双子山・石楠花山・黄蓮谷西尾根


- GPS
- 03:54
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 534m
- 下り
- 422m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:55
天候 | 霧雨後曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路は神戸市バスで森林植物園から三宮。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黄連谷西尾根下部は正規の道はなし。 |
その他周辺情報 | 旬林植物園内に弓削牧場経営の食堂あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
やっと雨が上がったので、六甲の未踏の地に出かけてみる。阪神高速から立派な双耳峰として眺められる双子山に登ることにして、娘に車で登山口まで送ってもらう。ヤマレコのアクセスを使うが、ナビはどうしても高速道路に乗せようとするので断念し、ヤマレコの地図を見て近くまで行く。ナビ用のランドマークとしては「焼尾橋」がよさそうで、ここから歩き出す。高速をくぐって金属階段を登ってしばらくのところから入山。霧雨とガスの中を進む。一か所、よく踏まれた巻き道に引っ張り込まれてしまい、ルート回復後、ジグザグの道を登っていく。電波塔と付属の建物のところに出ると、そこはもう双子山の一峰だった。少し登ってもう一峰の山頂。どちらの山頂も、山名板や標識など、一切ない。ついでに眺望もない。ここから石楠花山や杣谷峠方向に進むつもりだが、道がはっきりせずやや迷走気味ながら、予定ルートに復帰して進む。天気が一向に回復しないので、最短の下山地点に森林植物園を選び、まずは石楠花山へ。すでに何度か訪れているが、今日は最初で最後の三角点峰となる。踵を返して黄蓮谷ルートの入口となっている昭和の遺構、展望台に出る。屋根のある一階部分のベンチで昼食とする。なおも霧雨が降る中、酒のつまみにとフキやウドを摘んでいく。黄蓮谷ルートを下るうちに青空がのぞき、時には陽も射してきた。それはありがたいが同時にしごく暑くなってくる。ルートは黄蓮谷西尾根を下っていくが、一鞍部で左に折れて谷に下っている。我々は前日の雨で生田川が増水していることも想定して、本流の渡渉を敬遠し、ヌケ谷から森林公園正門を目指すのだが、その場合、徳川道に降りるのは無駄。そこで、黄蓮谷西尾根を末端まで下ってヌケ谷に直接降りるとする。予期はしていなかったが、下降点から先の尾根に踏み跡が続いていた。ここに踏み込む。最初はドントリッジに似た痩せ気味の尾根であるが、特段困難はない。どんどん下っていくが、岩の飛び出たあたりで、「あれっ」となる。一本手前の小尾根に入り込みかけていたのだ。取って返して予定の尾根に復帰する。最後までこの尾根に沿って進んで、ヌケ谷に降り立った。なんとなくもう着いたような気分になっていたが、ここで「地獄の石段」が待っていた。森林植物園前を通る自動車道路は隣の尾根についている。そこまで延々と石段は続く。普段ここは下りにしか使っていないので、この厳しさは新鮮だった。森林植物園には2時20分着。で、20分発の北鈴蘭台行の無料バスは逃したものの、40分発の市営バスで三宮へと向かう。外は真夏を思わせる太陽が照り付け始めた。深い森林の中のヘアピンの車道を街まで下り、おしゃれな北野を抜けてバスは賑わいの三宮へと我々を運んでいく。こんな近くに新鮮な冒険のできる山があることに感謝する我々であった。
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