記録ID: 8270540
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ハイキング
富士・御坂
極め付けのルートで登る滝子山(恵能野川中流域コース)
2025年06月08日(日) [日帰り]
山梨県
パセリ
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 05:56
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,230m
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日帰り
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:57
距離 14.3km
登り 1,112m
下り 1,230m
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
恵能野川中流域コースはバリルートです。 山と渓谷地図、新版大菩薩詳細図にも 記載はありません。松浦本では☆☆です。 ヤマレコの山行記録とみんなの足跡を 参考にしましたが、それも数例しかありません。 取り付きの神社はわかりやすいです。 道標、木橋、ロープなどは ほとんどありません。 道型はなく、踏み跡がかろうじて 判る程度ですが、基本沢沿いに歩けば 大丈夫です。ピンテが少し付いています。 渡渉は大雨のあとでもない限り 濡れずに渡れそうです。 ただし、苔は滑ります。 大きく高巻きするような箇所はないです。 落ち葉が多く、枯れ枝を足で挟んで つんのめることが何度かありました。 山の神からは沢を離れて登りになります。 鹿柵に沿っていけば尾根の取り付きです。 林道を行っても同じところに出ます。 途中に激坂が2ヶ所ありますが、 ホールドも多いので難なく登れます。 問題は1420m付近の大岩です。 直登は難しいです。 右は崖で歩けません。 左が適切ですが、早めに巻道に入らないと 今回の私のような目に合います。 ここは要注意箇所です。 ここを越えれば、乗越まで体力勝負です。 下りの穴沢山ルートは一般登山道です。 特に難しいところはなく、 ロープやプラ階段も整備されています。 通常の初狩駅へのルートに比べ 誰も歩いていないので静かな山行が 楽しめます。 時間もほとんど変わりません。 |
写真
今日は中央線の大月駅からバスで遊仙橋まできました。
滝子山へバリルートの
恵能野川(アモウ沢乗越まで)を
沢沿いに登ります。
先ほどまで雨が降っていましたが、
予報では曇り時々晴れです。
1
6/8 7:24
今日は中央線の大月駅からバスで
遊仙橋まできました。
滝子山へバリルートの
恵能野川(アモウ沢乗越まで)を
沢沿いに登ります。
先ほどまで雨が降っていましたが、
予報では曇り時々晴れです。
遊仙橋まできました。
滝子山へバリルートの
恵能野川(アモウ沢乗越まで)を
沢沿いに登ります。
先ほどまで雨が降っていましたが、
予報では曇り時々晴れです。
バス停からすぐのこの石段は
先日登った恵能野川左岸尾根の
取り付き口です。
恵能野川はこの尾根と滝子山東陵に
挟まれた沢筋です。
先日登った恵能野川左岸尾根の
取り付き口です。
恵能野川はこの尾根と滝子山東陵に
挟まれた沢筋です。
車道を20分くらい歩いて
神社に着きました。
ここから沢沿いに歩いていきます。
神社に着きました。
ここから沢沿いに歩いていきます。
最初に唯一の木橋があります。
相当古いもので、途中には
踏み板が抜けていました。
相当古いもので、途中には
踏み板が抜けていました。
沢沿いの道はこんな感じです。
歩く人はほとんどいないため、
踏み跡は不明瞭です。
道標はありません。
歩く人はほとんどいないため、
踏み跡は不明瞭です。
道標はありません。
このコースは6～7回の
渡渉があります。
ここが1回目、飛び石で渡れます。
渡渉があります。
ここが1回目、飛び石で渡れます。
ここは崩壊地です。
ザレているのと、傾斜があるので
慎重に通過します。
中央に見える倒木を越えるのが
少し厄介でした。
ザレているのと、傾斜があるので
慎重に通過します。
中央に見える倒木を越えるのが
少し厄介でした。
かつて設置されていたであろう
パイプ橋の残骸です。
ここは通れないので、
右横を歩きます。
パイプ橋の残骸です。
ここは通れないので、
右横を歩きます。
ここが一番大きな滝でした。
高さ10mくらいあります。
棚ノ滝という名称です。
流れがとても速いです。
高さ10mくらいあります。
棚ノ滝という名称です。
流れがとても速いです。
4回目の渡渉地点です。
GPSで正確に場所を探します。
概ね対岸に踏み跡があります。
GPSで正確に場所を探します。
概ね対岸に踏み跡があります。
6回目、最後の渡渉です。
中央の倒木は渡れません。
飛び石でいきます。
中央の倒木は渡れません。
飛び石でいきます。
すぐに山の神に着きました。
かなり古い大木の中が空洞に
なっています。
ここで今日初めての小休憩です。
かなり古い大木の中が空洞に
なっています。
ここで今日初めての小休憩です。
このあたりから沢を離れ、
尾根の取り付きまで
緩い登りになります。
ほとんど踏み跡ないですね。
GPSが頼りになります。
尾根の取り付きまで
緩い登りになります。
ほとんど踏み跡ないですね。
GPSが頼りになります。
こんなザレたやせ尾根も
何箇所もでてきます。
特に危険はありません。
何箇所もでてきます。
特に危険はありません。
林道に合流して
そのまま林道に乗ってしまい
道間違いになり、急坂を登って
正規ルートに復帰しました。
そのまま林道に乗ってしまい
道間違いになり、急坂を登って
正規ルートに復帰しました。
目印の1本杭です。
以前は3本あったとのこと。
杭の方向に入っていきます。
以前は3本あったとのこと。
杭の方向に入っていきます。
ここで鹿柵を離れ、
尾根の末端に乗ります。
このあたりどこからでも
尾根に乗れそうです。
尾根の末端に乗ります。
このあたりどこからでも
尾根に乗れそうです。
尾根に乗ってから激坂が
2箇所でてきます。
50度くらいあり、
4駆で登ります。
写真は登ってきたところです。
2箇所でてきます。
50度くらいあり、
4駆で登ります。
写真は登ってきたところです。
1420m付近に大岩がありました。事前調査になくRFで戸惑いました。
直登は無理で右か左に巻くかと
思いますが、右には歩けそうな
場所がなく、左へ進みました。
これが失敗で、途中から崖っぷちに
なってしまい、3点支持ができず、
2mくらい滑落してしまいました。
木の根元で止まったので、
再度斜面を蹴り込みながら、
木を掴み這い上がりました。
1
6/8 10:28
1420m付近に大岩がありました。
事前調査になくRFで戸惑いました。
直登は無理で右か左に巻くかと
思いますが、右には歩けそうな
場所がなく、左へ進みました。
これが失敗で、途中から崖っぷちに
なってしまい、3点支持ができず、
2mくらい滑落してしまいました。
木の根元で止まったので、
再度斜面を蹴り込みながら、
木を掴み這い上がりました。
事前調査になくRFで戸惑いました。
直登は無理で右か左に巻くかと
思いますが、右には歩けそうな
場所がなく、左へ進みました。
これが失敗で、途中から崖っぷちに
なってしまい、3点支持ができず、
2mくらい滑落してしまいました。
木の根元で止まったので、
再度斜面を蹴り込みながら、
木を掴み這い上がりました。
大岩を越えました。
20分くらいかかりました。
思いの外のロスタイムです。
本来なら早めに左に巻くようです。
この後も激坂が続きます。
20分くらいかかりました。
思いの外のロスタイムです。
本来なら早めに左に巻くようです。
この後も激坂が続きます。
ようやく滝子山への一般登山道に
合流しました。
ここまで取り付きの神社から
3時間40分でした(計画は4時間)
合流しました。
ここまで取り付きの神社から
3時間40分でした(計画は4時間)
この道標の裏からでてきました。
ここはアモウ沢乗っ越しです。
登ってきた所は道間違い防止で
ロープが張ってありました。
ここはアモウ沢乗っ越しです。
登ってきた所は道間違い防止で
ロープが張ってありました。
この奥から上がってきました。
日曜日ですが、ここまで誰にも
会いませんでした。
日曜日ですが、ここまで誰にも
会いませんでした。
さらに20分くらいで
滝子山山頂に到着しました。
今回で5回目ですが、
一番きつく、楽しかったです。
滝子山山頂に到着しました。
今回で5回目ですが、
一番きつく、楽しかったです。
曇り空でしたが、幸いにも
富士山の山頂付近が見えました。
山頂には15人ほどのハイカーが
休まれていました。
富士山の山頂付近が見えました。
山頂には15人ほどのハイカーが
休まれていました。
混んでいる山頂では休憩せず、すぐに下山開始です。
降りは穴沢山ルートを歩きます。
ここは男坂と女坂の分岐です。
今回初めて女坂を選びました。
6/8 11:39
混んでいる山頂では休憩せず、
すぐに下山開始です。
降りは穴沢山ルートを歩きます。
ここは男坂と女坂の分岐です。
今回初めて女坂を選びました。
すぐに下山開始です。
降りは穴沢山ルートを歩きます。
ここは男坂と女坂の分岐です。
今回初めて女坂を選びました。
この道標のところを
初狩駅方面には行かず、
案内にはありませんが
そのまま直進します。
ここから穴沢山ルートです。
初狩駅方面には行かず、
案内にはありませんが
そのまま直進します。
ここから穴沢山ルートです。
降りの急なところには
ロープが設置されていました。
ほとんど使わずに行けます。
ロープが設置されていました。
ほとんど使わずに行けます。
鉄塔があるので、
東電のプラ階段も設置されて
とても歩きやすいです。
東電のプラ階段も設置されて
とても歩きやすいです。
穴沢山に着きました。
山名板は微かに読めます。
ヤマレコのガイドで、
「あなたくさんやま」と
アナウンスがありました😆
山名板は微かに読めます。
ヤマレコのガイドで、
「あなたくさんやま」と
アナウンスがありました😆
感想
ハードな山行でした。
沢沿い歩き、渡渉、激坂、
岩陵、やせ尾根など変化に富んでいて
とても楽しめました。
GPSでRFをしっかり取れれば
ロスタイムも少なくなります。
今回で滝子山東面の環状山道は
初狩ルート、東陵、恵能野川左岸尾根と
今回のアモウ沢乗っ越しルートで
4本になりました。
西面もスミ沢ルート、モチガ沢、
寂しょう尾根、浜立尾根も登っており、
滝子山の魅力に取り憑かれている感じです。
天気もなんとか雨に合わずに済みました。
今日も登りと穴沢山ルートでは
誰にも合わず、静かな山行が楽しめました。
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