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ハイキング
甲信越
川内山塊 一本岳 残雪まとった粟ヶ岳の展望台【加茂中央登山道往復】(新潟県加茂市、三条市)
2025年06月08日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 04:33
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,531m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:48
距離 13.8km
登り 1,531m
下り 1,534m
12:53
天候 | くもり☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公共交通機関で行く場合は、信越本線加茂駅下車。駅前から加茂市民バス(かもんバス)の水源地行きに乗車。所要時間は28分。運賃は200円。美人の湯行きでも行けますが、終点美人の湯から水源地まで徒歩3kmが加わります。 加茂市民バス https://www.city.kamo.niigata.jp/docs/42217.html 土日祝日、お盆、年末年始、学校の長期休暇中などは運行ダイヤが変わる場合がありますので、利用の際は事前に要確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【粟ヶ岳加茂中央登山道コース】 それほど危ないところもなく(たぶん)、それでいて1000m以上標高を上げるのでそれなりにきつく、登山初級者から中級者へステップアップするときの腕試しとして最適なコースといえます。1合目のダム湖脇には「(粟ヶ岳)山頂まで3時間」の表記がありますがこれは加茂山岳会の猛者が設定したタイムで厳しいと評判。粟ヶ岳へ3時間30分から4時間ほどで登る登山者さんが多いようです。3時間で登れたら健脚。鎖場は数ヵ所。使わなくても支障ないレベル。水場は6合目と7合目の間にありますが、水場に到達するためにはちょっとだけ緊張感のあるトラバースを40mくらいこなさないといけません。水に余裕があるならムリして汲みに行かなくてもいいかも。 ヤマレコらくルートのコースタイムは、上り4時間30分、下り3時間。三条下田からの「北五百川コース」よりも距離は短いですが、時間はこちらのほうがやや要します。 【粟ヶ岳〜一本岳】 粟ヶ岳を出発すると、滑りやすい下り。周りの灌木やお助けロープを使いながら少しずつ下っていきます。だんだん傾斜がきつくなっていくので注意。標高差100mほど下ると鞍部に到着。ここから目の前に壁のようにそびえる一本岳に上り返していきます。一本岳の上りもスリップしやすい急傾斜です。ゆっくりゆっくり、標高差50mほど上ると一本岳山頂です。ここは粟ヶ岳を間近から眺められる最高の展望台。また反対側には秘境川内山塊の山並みが幾つも重なって見えます。こんなところまで来る登山者さんはほとんどいないので、山頂一人占めできる可能性大です。 なお粟ヶ岳への帰りは急傾斜を50m下り、100m上り返します。往路よりも疲れます。非常に急峻で体力も削がれますので、初心者さんにはあまりおすすめできないかもしれません。初心者さんは熟達者さんと一緒に登ったほうがいいと思います。 コースタイムは片道40分。道は急峻ながらも明瞭で一本道。迷う心配はありません。粟ヶ岳に何度も登った登山者さんは、一度話のタネに一本岳まで足を延ばしてみるのもよいのではないでしょうか。 |
その他周辺情報 | 登山口の「粟ヶ岳県民休養地キャンプ場」は、利用するにあたって予約不要、利用料金も無料です。遠征の方は前泊にこちらでキャンプもよいのではないかと思います。なおキャンプ場にある飲料の自販機(コカコーラ)は長らく故障中。利用できませんのでご注意ください。 新潟観光ナビ(粟ヶ岳県民休養地キャンプ場) https://niigata-kankou.or.jp/spot/5715 近隣の日帰り入浴施設はこの2つ 加茂七谷温泉 美人の湯(加茂市の温泉施設) https://www.bijinnoyu.jp/ 七谷コミュニティセンター(加茂市の入浴施設、沸かし湯) https://www.intellect.co.jp/okem/spa/hoku_niigata/0372.html 周囲に買い物できるようなところはありません。必要なものはあらかじめ用意しておくか、加茂の市街地で購入することをおすすめします。 |
写真
今日は倉手山で飯豊を眺めるか、それとも一本岳から眺める粟ヶ岳とで迷ったのですが、今週逃すと雪が消えてゼブラ柄の粟ヶ岳は見られなくなると思ったので後者を選択しました。粟ヶ岳県民休養地(水源地)の駐車場に車を置いてスタートです
いきなりの急登をこなして3合目。今日はトレランシューズ着用で登っています。先日那須岳を地下足袋で登ったら岩が足裏に刺さって「健康サンダル状態」となり、そのダメージが残っているので楽に歩ける方を選びました
こないだサンキ行ったら「お出かけのお守りオニヤンマ」が売ってたので思わず買ってしまい、ここで試しに出してみました。う〜む、今回だけだと効果あるのかないのか何とも言えんなあ〜。ちょっと継続して使用してみますよ。私は慣れちゃって虫はさほど苦にはならんのですが
さて、一本岳から粟ヶ岳に戻ります。ここは帰りの方がきついです。行きは100m下って50mの上りですが、帰りは50m下って100m上り返さないといけません。灌木やお助けロープ使って上り下りしました
飛ばしに飛ばして1合目貯水池まで下りました。歩き慣れた登山道ということもありますが、やはりトレランシューズだと地下足袋とは下りのスムーズさが全然違います。快調に下りることができました。貯水池周りは「草いきれ」を感じました。本格的な夏はもう間近
感想
残雪まとった粟ヶ岳を間近から見たくなったので、至近にそびえる一本岳(1240m)に登ってきました。飯豊連峰の展望台として知られる山形県小国町の倉手山と迷ったのですが、今週を逃すと雪が消えてしまうので、一本岳を選びました。
以下感想
・地下足袋ではなくトレランシューズで歩きましたが、むちゃくちゃ歩きやすくて快調
・薄曇りで日差しが弱く、尾根に上がったら程よい風もあったのでコンディション良かった
・ヒメサユリが咲いていて嬉しい
・一本岳のアップダウンは急峻
・間近から眺めるゼブラ柄の粟ヶ岳はすばらしかった
・山麓は暑くて夏を感じた
・安田記念は距離延長のマッドクール狙って撃沈
以上です(笑)
今年は残雪が多いですが、そろそろ飯豊や朝日のロングコースを歩いてみたいですね。奥胎内ヒュッテまでの道が開通しないかな〜。あとは福島競馬遠征も絡めて一切経山、東吾妻山にも登りに行きたいです。
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