当間山


- GPS
- 03:20
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 235m
- 下り
- 531m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 3:24
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今季は多雪の条件で、残雪ベッタリは950m以上だったが、沢筋はもっと低い所からあった。ピンクテープはちらほらあるが、欲しい所にない。GPS使用推奨。 |
その他周辺情報 | ゆくら妻有(10〜21水曜休)広い座敷の休憩室あり。 |
写真
感想
駐車場9:40〜当間山12:03/12:35〜駐車場14:15
当間山(あてまやま)はお気に入りの山で、GWの時期に数回訪れているが、これまでは魚沼スカイラインから登っていた。(2022年4月の記録掲載あり。) 頂上で出会った人に十日町側から登れると聞いて、今回はヤマレコの記録を参考に、こちらから登ってみることにした。
記録的な多雪のシーズンだったのでどうかと思っていたが、越後湯沢辺りではもう周囲の山肌はしっかりした緑で、雪は沢筋や稜線付近にしか残っていなかった。十二峠を越えると雲が垂れ込め、雨も降り始める。レコのおかげで迷うことなく駐車場に到着。靴は冬靴と軽登山靴の二種類を持参していたが、湯沢の様子から軽登山靴にした。
最初は真っすぐの車道を歩く。リゾートということになっているようで、立派な標識がそこここに整備されている。送電鉄塔の下から登山道に入る。根曲がりの灌木帯の広い道を抜けると、いきなり爽やかな細めのブナ林になる。既に緑は濃く、足元はイワウチワが撒いたように咲き乱れている。左の沢筋の残雪を見ながらゆるゆると登っていく。雪融け直後なので、落ち枝が多く煩わしい。清水で一服、300メートルほど緩い尾根を登ると、雪の沢を渡り、その先で雪渓が二又に分かれる所で分からなくなった。真ん中にピンクテープを結んだ枝が置かれているが、後ろの尾根状にも、左右の尾根状にも踏み跡が付いていない。やむなくヤマレコアプリを起動すると軌跡は右の沢沿いに雪の上を進んでいく。雪はもう硬く締まっていて歩きやすかった。最後は右寄りに詰めて尾根に出ると道があった。GPSの力を借りないと難しい所だ。
高山的な灌木帯を過ぎ、さらに傾斜の増した道を上がって行くとピークを越えてやがて展望やぐらが現れる。残念ながら周囲は白一色だ。この先からは平坦になり雪原が広くなる。ブナも太く大きくなり、陰鬱な天気が惜しまれる。ところどころ現れる地面の登山道で答え合わせをしながら雪の上を歩いていくのは楽しい。最後に分岐から一登りで標柱の立つ三角点ピークに着いた。最高点は先だが、過去に反対方向から来ているので今日はこれで十分だ。傘の下でコーヒーを淹れる。暖かい飲み物が有難い。
少しだけ周囲のブナ林を雪上散歩してから帰途に付いた。迷った箇所を検証しながら再び静かな山の雰囲気を味わいながら下る。スキーで来るのも良さそうに思えた。雨は残念だったが、幻想的な風景も趣きがあり、一人に会うこともない、心地よい山行だった。
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