【南木曽】木曽の森が好きかもしれない


- GPS
- 05:56
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南木曽駅からのコース、避難小屋の直前の笹がうっとおしい。 |
その他周辺情報 | 妻籠宿が良き雰囲気。 電車の時間が迫ってたので駆け抜けた。ゆっくりビールでも飲みたいところ。 |
写真
感想
「木曽はすべて山の中」
有名な小説の冒頭の一節。実際に南木曽岳を歩いてみて、その言葉の意味が少しわかった気がした。
木曽の風景は、森というより“谷”の中にある。これまで多くの山に登ってきたけれど、街から登る山や、山深い人里離れた場所からのスタートがほとんどだった。でも、木曽では“谷の中の集落”から登山が始まる。
谷の中にある街――それは意外と珍しい存在かもしれない。松本や甲府のような盆地とは違い、木曽の街や妻籠宿は、山がすぐそこまで迫り、空が狭く感じられる。
空が広い街――たとえば海沿いの町や、山が遠くに霞む平野の中の都市――とはまったく異なる。木曽では、空は切り取られ、視界は山に囲まれている。
そんな閉ざされたような地形の中を、中山道が通っていた。狭い谷間の街道を、かつては多くの旅人が行き交っていたのだ。旅人にとっては通過点であっても、そこに暮らす人々にとっては、山に囲まれた土地が日常のすべてだった。
空が狭く、移動の自由が制限されるような環境で暮らすことは、人の精神にどんな影響を与えるのだろう。
閉塞感を抱えながらも、外から来る人々との出会いに心を開いていたのか。あるいは、山に守られた安心感の中で、静かに暮らしを紡いでいたのか。
そんな想像をしながら歩くと、木曽の風景がただの「自然」ではなく、「人の営みの記憶を宿した場所」として立ち上がってくる。
森と生活が密接に結びついた風景。理由はうまく言えないけれど、そんな森が好きだと気づいた。
やっぱりぼくは、中央アルプスが一番好きなのかもしれない。南アルプスにはまだ行ったことがないけれど。
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