ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8257503
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【徳右衛門岳-蝙蝠岳-塩見岳-北荒川岳-新蛇抜岳-安部荒倉岳-黒檜山-三峰岳-農鳥岳】憧れの蝙蝠岳へ

2025年06月04日(水) 〜 2025年06月07日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
37:16
距離
60.0km
登り
5,866m
下り
5,538m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:33
休憩
1:43
合計
10:16
距離 16.8km 登り 2,639m 下り 946m
4:43
1
スタート地点
4:44
4:45
20
5:41
5:42
52
6:34
6:50
60
7:50
7:51
41
8:32
8:50
61
9:51
9:52
15
10:07
10:15
46
11:01
34
11:35
12:32
44
13:16
103
14:59
宿泊地
2日目
山行
9:01
休憩
2:05
合計
11:06
距離 17.9km 登り 1,571m 下り 1,187m
4:42
90
宿泊地
6:12
6:25
88
7:53
28
8:21
8:46
93
10:19
10:20
15
10:35
10:39
25
11:04
11:06
1
11:07
11:09
3
11:12
11:13
15
11:28
11:54
18
12:24
18
12:53
13:09
48
13:57
14:22
13
14:35
14:36
39
15:15
15:24
23
15:47
1
15:48
宿泊地
3日目
山行
7:58
休憩
1:52
合計
9:50
距離 11.4km 登り 1,178m 下り 945m
4:42
141
宿泊地
7:03
7:18
124
9:22
10:39
39
11:18
37
11:55
12:01
23
12:24
12:38
114
14:32
4日目
山行
6:17
休憩
1:01
合計
7:18
距離 14.0km 登り 478m 下り 2,460m
4:58
48
5:46
5:47
35
6:22
6:38
30
7:08
99
8:47
9:09
55
10:04
10:24
19
10:43
10:44
16
11:00
48
11:48
18
12:06
9
12:15
12:16
0
12:16
ゴール地点
天候 6/4 晴れ時々くもり
6/5 快晴!ただ稜線は強風
6/6 晴れ時々くもり
6/7 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
新倉の糸魚川ー静岡構造線見学駐車場

帰り:バス 奈良田温泉13:50-転付峠入口14:11
200円+10㎏以上の荷物は200円
コース状況/
危険箇所等
◆新倉~蝙蝠岳登山口
八丁峠(内河内ノコル)手前は一般登山道としては最凶でした。12年前より明らかに荒れてます。当時もなかなかでしたが、急登の上ザレてるし倒木あるし道わかんないし。普段ロープは使わないのですが、ここはさすがに頼らざるを得ませんでした。
そのほかは問題ありません。

◆蝙蝠岳登山口~2721P
一般道にしてはテープ類も少なく道が不明瞭なところもあり。2721P手前はけっこう雪が残っており、おまけに踏み抜きまくるので藪へ逃げましたが、かなり濃いです。
どっちがマシか微妙なところ。

◆熊ノ平小屋テン場~黒檜山
2695P手前からハイマツ漕ぎ。2666P手前の小ピークからは北側を巻けてハイマツから解放されます。このトラバースは歩きやすく快適。この後黒檜山までは難しいところはありません。藪も薄いです。この区間の核心は2695Pからトラバース可能なところまで。

◆その他
全体に雪はかなり減ってました。ただトラバース道と農鳥岳から標高2500m付近までは残雪のトラバースがいくつか。特に農鳥岳から降りてすぐのトラバースは危険を感じてここだけチェンスパ着けました。ほかはツボで問題ありませんでした。
その他周辺情報 ◆下山後の温泉
白根館
1000円 JAF割で900円
含硫黄ナトリウム塩化物温泉
日によって色が変わるとのことですが、この日は透明でした。
硫黄臭がして好み。
露天風呂もあり女帝の湯よりワタシは好きです。
営業時間が短いのが難。

◆下山後の食事
女帝の湯 カツカレー1100円
白根館には食事処がないのでこちらへ。
下山後は何食べても美味いので、味の評価は不可。
糸魚川ー静岡構造線の駐車場から出発。今回の山行はハードなので気合い入れます。
2
糸魚川ー静岡構造線の駐車場から出発。今回の山行はハードなので気合い入れます。
13年前はこのヘリポートまで車で来れたのですが。
2
13年前はこのヘリポートまで車で来れたのですが。
長い林道歩きの末、ようやく登山道っぽくなってきました。
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長い林道歩きの末、ようやく登山道っぽくなってきました。
本日の核心部、八丁峠(内河内ノコル)までの急登。
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本日の核心部、八丁峠(内河内ノコル)までの急登。
急登の上ザレてるので、このロープないとムリ。12年前よりかなり荒れてます。
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急登の上ザレてるので、このロープないとムリ。12年前よりかなり荒れてます。
道はどこ?
これ一般道だよね?中央のロープまでどうやって行けというのか?チェンスパ着けようかマジ迷いました。結局ここは高巻き。
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これ一般道だよね?中央のロープまでどうやって行けというのか?チェンスパ着けようかマジ迷いました。結局ここは高巻き。
悪戦苦闘の末、内河内川に降りてきました。
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悪戦苦闘の末、内河内川に降りてきました。
ヤマツツジ。
東京電力管理小屋(保利沢小屋)。最高のテン場ですが、さすがにまだ張るわけにはいきません。
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東京電力管理小屋(保利沢小屋)。最高のテン場ですが、さすがにまだ張るわけにはいきません。
電柱と電線に沿って進みます。
2
電柱と電線に沿って進みます。
ここで電線は終了。この先で、
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ここで電線は終了。この先で、
ここを渡渉します。
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ここを渡渉します。
二俣出合。右のヨモギ沢の右岸斜面を登っていきます。
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二俣出合。右のヨモギ沢の右岸斜面を登っていきます。
ヤブ?ウツギ。
伝付峠手前はカラマツの美林。
1
伝付峠手前はカラマツの美林。
伝付峠手前の水場。ここではまだ補給せず、味見だけ。
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伝付峠手前の水場。ここではまだ補給せず、味見だけ。
ここで富士山登場。富士山は全日程拝めました。
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ここで富士山登場。富士山は全日程拝めました。
予定より1時間以上早く伝付峠に到着。
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予定より1時間以上早く伝付峠に到着。
この辺りはいい雰囲気。青薙山まで繋げたいな。ここからせっかく稼いだ標高を一気に吐き出します。
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この辺りはいい雰囲気。青薙山まで繋げたいな。ここからせっかく稼いだ標高を一気に吐き出します。
二軒小屋ロッジまで一気に降りてきました。昨年に引き続き今年も営業してません。また泊まりたいな〜
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二軒小屋ロッジまで一気に降りてきました。昨年に引き続き今年も営業してません。また泊まりたいな〜
大井川東俣。いつか源流まで遡上したいです。ここで2L給水。
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大井川東俣。いつか源流まで遡上したいです。ここで2L給水。
果てしなく長いアプローチの末ようやく蝙蝠岳登山口に到着。時間的には徳右衛門岳まで行けますが、既に累積標高で約2000m登ってるのであと1100m登るのは体力的に無理。目標は2200Pですが、それでもあと700mも登らなきゃなりません。
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果てしなく長いアプローチの末ようやく蝙蝠岳登山口に到着。時間的には徳右衛門岳まで行けますが、既に累積標高で約2000m登ってるのであと1100m登るのは体力的に無理。目標は2200Pですが、それでもあと700mも登らなきゃなりません。
なのでここでマットを拡げてストレッチと仮眠、パワーゲージの回復をはかります。写真は寝転んで見上げた空。
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なのでここでマットを拡げてストレッチと仮眠、パワーゲージの回復をはかります。写真は寝転んで見上げた空。
今年初のギンちゃん。ほとんどはまだ閉じてました。
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今年初のギンちゃん。ほとんどはまだ閉じてました。
中部電力管理棟の向こうに越えてきた白峰南嶺。左側が伝付峠です。
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中部電力管理棟の向こうに越えてきた白峰南嶺。左側が伝付峠です。
先行者に遭遇。ジムグリです。初めて見たかも。ヘビ好きのワタシは5分ほど観察。
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先行者に遭遇。ジムグリです。初めて見たかも。ヘビ好きのワタシは5分ほど観察。
コミヤマカタバミは道中たくさん見かけました。
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コミヤマカタバミは道中たくさん見かけました。
よれよれでなんとか2200P付近まで登ってここを本日のお宿に決定。いい物件でした。
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よれよれでなんとか2200P付近まで登ってここを本日のお宿に決定。いい物件でした。
今回軽量化のため🍺は涙を飲みましたが、キュウリは外せません。
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今回軽量化のため🍺は涙を飲みましたが、キュウリは外せません。
2日目朝です。
まずは徳右衛門岳手前の水場へ。
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まずは徳右衛門岳手前の水場へ。
登山道から数分でありました。伏流水がわずか5mほど地表に出ています。奇跡の水場です。なんか感動。
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登山道から数分でありました。伏流水がわずか5mほど地表に出ています。奇跡の水場です。なんか感動。
見落とした水場分岐の表示。これ見落とすかね?
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見落とした水場分岐の表示。これ見落とすかね?
2日目にしてようやく一座ゲット。徳右衛門岳、2500m峰121座目。
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2日目にしてようやく一座ゲット。徳右衛門岳、2500m峰121座目。
2721P手前で登山道にけっこう雪が残ってて踏み抜き祭り。
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2721P手前で登山道にけっこう雪が残ってて踏み抜き祭り。
ロンスパ持ってきてないので薮へ逃げますが、濃くて苦戦。時間と体力をロス。腐れ雪と藪、どっちもどっち。
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ロンスパ持ってきてないので薮へ逃げますが、濃くて苦戦。時間と体力をロス。腐れ雪と藪、どっちもどっち。
腐れ雪と藪との格闘の末、ついに森林限界の2721Pに到着すると、一気に視界が開け目の前に憧れの蝙蝠様が!なんとドラマチックな展開!
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腐れ雪と藪との格闘の末、ついに森林限界の2721Pに到着すると、一気に視界が開け目の前に憧れの蝙蝠様が!なんとドラマチックな展開!
右手に3週間前に歩いた白峰南嶺。右から笹山、白河内岳、広河内岳、農鳥岳。
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右手に3週間前に歩いた白峰南嶺。右から笹山、白河内岳、広河内岳、農鳥岳。
背後に富士山。
左手に荒川三山。悪沢岳は何度も登りたい山、
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左手に荒川三山。悪沢岳は何度も登りたい山、
笊ヶ岳、青薙山。
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笊ヶ岳、青薙山。
いずれ行かねばならない烏帽子岳、小河内岳、大日影岳、板屋岳。
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いずれ行かねばならない烏帽子岳、小河内岳、大日影岳、板屋岳。
蝙蝠岳の左奥に塩見岳。これまでの地味な苦労が一気に報われます。最高の稜線歩きに気分は最高潮。
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蝙蝠岳の左奥に塩見岳。これまでの地味な苦労が一気に報われます。最高の稜線歩きに気分は最高潮。
るんるん気分でついに憧れの蝙蝠岳にとうちゃこ〜。百高山90座目、2500m峰122座目。滅多に撮らない自撮り写真ですが、ここは撮らざるを得ないでしょう。
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るんるん気分でついに憧れの蝙蝠岳にとうちゃこ〜。百高山90座目、2500m峰122座目。滅多に撮らない自撮り写真ですが、ここは撮らざるを得ないでしょう。
山頂から農鳥岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳。
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山頂から農鳥岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳。
悪沢岳と中岳の間に赤石岳も見えてきました。
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悪沢岳と中岳の間に赤石岳も見えてきました。
登ってきた尾根。中央に徳右衛門岳。
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登ってきた尾根。中央に徳右衛門岳。
そしてお次の塩見岳へ向かいます。
2
そしてお次の塩見岳へ向かいます。
途中何度も蝙蝠岳を振り返り。
2
途中何度も蝙蝠岳を振り返り。
なんと、ミヤマキンバイがもう咲いてました。この後稜線上のいたるところで見かけました。
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なんと、ミヤマキンバイがもう咲いてました。この後稜線上のいたるところで見かけました。
またまた振り返り。何度見ても美しい。
2
またまた振り返り。何度見ても美しい。
北股岳までもう少し。
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北股岳までもう少し。
しつこく振り返り。だいぶ遠くなりました。
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しつこく振り返り。だいぶ遠くなりました。
北股岳に到着。2920mありますが百高山には入ってませんし、山頂標もなしの可哀想な山です。
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北股岳に到着。2920mありますが百高山には入ってませんし、山頂標もなしの可哀想な山です。
北股岳分岐にザックをデポし、仙塩尾根接続ミッション開始。
2
北股岳分岐にザックをデポし、仙塩尾根接続ミッション開始。
空身で塩見岳へ。
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空身で塩見岳へ。
まずは東峰。12年ぶりです。
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まずは東峰。12年ぶりです。
ついでに西峰も。時間押してるけどしばし景色を楽しみます。
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ついでに西峰も。時間押してるけどしばし景色を楽しみます。
遠く仙丈ヶ岳へと続く仙塩尾根を俯瞰。あらためて見ると長いっすね〜
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遠く仙丈ヶ岳へと続く仙塩尾根を俯瞰。あらためて見ると長いっすね〜
荒川三山の右奥に大沢岳、中盛丸山、兎岳。南部もまた歩きたいな〜。
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荒川三山の右奥に大沢岳、中盛丸山、兎岳。南部もまた歩きたいな〜。
富士山と蝙蝠岳。
2
富士山と蝙蝠岳。
分岐と山頂の間の残雪トラバース。ここはちょっと嫌な感じ。
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分岐と山頂の間の残雪トラバース。ここはちょっと嫌な感じ。
分岐に戻っていよいよ間ノ岳左に見える小さなピーク、三峰岳へ向け仙塩尾根接続の旅へ踏み出します。
2
分岐に戻っていよいよ間ノ岳左に見える小さなピーク、三峰岳へ向け仙塩尾根接続の旅へ踏み出します。
雪投沢源頭。キャンプ禁止を告知するだけのためにわざわざこんな立派な標柱作っちゃうなんて。それより北股岳に標柱作ってあげてよ。
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雪投沢源頭。キャンプ禁止を告知するだけのためにわざわざこんな立派な標柱作っちゃうなんて。それより北股岳に標柱作ってあげてよ。
中央左に次のピーク、北荒川岳。
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中央左に次のピーク、北荒川岳。
北荒川岳周辺はダケカンバ天国。素晴らしい場所です。ここはお気に入りに登録。
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北荒川岳周辺はダケカンバ天国。素晴らしい場所です。ここはお気に入りに登録。
北荒川岳キャンプ場跡にも幕営禁止の標柱。再開を強く希望します。
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北荒川岳キャンプ場跡にも幕営禁止の標柱。再開を強く希望します。
北荒川岳周辺は荒涼とした感じ。
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北荒川岳周辺は荒涼とした感じ。
北荒川岳に到着。百高山91座目、2500m峰122座目。
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北荒川岳に到着。百高山91座目、2500m峰122座目。
ここからの塩見は迫力あります。
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ここからの塩見は迫力あります。
残すは右手前の新蛇抜山と中央の阿倍荒倉岳。
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残すは右手前の新蛇抜山と中央の阿倍荒倉岳。
天気よし、眺めよし、雰囲気よし、誰にも会わず最高のハイキング。
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天気よし、眺めよし、雰囲気よし、誰にも会わず最高のハイキング。
新蛇抜山への分岐の表示が転がっててあらぬ方向を指してましたので戻しておきました。
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新蛇抜山への分岐の表示が転がっててあらぬ方向を指してましたので戻しておきました。
山頂へはちゃんと道がありました。
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山頂へはちゃんと道がありました。
新蛇抜山にあっさり到着。百高山92座目、2500m峰123座目。しんじゃぬけやまって最初から読める人いないよね?
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新蛇抜山にあっさり到着。百高山92座目、2500m峰123座目。しんじゃぬけやまって最初から読める人いないよね?
対面の白峰南嶺。左から広河内岳、白河内岳、笹山。3週前は向こうからこちらを眺めてました。
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対面の白峰南嶺。左から広河内岳、白河内岳、笹山。3週前は向こうからこちらを眺めてました。
あとは中央左の阿倍荒倉岳を残すのみ。
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あとは中央左の阿倍荒倉岳を残すのみ。
明日登る予定の黒檜山。
1
明日登る予定の黒檜山。
左の蝙蝠岳から歩いてきた稜線を見て感慨に浸ります。
3
左の蝙蝠岳から歩いてきた稜線を見て感慨に浸ります。
竜尾見晴。
先ほどいた新蛇抜山。
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先ほどいた新蛇抜山。
阿倍荒倉岳まであと少し。体力限界もあと少し。
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阿倍荒倉岳まであと少し。体力限界もあと少し。
ついにこの日最後のピーク阿倍荒倉岳に到着。百高山93座目、2500m峰124座目。登山道は山頂を通ると思い込んでてうっかり通り過ぎてしまいました。山頂への案内表示類はないので、GPSチェック要です。
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ついにこの日最後のピーク阿倍荒倉岳に到着。百高山93座目、2500m峰124座目。登山道は山頂を通ると思い込んでてうっかり通り過ぎてしまいました。山頂への案内表示類はないので、GPSチェック要です。
あとは楽勝と思いきや熊ノ平小屋への道は残雪だらけで、ズボズボ。スパッツないので雪入りまくり。
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あとは楽勝と思いきや熊ノ平小屋への道は残雪だらけで、ズボズボ。スパッツないので雪入りまくり。
本日のお宿、熊ノ平小屋によれよれで到着。営業前で閑散としています。
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本日のお宿、熊ノ平小屋によれよれで到着。営業前で閑散としています。
テン場は貸し切り。目の前は農鳥岳がどーん。
4
テン場は貸し切り。目の前は農鳥岳がどーん。
テン場脇に沢が流れてて水汲み放題。
2
テン場脇に沢が流れてて水汲み放題。
3日目スタート。今回の山行の核心、黒檜山へ向かいます。最初からチェンスパ装着してテン場横の斜面を登って2695Pへ。
2
3日目スタート。今回の山行の核心、黒檜山へ向かいます。最初からチェンスパ装着してテン場横の斜面を登って2695Pへ。
2695P手前からはハイマツがお出迎え。
2
2695P手前からはハイマツがお出迎え。
手前の小ピークまではハイマツ遊戯。
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手前の小ピークまではハイマツ遊戯。
わずかに右(北側)に逃げられるところも。
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わずかに右(北側)に逃げられるところも。
中央の2666P(ダミアンピークと勝手に命名)までが果てしなく遠く感じます。
2
中央の2666P(ダミアンピークと勝手に命名)までが果てしなく遠く感じます。
やっと穏やかになってきました。
1
やっと穏やかになってきました。
ここは匍匐前進で。
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ここは匍匐前進で。
ようやく右側をトラバースできるところに。
2
ようやく右側をトラバースできるところに。
手前のピークは右側を巻きます。
1
手前のピークは右側を巻きます。
めっちゃ歩きやすくなりました。
1
めっちゃ歩きやすくなりました。
景色を楽しむ余裕も出て、今回の山行で初めて北岳を拝みます。
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景色を楽しむ余裕も出て、今回の山行で初めて北岳を拝みます。
ダミアンピークへの登りは小藪でイージー。
2
ダミアンピークへの登りは小藪でイージー。
ダミアンピークです。一応踏みましたが巻けます。
2
ダミアンピークです。一応踏みましたが巻けます。
黒檜山はまだ遠いですが、この先は穏やかです。
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黒檜山はまだ遠いですが、この先は穏やかです。
黒檜山への登り。ここも小藪で大したことありません。
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黒檜山への登り。ここも小藪で大したことありません。
黒檜山。なんか割とあっけなく着いちゃいました。もう二度と来ることはないのでゆっくりします。
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黒檜山。なんか割とあっけなく着いちゃいました。もう二度と来ることはないのでゆっくりします。
行きは稜線の藪を漕いだところもなるべく北側をトラバースします。ここはチェンスパなければ攻めなかったと思います。
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行きは稜線の藪を漕いだところもなるべく北側をトラバースします。ここはチェンスパなければ攻めなかったと思います。
仙丈と甲斐駒。
これから向かう三峰岳。あそこまで行けば晴れて仙塩尾根接続完了です。
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これから向かう三峰岳。あそこまで行けば晴れて仙塩尾根接続完了です。
最後のハイマツ漕ぎをこなして、
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最後のハイマツ漕ぎをこなして、
無事にテン場に帰還。予定より1時間も早いので、衣類干したり、メシ食ったり、ストレッチしたりのんびりします。
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無事にテン場に帰還。予定より1時間も早いので、衣類干したり、メシ食ったり、ストレッチしたりのんびりします。
重い腰を上げてリスタート。井川越から少し登ると先ほど歩いた黒檜山への稜線。中央のダミアンピークの左ピークからこちら側の北側斜面を楽にトラバースできます。それまではハイマツの海をもがきます。
3
重い腰を上げてリスタート。井川越から少し登ると先ほど歩いた黒檜山への稜線。中央のダミアンピークの左ピークからこちら側の北側斜面を楽にトラバースできます。それまではハイマツの海をもがきます。
塩見岳から歩いてきた仙塩尾根。
2
塩見岳から歩いてきた仙塩尾根。
蝙蝠岳についつい目がいきます。
3
蝙蝠岳についつい目がいきます。
三国平に到着。ここから空身で三峰岳へ。
1
三国平に到着。ここから空身で三峰岳へ。
今日も富士山はご機嫌麗しゅう。
2
今日も富士山はご機嫌麗しゅう。
ミヤマキンバイに励まされます。
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ミヤマキンバイに励まされます。
三峰岳まであとちょっと。
2
三峰岳まであとちょっと。
やりました!仙塩尾根接続完了です!
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やりました!仙塩尾根接続完了です!
14年前に歩いた仙丈からの仙塩尾根。
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14年前に歩いた仙丈からの仙塩尾根。
今回歩いた塩見からの仙塩尾根。感無量です。
これで今回の山行の目的はすべて達成しました。
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今回歩いた塩見からの仙塩尾根。感無量です。
これで今回の山行の目的はすべて達成しました。
間ノ岳は今回はスルー。
1
間ノ岳は今回はスルー。
あとは農鳥小屋まで行くだけ。
1
あとは農鳥小屋まで行くだけ。
女王、ナイト、王様。
2
女王、ナイト、王様。
乗鞍と槍穂。
中央アルプス。
三国平に戻って来ました。
1
三国平に戻って来ました。
あとはトラバース道をゆるゆる歩いて農鳥小屋に行くだけなので気楽です。
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あとはトラバース道をゆるゆる歩いて農鳥小屋に行くだけなので気楽です。
と思ってたら残雪のトラバースが何箇所か。
1
と思ってたら残雪のトラバースが何箇所か。
大井川源流です。ここも来たかった場所のひとつ。農鳥の水場は遠いらしいのでここで3.5L給水。
2
大井川源流です。ここも来たかった場所のひとつ。農鳥の水場は遠いらしいのでここで3.5L給水。
源流の水で蝙蝠尾根と仙塩尾根に乾杯。
7
源流の水で蝙蝠尾根と仙塩尾根に乾杯。
あともうちょっとと思ってたら、目の前に壁が!最後100m登り返すなんて聞いてないよ〜(地図をよく見ろって話)
3
あともうちょっとと思ってたら、目の前に壁が!最後100m登り返すなんて聞いてないよ〜(地図をよく見ろって話)
最後の力を振り絞り壁を登り切りました。
2
最後の力を振り絞り壁を登り切りました。
結局よれよれで農鳥小屋に到着。営業開始前でやはり閑散としてます。もしかして営業準備中でビールにありつけるかもという淡い期待は儚く消えました。
3
結局よれよれで農鳥小屋に到着。営業開始前でやはり閑散としてます。もしかして営業準備中でビールにありつけるかもという淡い期待は儚く消えました。
農鳥のテン場は絶好のロケーション。まずは富士山が見えます。
4
農鳥のテン場は絶好のロケーション。まずは富士山が見えます。
鳳凰三山。
間ノ岳。トイレ小屋が邪魔だけど。
2
間ノ岳。トイレ小屋が邪魔だけど。
そして西農鳥岳。
2
そして西農鳥岳。
夜は甲府盆地の夜景。
3
夜は甲府盆地の夜景。
最終日の朝。この日もご来光はなし。
2
最終日の朝。この日もご来光はなし。
奥秩父の山々。
西農鳥岳と農鳥岳をこなせばあとは降るだけ。
1
西農鳥岳と農鳥岳をこなせばあとは降るだけ。
西農鳥岳。2回目。
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西農鳥岳。2回目。
白峰南嶺と笊ヶ岳。
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白峰南嶺と笊ヶ岳。
最後のピーク、農鳥岳へ。
1
最後のピーク、農鳥岳へ。
雲海が光ってます。
1
雲海が光ってます。
最後のピーク、農鳥岳に。
1
最後のピーク、農鳥岳に。
西農鳥岳。
富士山は4日間姿を見せてくれました。
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富士山は4日間姿を見せてくれました。
歩いてきた徳右衛門岳、蝙蝠岳、塩見と奥に荒川三山と赤石岳。
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歩いてきた徳右衛門岳、蝙蝠岳、塩見と奥に荒川三山と赤石岳。
間ノ岳、北岳、八ヶ岳、鳳凰三山。
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間ノ岳、北岳、八ヶ岳、鳳凰三山。
北岳アップ。
いい感じの光と雲。
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いい感じの光と雲。
農鳥岳から降るとすぐにこのトラバース。さすがにチェンスパ装着しました。
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農鳥岳から降るとすぐにこのトラバース。さすがにチェンスパ装着しました。
大唐松尾根。今回見送ったのは正解でした。この脚でハイマツ漕ぎはムリ。
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大唐松尾根。今回見送ったのは正解でした。この脚でハイマツ漕ぎはムリ。
3週前に登った広河内岳。
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3週前に登った広河内岳。
大門沢下降点。名残惜しいですが、ここで稜線とお別れ。
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大門沢下降点。名残惜しいですが、ここで稜線とお別れ。
3週前に比べ雪は格段に減ってましたが、
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3週前に比べ雪は格段に減ってましたが、
トラバースが何箇所か。いい感じに緩んでてツボでOK。
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トラバースが何箇所か。いい感じに緩んでてツボでOK。
ここは登山道が隠されててルーファイに苦労しました。
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ここは登山道が隠されててルーファイに苦労しました。
付属体が直立だったのでマムシグサ。今年初。
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付属体が直立だったのでマムシグサ。今年初。
大門沢小屋はスタッフの方が開業準備で忙しそうでした。ここでこの山行でお会いした2人目となる人とお話ししていると、ヘリがちょうど荷下ろしするところでした。爆風で耐風姿勢を強いられ写真は撮れませんでした。これは荷下ろしした後です。
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大門沢小屋はスタッフの方が開業準備で忙しそうでした。ここでこの山行でお会いした2人目となる人とお話ししていると、ヘリがちょうど荷下ろしするところでした。爆風で耐風姿勢を強いられ写真は撮れませんでした。これは荷下ろしした後です。
よく見ると黒ラベルの箱が!ううっ...後ろ髪を引かれつつ下山します。
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よく見ると黒ラベルの箱が!ううっ...後ろ髪を引かれつつ下山します。
ミヤマハタザオ。
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ミヤマハタザオ。
大古森沢で一服。
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大古森沢で一服。
登山口まで降りてきました。
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登山口まで降りてきました。
奈良田温泉BSでゴール。長かった山旅は終わり。4日間我ながらよく歩きました。予定より早く着きすぎたので、
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奈良田温泉BSでゴール。長かった山旅は終わり。4日間我ながらよく歩きました。予定より早く着きすぎたので、
メシ。シャバのメシはうめえずら。
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メシ。シャバのメシはうめえずら。

感想

期せずして4月から6月中旬まで無職となり、この機会にこれまでやりたくても実行できなかった山行をガンガンやろうと思ってたのですが、天候の関係で思うように消化できずとうとう6月になってしまいました。
このままでは梅雨入りしてしまうと焦っていると、3日間降雨のない予報がついにきました。

今回の山行の目的は、
①憧れの蝙蝠岳に登る
②仙塩尾根を完結させる
③百高山4座、2500m峰6座のハント

当初は5日間の日程で計画してましたが、最近の体力なら4日間で行けるかも。
で、やり通しました。
できれば大唐松山もと目論んでましたが、3日目の疲労度から外しました。日帰りでいつでも行けるし。
でも大満足でした。
4日目の予報は未知でしたが、幸い4日とも雨に降られないどころか、好転に恵まれ、2日目からは南アルプスの絶景の中大門沢小屋までは誰にも会わず、どっぷり山に浸れて過去最高の山行の一つになりました。
これで心置きなく仕事を再開できます。

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コメント

私なら迷わずキュウリを捨ててを入れるネ。
営業小屋がないのに四日間も無しなんて考えられない。
60キロか...最近フットワーク軽いネ。
北アを端から端まで歩くとか...
2025/6/9 14:56
hottenさん、お久しぶり!

やはり🍺に来ましたね😏
🍺なしのテン泊縦走はこれで2回目ですが、初日にテン泊装備で2500m登らなきゃならないんで、苦渋の決断でした。
きゅうりはたった100gですからね〜
でも1本ぐらいは担いでもよかったかも。

最近脚の調子いいんで、ちょっと前までは無理だったロングもこなせるようになりましたよ✌️
北アを端から端はさすがに…


2025/6/9 16:15
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kanosukeさま
ロング縦走お疲れ様でした、大変なコースを凄い速度で完歩されたんですね、ポンコツ低速者の私には、真似できません、凄いです。
右側に停めていた黒の車は私です、トレースしていただいて感謝です、私も伝付峠~蝙蝠岳~奈良田のコースでした、これからも元気で頑張ってください、今日帰宅しました。
2025/6/10 14:49
さとるさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ほぼ同時期に同じコースを歩かれた人がいたとは驚きです😳
徳右衛門岳から2721Pまでの雪は大変じゃなかったですか?
でも、静かでどっぷり山に浸れる蝙蝠尾根から仙塩尾根は最高でしたね。
レコが上がったら拝見させてください。

お疲れさまでした🍺
2025/6/10 17:53
kさん、こんばんは。

今回も凄いルートを歩かれていて、素晴らしいの一言です。
伝付峠も蝙蝠岳も仙塩尾根も気になるルートですが、とてもハードなイメージの場所。

しかし、今のkさんにかかれば余裕を持って歩かれているのだろうなと。

荒れた道、バリ要素、稜線からの絶景と刺激に富んだルートに加え、百高山、2500mもこなし贅沢な山歩きですね。

それにしても素晴らしいです。
お疲れ様でした!
2025/6/11 0:41
cさん、こんばんは。

余裕なんてないすよ。
もういっぱいいっぱいでした😅
でも、おっしゃる通り、素晴らしい山行でした!

過去一番のハードでしたけど、過去一番の最高の山行でした!
2025/6/11 2:50
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