前の空がキレイ!
小川温泉から2時間20分で北又吊橋!ここから本格登山開始!(北又小屋まで乗りつけられれば、ここから登山開始/ここで登山終了となる。うらやましい。)
2025年06月28日 04:25撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 4:25
小川温泉から2時間20分で北又吊橋!ここから本格登山開始!(北又小屋まで乗りつけられれば、ここから登山開始/ここで登山終了となる。うらやましい。)
吊橋を渡り終えて、北又ダムを眺める!
2025年06月28日 04:26撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 4:26
吊橋を渡り終えて、北又ダムを眺める!
道中より毛勝三山!毛勝山はまだまだ雪山ですね!
2025年06月28日 04:50撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 4:50
道中より毛勝三山!毛勝山はまだまだ雪山ですね!
3〜4合目間は登山道の崖側崩落あり。細心の注意で進まれたい。
2025年06月28日 05:15撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 5:15
3〜4合目間は登山道の崖側崩落あり。細心の注意で進まれたい。
北又吊橋〜イブリ山まで標高差1100m弱の急登が続きます。
2025年06月28日 05:29撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 5:29
北又吊橋〜イブリ山まで標高差1100m弱の急登が続きます。
五合目は広場状でした。眺望はありません。
2025年06月28日 05:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 5:50
五合目は広場状でした。眺望はありません。
6合目を過ぎ、残雪が現る。復路、ここで道誤りを起こしました。雪渓の下部でなく、中腹に出ることを覚えておく必要あり!
2025年06月28日 06:03撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:03
6合目を過ぎ、残雪が現る。復路、ここで道誤りを起こしました。雪渓の下部でなく、中腹に出ることを覚えておく必要あり!
湿地帯にはミズバショウが多数群落!
2025年06月28日 06:06撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 6:06
湿地帯にはミズバショウが多数群落!
最初の雪渓を登り詰めた所でUターンが正解ですが、雪に誘われ先に進んでしまい戻りました。数分のロス。
2025年06月28日 06:10撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:10
最初の雪渓を登り詰めた所でUターンが正解ですが、雪に誘われ先に進んでしまい戻りました。数分のロス。
6時過ぎ、この日初めて、樹間より太陽が!
2025年06月28日 06:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 6:13
6時過ぎ、この日初めて、樹間より太陽が!
7合目は開けてます!越道峠より登れる初雪山、いつかその名の通り、初雪シーズン(10月下?)に行ってみたい!
2025年06月28日 06:20撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:20
7合目は開けてます!越道峠より登れる初雪山、いつかその名の通り、初雪シーズン(10月下?)に行ってみたい!
タニウツギ!
2025年06月28日 06:22撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:22
タニウツギ!
シロバナニガナ!
2025年06月28日 06:23撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:23
シロバナニガナ!
7合目過ぎの急な残雪エリア下でチェーンスパイクとウィペットのピックを装着!
2025年06月28日 06:30撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:30
7合目過ぎの急な残雪エリア下でチェーンスパイクとウィペットのピックを装着!
その後も断続的に急傾斜の残雪エリアが現れ、朝日岳山頂までチェンスパは装着しっぱなし!
2025年06月28日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
6/28 6:38
その後も断続的に急傾斜の残雪エリアが現れ、朝日岳山頂までチェンスパは装着しっぱなし!
最初クリンソウかと思いましたが、オオサクラソウのようです!
2025年06月28日 06:40撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 6:40
最初クリンソウかと思いましたが、オオサクラソウのようです!
ツマトリソウ!
2025年06月28日 06:42撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:42
ツマトリソウ!
マイヅルソウ!
2025年06月28日 06:54撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:54
マイヅルソウ!
ゴゼンタチバナ!
2025年06月28日 06:55撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 6:55
ゴゼンタチバナ!
ツバメオモト!
2025年06月28日 07:01撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:01
ツバメオモト!
ツツジ!
2025年06月28日 07:04撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:04
ツツジ!
ミツバオウレン!
2025年06月28日 07:04撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:04
ミツバオウレン!
北又吊橋から2時間半、小川温泉から4時間50分。今日最初のピーク、イブリ山(10合目)に到達!
2025年06月28日 07:05撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:05
北又吊橋から2時間半、小川温泉から4時間50分。今日最初のピーク、イブリ山(10合目)に到達!
イブリ山からは、これから向かう朝日岳へ連なる山並みがドーン!
2025年06月28日 07:06撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:06
イブリ山からは、これから向かう朝日岳へ連なる山並みがドーン!
さぁ、いざ三百名山300座目の朝日岳へ!
2025年06月28日 07:07撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 7:07
さぁ、いざ三百名山300座目の朝日岳へ!
朝日岳ドーン!この見えてる角度の山面は登りません。
2025年06月28日 07:08撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:08
朝日岳ドーン!この見えてる角度の山面は登りません。
朝日岳の右側(南西)には清水(しょうず)尾根の峰々が!
2025年06月28日 07:09撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:09
朝日岳の右側(南西)には清水(しょうず)尾根の峰々が!
残雪上には人のトレース&アニマルトレースがそれぞれあります!
2025年06月28日 07:12撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 7:12
残雪上には人のトレース&アニマルトレースがそれぞれあります!
アカモノ!
2025年06月28日 07:15撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:15
アカモノ!
親指より大きいキヌガサソウ!
2025年06月28日 07:17撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:17
親指より大きいキヌガサソウ!
朝日岳が近づいてきました!あの見えてる雪渓部を登ることになります!
2025年06月28日 07:23撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:23
朝日岳が近づいてきました!あの見えてる雪渓部を登ることになります!
立山&剱岳、そこから北に伸びる北アルプス北部!
2025年06月28日 07:27撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 7:27
立山&剱岳、そこから北に伸びる北アルプス北部!
難しくはないけど、岩稜帯は慎重に登り下り!
2025年06月28日 07:30撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:30
難しくはないけど、岩稜帯は慎重に登り下り!
ミヤマキンポウゲ&ミヤマキンバイが咲き誇る素敵トレイル!
2025年06月28日 07:34撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:34
ミヤマキンポウゲ&ミヤマキンバイが咲き誇る素敵トレイル!
キバナノコマノツメ!
2025年06月28日 07:37撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:37
キバナノコマノツメ!
イワカガミ!
2025年06月28日 07:40撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:40
イワカガミ!
夕日ヶ原の下部より上部を見上げる!どこでも登り下りできます!
2025年06月28日 07:51撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:51
夕日ヶ原の下部より上部を見上げる!どこでも登り下りできます!
ここらへんが夕日ヶ原でしょうか。中央部に夏の木道が一部露出してます!
2025年06月28日 07:54撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 7:54
ここらへんが夕日ヶ原でしょうか。中央部に夏の木道が一部露出してます!
夕日ヶ原の最上部よりイブリ山を見下ろす!復路(下山)は雪滑りでき、超楽チンな予感!(予感は的中!)
2025年06月28日 08:11撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 8:11
夕日ヶ原の最上部よりイブリ山を見下ろす!復路(下山)は雪滑りでき、超楽チンな予感!(予感は的中!)
朝日小屋目前。後方は目指す朝日岳!
2025年06月28日 08:31撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 8:31
朝日小屋目前。後方は目指す朝日岳!
朝日小屋を初めて視界に捉える!
2025年06月28日 08:39撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 8:39
朝日小屋を初めて視界に捉える!
すでに朝日小屋は営業中でした!著名な小屋番・清水ゆかりさんと談話できました。(SNS掲載許可を得てます)
2025年06月28日 08:46撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 8:46
すでに朝日小屋は営業中でした!著名な小屋番・清水ゆかりさんと談話できました。(SNS掲載許可を得てます)
【ズーム再掲】ゆかりさんの提案で、三百名山300座目を二人の手で表現してみました(笑)!
2025年06月28日 08:46撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 8:46
【ズーム再掲】ゆかりさんの提案で、三百名山300座目を二人の手で表現してみました(笑)!
朝日小屋前からの絶景!白馬連峰ドーン!
2025年06月28日 08:49撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 8:49
朝日小屋前からの絶景!白馬連峰ドーン!
更に目を右(南)に転じると、右奥には立山&剱岳も!
2025年06月28日 08:52撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 8:52
更に目を右(南)に転じると、右奥には立山&剱岳も!
朝日小屋の奥、前朝日は夏道ないようですが、この時期なら残雪辿って登頂できそうですね!(時間なくて登っていませんが)
2025年06月28日 09:09撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:09
朝日小屋の奥、前朝日は夏道ないようですが、この時期なら残雪辿って登頂できそうですね!(時間なくて登っていませんが)
オオサクラソウに色味は似てるけど、こちらはハクサンコザクラ!
2025年06月28日 09:36撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 9:36
オオサクラソウに色味は似てるけど、こちらはハクサンコザクラ!
朝日小屋から残雪エリアのぷち道迷い含め50分、北又吊橋から4時間50分、小川温泉から7時間10分で朝日岳へ!山頂までの所要時間は、4月の人形山(06:15)を越えて今年最長!疲れた!
2025年06月28日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 9:42
朝日小屋から残雪エリアのぷち道迷い含め50分、北又吊橋から4時間50分、小川温泉から7時間10分で朝日岳へ!山頂までの所要時間は、4月の人形山(06:15)を越えて今年最長!疲れた!
晴天下の朝日岳で、ついに三百名山300座目(百名山100座&二百名山100座含む:残1座)!三百名山は語感と異なり、301座あるので、ここがラスト2となります!
2025年06月28日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
6/28 9:45
晴天下の朝日岳で、ついに三百名山300座目(百名山100座&二百名山100座含む:残1座)!三百名山は語感と異なり、301座あるので、ここがラスト2となります!
山頂は風速0〜3m程度、気温も24℃前後で半袖でも暑い!
2025年06月28日 09:48撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:48
山頂は風速0〜3m程度、気温も24℃前後で半袖でも暑い!
手前は白馬岳〜欅平へ続く清水(しょうず)尾根。奥は立山・剱岳〜毛勝三山〜僧ヶ岳へと通じる山並み!
2025年06月28日 09:52撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:52
手前は白馬岳〜欅平へ続く清水(しょうず)尾根。奥は立山・剱岳〜毛勝三山〜僧ヶ岳へと通じる山並み!
中央の毛勝山を盟主とする毛勝三山!
2025年06月28日 09:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 9:53
中央の毛勝山を盟主とする毛勝三山!
剱・立山を中心とした立山連峰!
2025年06月28日 09:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 9:53
剱・立山を中心とした立山連峰!
右は旭岳、左は白馬岳!
2025年06月28日 09:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 9:53
右は旭岳、左は白馬岳!
中央は雪倉岳、左奥は新潟最高峰の小蓮華山!
2025年06月28日 09:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 9:53
中央は雪倉岳、左奥は新潟最高峰の小蓮華山!
十勝連峰〜高妻山!最奥部は草津エリア!
2025年06月28日 09:55撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:55
十勝連峰〜高妻山!最奥部は草津エリア!
頸城山塊!
2025年06月28日 09:55撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:55
頸城山塊!
栂海新道へ続く北部!中央奥には・・・
2025年06月28日 09:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:56
栂海新道へ続く北部!中央奥には・・・
雲海から突き出る青海黒姫山!向こうからも白馬連峰は眼前に見えました!
2025年06月28日 09:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:56
雲海から突き出る青海黒姫山!向こうからも白馬連峰は眼前に見えました!
剱岳〜青海黒姫山まで続く山頂パノラマ!
2025年06月28日 09:57撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:57
剱岳〜青海黒姫山まで続く山頂パノラマ!
前方へ向かうと雪倉岳、ここを左折すると栂海新道経由で親不知(日本海)!
2025年06月28日 09:58撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 9:58
前方へ向かうと雪倉岳、ここを左折すると栂海新道経由で親不知(日本海)!
ここから名峰ドアップを!まずは毛勝山ドーン!
2025年06月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 9:59
ここから名峰ドアップを!まずは毛勝山ドーン!
剱岳ドーン!
2025年06月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
6/28 9:59
剱岳ドーン!
立山ドーン!
2025年06月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 9:59
立山ドーン!
北アルプス最奥部、赤牛岳ドーン!
2025年06月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
6/28 9:59
北アルプス最奥部、赤牛岳ドーン!
水晶岳ドーン!
2025年06月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 9:59
水晶岳ドーン!
アサヒダケつながり、旭岳ドーン!向こうから見た朝日岳はこんな感じ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2024664&pid=73e60a0b6eb3c07345e463aba4b87f72
2025年06月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
6/28 10:00
アサヒダケつながり、旭岳ドーン!向こうから見た朝日岳はこんな感じ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2024664&pid=73e60a0b6eb3c07345e463aba4b87f72
連峰の盟主・白馬岳ドーン!
2025年06月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:00
連峰の盟主・白馬岳ドーン!
雪倉岳&小蓮華山をドーンと!
2025年06月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:00
雪倉岳&小蓮華山をドーンと!
台形(の右)は高妻山ドーン!右奥に偶然映り込んだのは志賀高原の岩菅山!
2025年06月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:00
台形(の右)は高妻山ドーン!右奥に偶然映り込んだのは志賀高原の岩菅山!
特徴的な山容、妙高山ドーン!
2025年06月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:00
特徴的な山容、妙高山ドーン!
火打&焼山!雨飾山は、知らなければ気づかないでしょう!
2025年06月28日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:01
火打&焼山!雨飾山は、知らなければ気づかないでしょう!
青海黒姫山ドーン!向こうから見た白馬連峰はこんな感じ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=6717608&pid=a2bab9e6ed4f9bd5b5da93fcf79066de
2025年06月28日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:01
青海黒姫山ドーン!向こうから見た白馬連峰はこんな感じ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=6717608&pid=a2bab9e6ed4f9bd5b5da93fcf79066de
山頂スイーツは欠かせない!
2025年06月28日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 10:10
山頂スイーツは欠かせない!
下山開始。まずは小屋まで下ります!
2025年06月28日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 10:40
下山開始。まずは小屋まで下ります!
下りは迷いなく雪面滑りできるので早い!登り49分に比して、下り28分で小屋まで帰還!
2025年06月28日 10:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 10:53
下りは迷いなく雪面滑りできるので早い!登り49分に比して、下り28分で小屋まで帰還!
朝日小屋前の平和な光景!奥は夏道なき前朝日!
2025年06月28日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 10:58
朝日小屋前の平和な光景!奥は夏道なき前朝日!
朝日小屋はここで見納め!朝日岳は振り返ると、イブリ山までは何度でも見えます!
2025年06月28日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 11:01
朝日小屋はここで見納め!朝日岳は振り返ると、イブリ山までは何度でも見えます!
ハクサンコザクラの群落!
2025年06月28日 11:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
6/28 11:08
ハクサンコザクラの群落!
シラネアオイ!
2025年06月28日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
6/28 11:11
シラネアオイ!
振り返ると巻いてしまう前朝日!
2025年06月28日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 11:16
振り返ると巻いてしまう前朝日!
夕日ヶ原付近、イブリ山までの復路!下山は雪面滑りで楽々。イブリ山〜朝日小屋間は登り91分、下り58分!
2025年06月28日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 11:23
夕日ヶ原付近、イブリ山までの復路!下山は雪面滑りで楽々。イブリ山〜朝日小屋間は登り91分、下り58分!
イブリ山まで帰還!朝日岳はここで見納め!
2025年06月28日 11:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 11:56
イブリ山まで帰還!朝日岳はここで見納め!
イブリ山(10合目)から下山開始!
2025年06月28日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:00
イブリ山(10合目)から下山開始!
往路には多分なかった雪解け水で沢のようになった登山道!
2025年06月28日 12:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:12
往路には多分なかった雪解け水で沢のようになった登山道!
往路、チェンスパを装着した7.5合目辺り。まだ外さず、最後の雪渓まで行きます!
2025年06月28日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:22
往路、チェンスパを装着した7.5合目辺り。まだ外さず、最後の雪渓まで行きます!
最後の雪渓下部でチェンスパとウィペットのピックを外し、ストックに先ゴムを装着!が、実は左折しそびれて、この時点で下りすぎでした(涙)。
2025年06月28日 12:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:38
最後の雪渓下部でチェンスパとウィペットのピックを外し、ストックに先ゴムを装着!が、実は左折しそびれて、この時点で下りすぎでした(涙)。
更に下っていくと、終わったはずの雪渓が現れ「ん?、チェンスパ外すの、雪渓1つ分早かったか!」と思いつつ、急傾斜の雪渓を腰低くしてつぼ足で下る。が、おかしいと思い、ヤマレコMapで誤りを検知。再度チェンスパ付けて、先ゴムを外してから登り返して、ここまで復帰。
2025年06月28日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:50
更に下っていくと、終わったはずの雪渓が現れ「ん?、チェンスパ外すの、雪渓1つ分早かったか!」と思いつつ、急傾斜の雪渓を腰低くしてつぼ足で下る。が、おかしいと思い、ヤマレコMapで誤りを検知。再度チェンスパ付けて、先ゴムを外してから登り返して、ここまで復帰。
正しい合流地点より誤った下部エリアを!
2025年06月28日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:52
正しい合流地点より誤った下部エリアを!
正しい合流地点より上部を!ピンクテープも奥まった所にあり、知らないと間違えやすいポイント、要注意!
2025年06月28日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 12:52
正しい合流地点より上部を!ピンクテープも奥まった所にあり、知らないと間違えやすいポイント、要注意!
五合目を通過!
2025年06月28日 13:02撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 13:02
五合目を通過!
1.5合目の崩落箇所。テープもあるけど注意!
2025年06月28日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 13:40
1.5合目の崩落箇所。テープもあるけど注意!
イブリ山から1時間55分、朝日岳から3時間20分で北又吊橋まで帰還!もし、北又小屋まで乗り入れできれば、朝日岳まで往復8時間10分で、これなら普通の登山レベル!
2025年06月28日 13:57撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 13:57
イブリ山から1時間55分、朝日岳から3時間20分で北又吊橋まで帰還!もし、北又小屋まで乗り入れできれば、朝日岳まで往復8時間10分で、これなら普通の登山レベル!
北又吊橋上にて!まだまだここから長い林道歩きが待ってます(涙)。
2025年06月28日 13:58撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 13:58
北又吊橋上にて!まだまだここから長い林道歩きが待ってます(涙)。
北又小屋(ここ左折)と北又吊橋(ここ右折)を分かつT字路。未明、誤って左折してしまいました。
2025年06月28日 14:05撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 14:05
北又小屋(ここ左折)と北又吊橋(ここ右折)を分かつT字路。未明、誤って左折してしまいました。
越道峠までの登り路、左側の逆谷は6月末にしてこの雪量。川が埋まってます!
2025年06月28日 14:21撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 14:21
越道峠までの登り路、左側の逆谷は6月末にしてこの雪量。川が埋まってます!
北又吊橋から登ること54分(往路は道誤り除きで41分)で越道峠!
2025年06月28日 14:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
6/28 14:57
北又吊橋から登ること54分(往路は道誤り除きで41分)で越道峠!
レンタカーの17時返却が迫っていたので、越道峠〜小川温泉ゲートまで、疲れを封印し、9割以上をロードラン!それでも越道峠から74分(往路は98分)もかかりました!
2025年06月28日 16:10撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 16:10
レンタカーの17時返却が迫っていたので、越道峠〜小川温泉ゲートまで、疲れを封印し、9割以上をロードラン!それでも越道峠から74分(往路は98分)もかかりました!
北又吊橋から2時間8分、朝日岳から5時間28分、全行程12時間38分、小川温泉(朝日小川トンネル)まで帰還!最後のロードランと下山風呂断念により、黒部宇奈月温泉駅前の17時レンタカー返却は余裕で間に合いました!
2025年06月28日 16:11撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
6/28 16:11
北又吊橋から2時間8分、朝日岳から5時間28分、全行程12時間38分、小川温泉(朝日小川トンネル)まで帰還!最後のロードランと下山風呂断念により、黒部宇奈月温泉駅前の17時レンタカー返却は余裕で間に合いました!
【おまけ】今回山行前にau Starlink directを契約。上部枠内の左がドコモ電波(圏外)、右がau(衛星接続)。圏外に入り衛星に接続する都度通知があり、それが右腕のスマートウォッチにも通知されるため、登山中もスマホ見ることなく、衛星接続契機をタイムリーに把握可能と判明。
2025年06月29日 15:12撮影
3
6/29 15:12
【おまけ】今回山行前にau Starlink directを契約。上部枠内の左がドコモ電波(圏外)、右がau(衛星接続)。圏外に入り衛星に接続する都度通知があり、それが右腕のスマートウォッチにも通知されるため、登山中もスマホ見ることなく、衛星接続契機をタイムリーに把握可能と判明。
本当は翌日も好天見込みのため北陸登山の予定でしたが、仕事でトラブルが発生し、急遽即日帰京する羽目に・・・。
2025年06月28日 17:28撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 17:28
本当は翌日も好天見込みのため北陸登山の予定でしたが、仕事でトラブルが発生し、急遽即日帰京する羽目に・・・。
新幹線内では北陸の幸をいただきます!
2025年06月28日 18:18撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/28 18:18
新幹線内では北陸の幸をいただきます!
【おまけ】ひと山行で体重が2〜3kg落ちたので、翌昼は久しぶりに地元の二郎系ラーメンへ行き、にんにくマシマシで!
2025年06月29日 11:32撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
6/29 11:32
【おまけ】ひと山行で体重が2〜3kg落ちたので、翌昼は久しぶりに地元の二郎系ラーメンへ行き、にんにくマシマシで!

感想

6/7に三百名山298&299座目となる大笠山&大門山をダブルヘッダーして以来、毎週末天候とにらめっこしてきた北アルプスの朝日岳(富山/新潟の県境)。7月上旬より長野側(蓮華温泉まで)の林道が冬季閉鎖解除され、東京からアクセスしやすくなりますが、7月はいくつか仲間内での登山計画が入っており、8月上旬の北海道遠征(三百名山コンプリート)までに必ず朝日岳を晴天下登頂しておきたく、富山側(小川温泉)からのアクセスタイミングを見計らっていました。そして前日、朝日岳は朝から晴れると確信し、前日(つまり計画した当日)レンタカーを何とか手当し、前日午後を休暇とし、満を持して前日明るいうちに登山口となる小川温泉入り。

小川温泉〜越道峠〜北又吊橋(≒北又小屋)までは、わかってはいたけど遠い。越道峠を境に手前は全登り、以降は全下り。結局この林道で往路139分、復路128分を要しました。7月に入り、この林道の落石が除去されると、北又小屋まで車で乗り入れできるようになるようです。常人は7月まで待つべきでしょうね(笑)。

北又吊橋からイブリ山までは標高差1100m弱の登り一辺倒。6合目過ぎから残雪が現れ、それ以降は草付きエリアの滑り止めも兼ね、この時期はチェンスパが最強です。一度チェンスパを付けたら、アイゼンと違い、残雪エリア→イブリ山→朝日岳→イブリ山→残雪エリアをつけっぱなしで快適に踏破できます!

イブリ山までの登路、立山〜剱岳〜奥大日岳〜毛勝三山〜僧ヶ岳の山並みが見えてモチベーションが高まります!北又吊橋から2時間半、小川温泉から4時間50分で、イブリ山へ登頂です。イブリ山の山頂部はまだガッツリ雪山で、この日初めて朝日岳へ連なる山並みが一望でき、感動必至!夏道も並走していますが、この時期は可能な限り残雪斜面を登り下りするのが吉ですね。夕日ヶ原付近、朝日小屋までのトラバース道は一部夏道(木道)も露出していますが、可能な限り雪上をつないで歩いていきます。

北又吊橋から4時間で朝日小屋に達しますが、朝日小屋はすでに営業を開始しているんですね、知りませんでした。小屋前で著名な小屋番・清水ゆかりさんと山談義できました。2週間ほど前に営業を開始し、今日は宿泊者1名ありとのことでした。長野側から朝日岳へアクセスするのが難しいこの時期、中級レベル者しか立ち入らない山域と思いますが、来る人は来るんですねー(笑)。私にとって、朝日岳が三百名山300座目(ラスト2)と伝えた所、300座目にふさわしい写真を一緒に撮っていただけました。感謝です♪そうそう、朝日小屋は絶好の位置にあり、朝日岳はもちろん、雪倉岳〜白馬岳〜旭岳〜清水岳〜立山〜剱岳まで一望できる展望所でした!

朝日小屋から朝日岳へのラスト登路は、まだまだ残雪が多く、夏道が隠れているエリアが体感5,6割。しっかりルートファインディングしないと、簡単に迷うし、雪面滑落すると相応な怪我を免れません。私も山腹で一度ぷち道誤りを犯し5分程度ロスしました。最終的に、朝日小屋から残雪エリアのぷち道迷い含め50分、北又吊橋から4時間50分、小川温泉から7時間10分で、待望の朝日岳へ晴天時登頂を果たしました!

朝日岳からは360度パノラマビューが待ってて、三百名山300座目(百名山100座&二百名山100座含む:残1座)ということもあり、これまで数多の山から見えてた朝日岳より、ついにそれらの山を見返すことができました。中でも発音が同じ”旭岳”や、青海黒姫山などからは朝日岳をクッキリ望遠していたので、とっても嬉しい瞬間でした!朝日小屋からは角度的に見えない北アルプス最奥部の赤牛岳&水晶岳もクッキリ見渡すことができ、更に東側には戸隠連峰〜頸城山塊、目を凝らすと長野・群馬方面の岩菅山、横手山、草津白根山までも見渡すことができました!苦節7時間かけた甲斐がある山頂眺望でした♪

下山は楽ですねー。往路を原則戻る形となるので、道迷いリスクがほぼ無く、雪面はチェンスパスキー(!?)により、効率的に下っていけます。朝日小屋を経由してイブリ山まで、登り140分に対し下りは86分でした!イブリ山からの下山路では6.5合目の最後の残雪エリアで正規ルートへ左折しそびれ、13分程度ロスしましたが、すぐに気づいて雪面を登り返す勇気を持ててよかったです!

登山口となる北又吊橋まで、イブリ山から1時間55分、朝日岳から3時間20分でした。もし、北又小屋まで車乗り入れできれば、朝日岳まで往復8時間10分という所要時間なので、だいぶ楽ですね。事情がない限り、7月まで待ったほうが楽ですが、残雪シーズンは強い陽射しにより急激に終わりに向かいつつあり、初夏の残雪登山を楽しみたいなら「今でしょ!」という感じですね。

最後は北又吊橋からの地獄の林道歩き。往路と逆で、越道峠までは登り一辺倒、そこからは下り一辺倒です。越道峠までは54分かけて執念で歩き通し、越道峠からは一気に楽になると思いきや、ここまで11時間半近くハイカットシューズで歩いてきたので、下りの舗装路は脚に堪えるんです。登りでは感じなかった脚への違和感があり、それなら!と一念発起してロードランを始めると、不思議と違和感が消えました。レンタカーの17時返却期限が迫っており、仕方ない思いもあり、越道峠からは9割方ノンストップランで小川温泉まで駆け下りました。

北又吊橋から2時間8分、朝日岳から5時間28分、全行程12時間38分、小川温泉(朝日小川トンネル)まで帰還!最後のロードランと下山風呂断念により、黒部宇奈月温泉駅前の17時レンタカー返却は余裕で間に合いました!それでも越道峠から74分(往路は98分)もかかりました!先週のレポでは、vicaryakingさんがデポしたチャリの自動運転により、同区間を31分で下りたそうで、その差は歴然ですね(苦笑)!

なお、今回山行前に、auのStarlink directを契約しました。AndroidのGoogle製Pixel9 Pro FoldにデュアルSIMで載せました(メインはdocomo系MVNO、サブがauのStarlink direct)。今回、圏外エリアでも何度も衛星を自動補足することを確認。ただ、圏外エリアからのSMSテストは、時間と気持ちに余裕がなく実施しませんでしたが。

>>>ここからはau Starlink direct等について<<<
一年中、圏外も多い日本全国の山へ遠征しているので、2021年11月より、「通信エリアは地球です」というGarminのGPSMAP66iを携行し(↓)、10分に1回、衛星経由で自身の軌跡をクラウドに自動保存しており、有事の際、妻は私がどこにとどまっているかわかるようにしてますが、端末代10万に加え、3,990円/月も結構な出費となっています。これ以外に、保険の意味も込め、低コストのココヘリも契約中(6,600円/年)です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3718788&pid=0565845e0a1882f44f65e7a42d9f5b80

auのStarlink directは、今夏よりデータ通信にも対応する旨告知されていて期待が持てますが、有事に自分が元気ならStarlink directで十分ですが、滑落・即死的な状態だとStarlink directだと意味ありません。遭難時に残された家族が、私の位置をピンポイントで特定する仕組みとして、現在は(ココヘリに加えて)、Garminを契約し続けていますが、Starlink directを使って同様のことを実現する仕組みを、技術に明るいヤマトモと共に現在進行形で検討中です。

>>>ここからは三百名山コンプリートに向けて<<<
2024年、最後の三百名山となった12/1の山上ヶ岳踏破時点で、三百名山は284座目(百名山100座&二百名山100座含む)で、残17座でした。実は17座には地理的偏りが激しく、実に13座が北陸&岐阜に残っていました。効率よく、低コストで回るには夏休みシーズンに北陸を一気巡りすればいいのですが、17座中の1座が北海道・オプタテシケ山なので、今夏を北陸巡りに当ててしまうと、オプタテシケ山は取り損ね、コンプリートは2026年送りになってしまいます。

そこで考えたのが、コスト度外視で、北陸・岐阜の三百名山群は何度も何度も通い、晴天日を選び、厳冬期に登りまくろう、と。ただ、自身の技術力では厳冬期の登頂が無謀と判断した北アルプス朝日岳と、大笠山&大門山だけは春が来て残雪期になってから、と考えました。

その指針に沿って、2月以降、北陸・岐阜の厳冬期&残雪期登山を急加速させます。冠山(2/1)→野伏ヶ岳(3/9)→医王山(3/21)→猿ヶ馬場山(3/22)→鷲ヶ岳(3/23)→白木峰(4/4)→人形山(4/5)→川上岳(4/19)→経ヶ岳(4/26)→鍬崎山(4/27)→大笠山&大門山(6/7)→朝日岳(6/28)の順に、北陸・岐阜の全13座を無事に踏破しました。この地区以外の3座は、谷川連峰・朝日岳(4/12)→六甲山(4/29)→粟ヶ岳(5/1)の順に踏破しました。そして残るは、そう、北海道のオプタテシケ山です。

北海道へは8月上旬より2週間の長期で山遠征します。必ずや晴れる日をピンポイントで狙い、晴天時のオプタテシケ山で三百名山をコンプリートしたいと思います。乞うご期待♪。

三百名山コンプリート後、どこへ向かうのか?まだ自身でもわかりませんが、超短期目標は残り2座に迫る47都道府県の最高峰踏破です。あとは千葉(嶺岡愛宕山:408m)と福井(越前三ノ峰:2095m)です。千葉は全都道府県最高峰で一番低く、登頂所要時間も10分足らずですが、自衛隊敷地内にあるため、2週間前に入山予約が必要で、一番入山が難しい山の1つです(苦笑)。昨年12月に(当時はメールが許容されず)FAXで予約するも当日は嵐で断念し、現在に至ります。どうやら9月の週末に年1回の施設市民開放Dayがあるようで、その日だと事前予約不要で山頂写真も撮り放題ということで、天候によらず今年9月に最優先で登頂予定です。こんな千葉がラストとなるのは岳人として許容できないので、フィニッシュは紅葉期を狙い、福井を目指します。数ある周辺の高峰から見渡してきた白山エリアの”別山”が実は未踏なので、晴天時にセット登頂したいですね。

私のレポを読んでくださった方はお気付きの通り、私の登頂は晴天時の絶好ビューが望める山行が支配的、圧倒的多数を占めます。これは絶えず登りたい山リストを多数ヤマレコ計画内にしたためておき、直前(有料のtenki.jpで1時間予報が見えるのは2日前、土曜登山の場合は木曜)の天候により、行く山域を劇的に変えるからです。遠征には相応の出費を伴いますが、そのために平日は激務に耐えて働いているので、WLB(Work Life Balance)第一で、趣味に投じる金に糸目はつけません。ソロ登山が多いがゆえの自由さですね。

三百名山をコンプリートしたら、百名山はすでに達成した「全山晴天時登頂」(↓)の二百名山、三百名山版をやるか!?。実は元々晴天時登頂率が圧倒的に高いので、例えば九州エリアで晴天時登頂を逃した二百・三百名山は、三百・高隈山(大箆柄岳)だけ、北海道も二百・芦別岳、二百・夕張岳、三百・ニセカウの3座だけ、といった感じなので、案外現実的なプランか!?。当然、オプタテシケ山へ向かう今夏の北海道遠征はこの3座も優先的に晴天時に巡る予定です。

▼百名山2周目(全山晴天時登頂)コンプリート&二百名山1周目コンプリート
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7110270.html

現実的には、三百名山指定山以外も含め、晴天に恵まれず眺望が得られなかった山巡り(眺望リベンジ)のみならず、季節や登山口を変えた山への再登など、やりたいことは山程あり、サラリーマン生活を営むうちは時間が圧倒的に足りません。あと10年足らずで現役引退予定なので、それまで加齢に抗って脚力を磨き、現役引退後に自由な岳人生活を送ることを夢見てます(笑)。何より大事なのは安全登山!計画8割とはよく言ったもので、どんな難峰も、緻密な下調べで計画を立てる時点で山行の8割は決しているのかもしれません。己を過信することなく、これからも様々な形の登山を続けていきます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:163人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら