汐霧山・角突山・嶽山・金時山《丹後半島》


- GPS
- 06:26
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 845m
- 下り
- 842m
コースタイム
天候 | 雨後霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線部は登山道はないが鹿の薄い踏み跡がある |
写真
感想
丹後半島の山に浸る2日間の山行を行った。先ずは、世屋高原の山で旧家族旅行村の駐車場に車を置き、汐霧山を目指して峠から取り付いた。降水確率は高いが曇りの天気予報は外れ雨具を着ての山行となった。道はないものと覚悟をしていたが、微かに獣道があり、笹藪の薄い処を選んで進んだ。幾つかピークを越えてこの山域の最高地点に到った。標高660m程のピークだが山名はなくすぐ北に下った中途半端な処に657m標高点が打たれていた。
東に進むと直下を走る丹後広域林道から切り立った崖が稜線に迫っていた。汐霧山(647m)に到ると樹林帯の中に山頂標識が設置せれていた。北稜線を進み林道に下り立つと京都縦貫林道の絶景スポットで東側丹後の海が望める展望台となっているが今日は視界が50m程しかなく残念だ。林道を進むと右手にP621があり立ち寄る積もりだったがこの天候で意気が萎えてしまった。
角突山(629m)も林道の東に張り出した山で南端以外は林道に沿って崖マークがずっと続いている。取付きは南端しかないようで斜面に取付いた。直ぐに山頂で3等三角点「角月」が設置されていた。林道を引き返して汐霧山の南端部に到ると尾根の張り出しを越える処の更に先端に4等三角点「汐霧山」があり、藪を分けて立ち寄った。
世屋高原の駐車場に戻り、汐霧山の反対側の尾根に取り付きを探すと草に覆われた先に道が続いていた。家族旅行村ができたときに嶽山展望台として整備された道のようだが施設の廃止と共に廃れてしまったようで東屋も樹木の成長で埋もれていた。ただし展望台は山頂ではなく嶽山(637m)山頂はもう少し先で最高地点に3等三角点「嶽」が苔むしていた。
嶽山から東北東に進みピークを越えて林道に下りた辺りは大フケ湿原で京都府のレッドデータブックでは笹が侵入して乾燥化が懸念されている。モウセンゴケやトキソウなど貴重な植物が自生しているようだ。府道を横断する処に“ガラシャの道”と書かれた真新しい石柱があり、表示に従い進んで行くと広い道だが整備が行き届かず笹を分けて進まなければならない部分が多かった。宮津市と京丹後市の境界尾根に達した辺りでガラシャの道は西へと下って行った。
林道を離れて東側の稜線を登るとピークに4等三角点「アラレ」(587m)があった。ユニークな点名が付けられているが由来は何だろう、木になる処だ。少し迷いながら市境尾根を辿って金時山(616m)に達した。広い山頂に3等三角点「犬頭」があったが山頂標識は設置されていなかった。帰りは、ヤマレコの軌跡を参考に南の山麓を巻いて行こうとしたが谷が意外に深く、中途半端なトラバースになってしまった。引き返してガラシャの道分岐付近から国有農地の農道に出ると立ち込めていたガスも取れ今日歩いて来た汐霧山や角突山を望むことができた。嶽山は本峰が見えず西の前衛峰が姿よく鎮座していた。ペンションの散在する木子地区の林道を歩いて世屋高原の駐車地点に戻り1本目の山行を終えた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する