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Yamareco

記録ID: 8233803
全員に公開
ハイキング
東北

冒険家のための⛰️笠倉山(会津の最上級マッターホルン)

2025年06月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
みゅー その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
11.2km
登り
823m
下り
826m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
0:14
合計
6:22
距離 11.2km 登り 823m 下り 826m
7:58
187
スタート地点
11:05
11:19
181
14:20
ゴール地点
天候 小雨(天気予報では曇り)
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河井継之助記念館駐車場利用(林道の車止め手前まで行けます。車数台駐車可)
コース状況/
危険箇所等
バリエーションコースのみ
朝、虹が出てた。幸運の兆し。
朝、虹が出てた。幸運の兆し。
真ん中に鎮座するのが笠倉山。マッターホルンに見えない角度なのが残念。、
真ん中に鎮座するのが笠倉山。マッターホルンに見えない角度なのが残念。、
ウワミズザクラ
車止め。ここまでマイカーで来れます。、
車止め。ここまでマイカーで来れます。、
トラバースは滑る崩れる。
トラバースは滑る崩れる。
豪雪の後なので倒木は当たり前
豪雪の後なので倒木は当たり前
杉が目印。ここから直登。
杉が目印。ここから直登。
薮ではない
ブナだからね、足元は薮にはならない
ブナだからね、足元は薮にはならない
斜度は激しく。
穏やかなところでしか写真は撮れないのだ。大変なのは伝わらないよね。
穏やかなところでしか写真は撮れないのだ。大変なのは伝わらないよね。
ウラジロヨウラク
ウラジロヨウラク
ここから少しだけ斜度が緩くなる
ここから少しだけ斜度が緩くなる
そろそろかな?
シャクナゲとツゲを乗り越えて
シャクナゲとツゲを乗り越えて
松もかわいい
まもなく頂上
サラサドウダン
三角点GET
眺望なし…
眺望なし…
薮王の背中
登頂記念
登頂記念
看板がめちゃくちゃ
1
看板がめちゃくちゃ
ぼんやり近景
イワカガミ
ぼんやり近景
ミツバツツジ
ぼんやり近景
イワウチワ
マンサク
ぼんやり近景
ぼんやり近景
どんどん降る
とにかく降る
ブナエリア
いいねぇ
大人2人で抱えられるかどうかの巨木
大人2人で抱えられるかどうかの巨木
谷には雪
慎重に下山
ホウチャクソウ?
ホウチャクソウ?
真ん中が笠倉山
谷川には雪
歩いてきた林道
巨大なエンレイソウ
巨大なエンレイソウ
岩肌すごい
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
麓の塩竈神社
先日歩いた対岸の鷲が倉山
1
先日歩いた対岸の鷲が倉山

装備

個人装備
長そでシャツ Tシャツ タイツ ショートパンツ 靴下 雨具 日よけ帽子 日焼け止め ザック 昼ご飯 行動食 飲料 保険証 携帯 チェーンスパイク

感想

冒険家のためのお山、
薮耐性高めの方のためのお山、
そして…
会津のマッターホルン(蒲生岳)より、
マッターホルンなお山
→天を貫くような尖峰

なんとも表現しがたい、
ここは気合い十二分で登り切った(下り切った)人のみしか、
語れない山のひとつ・・・
無我夢中でやり切るお山です。



会津百名山の中でも、
登り方が不明な山なので、
終盤に残しておいて正解でした。

同様に鋭鋒としてマッターホルンと呼ばれる蒲生岳の
すぐ北東部に位置するのに、
国道からほんの数キロ奥まっただけで静寂。
踏み跡はみつけられるものの、
地元の方々もほぼ入らなくなって、
手前の林道も10年前から整備しなくなったとのこと。
どうしても登りたい人だけが入る山になってしまったみたい。

今回、稀有なことに、
2度目の笠倉山に行きたいとおっしゃる方がいて、
(しかも茨城県から遠征して会津百を歩いている、とにかく藪王と呼びたいÝさん)
同行してもらうことに。

鋭鋒、尖峰すぎて、
ひたすら直登。
灌木、低木の間を分け入り、
たまにピンクテープがある尾根を登る。
チェーンスパイクは必須にした方がよい。

2年半ぶりというYさんは、
前回の記憶も確かで、
どんどん突き進む。
藪といえば藪の一種なのだが、
中盤くらいから増えていく逆木を乗り越え、
分け入りひたすら上を目指す。
たまに花も目に入るが、
穏やかさがまったくない山。
位置確認で立ち止まると、
虫が寄ってきて刺すので注意。
(ちくちく痛いと思っていたら、帰宅後見たら無数の刺し跡・・・)

頂上直前、
シャクナゲとツゲが増えてきて、
乗り越える。
穏やかな斜度で視界が広がって、登頂。

残念ながら、
くもり予報が小雨の中の山行でそのままガス。
360°大展望のはずが、
ガスの合間に近景が少し見えるのみでした。

2度目の登頂があるかどうかはきっとないと思うから、
眺望を満喫はしたかったけれど、
登頂の達成感は半端ない。

急斜面の下山はまた注意深く。

藪に抵抗がかなり少ない部類の私なので、
登りも下りも、
藪王Yさんになんとかついていけた。

会津百をたくさん語って、
おしゃべりもたくさんできたし、
下りは、少し余裕が出て、
豪雪の中、急斜面に生存し続ける
貫禄ある大ブナやほかの樹々の美しさ、逞しさも
眺めることもできた。

幻のような笠倉山だったけれど、
ガスの中の無我夢中の登頂で本当に幻のように感じた。

腕や脚に残る打ち身のアザや虫の刺し跡が、
幻じゃなかったんだなぁと実感させるお土産。

小雨の中の山行で、
全身びしょぬれ、
泥まみれ、
温泉にそのまま行けるような格好じゃなくて、
直帰。
山の道具も衣類も靴も全部一緒にシャワーを浴びた。

やるなぁ会津百。

これだから面白い。
今回も楽しかったなぁ。
はずばる遠征して同行してくれたYさんに大感謝。

※只見川にかかる虹を見ながら待ち合わせ場所に着いて、この日の山行の成功を確信していたのは、間違いなかった!
※蒲生岳は山開きだったとのこと。賑やかだったかなぁ。すぐそばなのに、こちらは、ひっそりでした。

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コメント

お疲れ様でした。
本日行ってきましたが、直近での踏み跡があったの誰か入ったのかと思いましたが、みゅーさんでしたか!
私もたった今、記録をアップいたしました。なかなかの藪山でした
2025/6/2 20:48
いいねいいね
1
茂は揚げ物さん、コメントありがとうございます!今回はニアミスでしたね🤣2度はあるかなそうだから、私も眺望を楽しめたらよかった〜。
ほんと、おつかれ様でした。
2025/6/2 20:58
いいねいいね
1
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