ヤビツ峠→大山→大山ケーブル下


- GPS
- 03:52
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 533m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈川中央交通・大山ケーブル→伊勢原駅北口、小田急線・伊勢原 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭ですが、階段部分が安定していない部分が若干あります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
40年振りの大山
前日にKさんから大菩薩に登っている写真がLINEで送られて来たのを見て、急に山に行きたくなりました。直ぐさま天気予報を確認したところ、明日まではお日様マークが出ていたので出発を決断。行き先は、予てから計画を温めていた大山にして準備をしました。準備と言っても昼食と飲み物だけで、それ以外は何時でも準備できています。
大山に登るのは約40年振り。当時は、山行記録など記録に留める習慣がありませんでしたので前回登った年月などは記憶の彼方ですが、概ね40年前後であることは間違いありません。
大山は、関東平野から西を見ると一番左に立ち上がる三角錐の山で、何処からでも直ぐに分かります。
行きたいとは思いつつも、自宅からは少し遠いので後回しになっていました。
つい先日のこと、「丹沢・大山フリーパス」の存在を初めて知りました。大分お得に(通常料金よりも安く)行けると知ったことも後押しになりました。
月曜日朝の通勤時間帯でしたが、秦野までの電車は8割方着席できました。秦野でバス停に行くと想定外の行列に驚きました。大半が登山スタイルです。平日でもこんなに登山客がいるのなら土・日は複数台のバスが出るのかな?と思いました。幸いにもギリギリで着席できたので良かったです。秦野出発時は満員でしたが、ヤビツ峠まで乗車していたのは座席数+2名(立ちどおし)でした。
ヤビツ峠は、塔ノ岳に登った時にも来ていますが、それも合わせて40年振り位で、当時の様子は全く思い出せませんでした。
ヤビツ峠で靴紐を締め直して出発。いきなり階段ですが、少し上った所にレストハウスがあり、自転車ラックが置いてありました。ヤビツ峠はサイクリストの聖地としても有名ですが、自転車を担ぎ上げなければならない場所にレストハウスがあることに驚きました。
登山道は明瞭で広く、階段と平坦地が断続して高度を上げて行きます。一箇所だけ急な場所に鎖が付いていましたが、それ以外は急登も無くて歩き易かったです。
25丁目(下社への分岐)を過ぎると岩がゴロゴロして登り難いところもありますが、難しい事はありませんでした。この辺りからガスって来て、山頂は周囲が真っ白。晴れていれば本社の前や山頂も開けた方向があるのである程度展望があるのだろうと思いますが、全く展望はありませんでした。
山頂にあるベンチに腰掛けて昼食(菓子パン)を食べてお腹を満たしました。
粘っても晴れそうに感じなかったので下山開始。登りの時にも少し違和感がありましたが、左膝が痛み始めました。下社への下りは、大小の岩などがミックスとなった部分が多く、段差も不規則で膝痛には厳しかったです。山頂から下社までの半分位下った頃には膝が悲鳴を上げ始めました。足元に注意して左膝を庇いながら歩きましたが、膝がいつまで耐えてくれるか心配で、下社まで行けばケーブルカーで降りられるなんて事も考えながらの歩きになりました。
何とかかんとか、ゆっくりでしたが下社まで下ることができました。吉田類さんが「にっぽん百低山」で下社を訪れた時に「大山名水」に立ち寄っていたことを思い出し、裏側から社殿の下に潜り込んでみました。この水をペットボトルに入れて販売もされていました。
下社からは、横浜、湘南方面が開けていて、江ノ島も見ることができました。山頂では展望がありませんでしたが、こちらで展望が得られて良かったです。
下社から階段を下ると茶店がありました。右に行くとケーブルカーの駅があります。立ち止まってケーブルカーで下るか、歩いて下るか勘考しました。男坂を下ればコースタイムで25分程とのこと。ゆっくり下っても40分もあれば下れるだろうと思い、男坂を下ることにしました。
急な石の階段が断続します。この急な階段が続くことが男坂の所以なのだろうなと思いました。石の階段は、天面が下を向いている所もあったりして歩き難い場所も多かったですが、左膝を庇いながらゆっくり下りました。鉄製の階段が現われた場所で登山とは似つかわしくない服装の若い女性に追い越されました。悔しいかな全然付いて行くことができません。情けないなと思いながら痛みに耐えて下りました。
ケーブルカー下の駅に着いた時には安堵しましたが、膝を庇うあまりに余分な筋肉を使っていたことから痙攣を起こしそうにもなり、安堵したのも束の間、転けそうにもなったので気を引き締め直して慎重に下りました。バス停に辿り着いた時には、安堵感に包まれました。
でも、この膝痛が治るまでは山に行くことが難しいだろうと思うと少し寂しくなりました。
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