1839峰



- GPS
- 16:22
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:13
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:38
天候 | 1日目晴れ/強風、2日目曇りのち雨/強風、ところにより爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6月に行く1839峰は、今回で3年連続3回目。
朝の札内川ヒュッテには1台も車がなく、他の登山者はいない様子だ。
沢靴スタートでちょっぴり冷たい川が心地よい。
水量は前回同様で、ヒザ下渡渉を繰り返し特に危険なところもなく、上二股まで1時間15分ほど。クマ糞は見当たらず。
過去2回は気温が高く、どれだけの水を上まで持っていくかで悩んだっけ。
調理用+明日の行動用の水を汲んだ後、確実に重くなるザック。
すぐに始まるコイカク急登をどれだけ消耗せずに進めるかがカギだ。
そういった意味では、今回は気温が高くなく風もあり、過去イチ状態は良かったか。
とはいえ、ササ被り急登からの強風岩石地帯はやはりキツい。
夏尾根頭まで2時間10分。
ここから見るザンクは、キレイだけど行ける気がしないくらい遠い説あるね。
すね当てを装着し、いざハイマツ路へ!
強風に重たいザックがあおられ、試される体幹。
1時間ほどでヤオロの窓。谷を覗く。大量の雪渓ありで涼やかだった。
ただ、無粋な看板(私的見解)設置はやめてほしいなぁと。割れてたし…
ここから300mほど登らされ、いい疲労感でヤオロマップ岳に到着。50分ほどかかった。
ピーク付近の絶景スペースは、風がぶち当たっている。
前回はココにテント設置し、夕方までは穏やかだったが、夜から朝にかけて強風で落ち着かなかった。
なので、今回はピークから3分ほどザンク側にあるスペースへ。
ここは風の影響が少なく、2張りイケた。クマ糞なし。
安着ビールを片手にザンクを望み、明日に備える。
朝、風は相変わらず強かった。山はくっきり見える。
天気予報では、午前中からひと雨ありそうなので出発を急いだ。
前日の疲れはあったが、歩いているうちに足が動いてきた。
やはり、ザンクは2日目アタックがイイのね。と、痛感した。
笹、低木、ハイマツをかき分け、無数のアップダウンを繰り返す。
右手に見えるカムエクとシャクナゲやサクラの花が絶妙な癒しだ。クマ糞なし。
左前方に見えるカールも、いと美しきかな。道はエグいけど。
最後は、草・木・岩を手がかり足がかりによじ登ってピーク到着。1時間半。
雲の動きから何となく予感はしてたけど、真っ白だった…
それでも達成感は抜群。思い思いに記念撮影して、テントへ戻る。
帰りは1時間40分ほどかかった。
朝イチのザンクを味わったあとの帰路は、これまでにない無味乾燥。
安全に帰ることだけがモチベーションとなる。
ヤオロから夏尾根頭までは2時間。足が重たい。
ここから雨が降り出した。まぁ予報どおりではある。
稜線直下の危険地帯は、コンディションが悪くならないうちに通過できたが、上二股までは、まぁまぁ降ったので滑った。1時間20分ほど。
ヘロヘロ状態で川原を歩くこと1時間半で車へ。途中で鹿ツノ2本。ダニ1匹(喰われたけど吸われる前に相棒が取ってくれた。命の恩人)。
ヤオロ泊の2日目アタックなら、ザンクの困難度も多少薄れる感じがした。
3日日程にして、コイカクかヤオロの窓で後泊するのも体力的には楽になるだろうけど、荷物も増えるし水や天気も心配だ。
これで2回ピークまで行けたが、まだ周囲の山並みを見ることはできていない。ズーン…次回こそ!
コメント
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すね当ては、サッカー用でサイズ小さめのものです。
完璧にガードできましたが、膝のアタマとすね当ての隙間にできた多少のアザは思い出としています。
太ももは無傷でしたか?
太ももは今回は無傷でした。予防として登山パンツの中にサポートタイツを履いていたからだと思います。ただ、膝のアタマまで隠れる3/4丈だったので、すね当てとの間の部分にアザができたのかなぁ。同行者は、モンベルの沢登り用レッグガード着用だったので、膝までカバーできてました。蒸れるそうなので、時期を選びそうですが…
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