帰ってきた八ツ峰主稜


- GPS
- 32:18
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 3,038m
- 下り
- 3,041m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:49
- 山行
- 12:57
- 休憩
- 5:13
- 合計
- 18:10
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:26
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
2年ぶり2度目の残雪期八ツ峰縦走。
ブランクと右足の痛みの影響もあり本峰には到達できませんでした。
■0日目 新宿から夜行バスで富山駅へ。
■1日目 富山駅〜室堂〜平蔵谷出合幕営
平日なのでアルペンルートの予約も楽勝と思ってましたが、
かなり埋まっており、富山〜立山駅の電車区間は座れませんでした。
外国人観光客の数が凄まじいです。
15:00 平蔵谷出合に到着し幕営。
■2日目 八ツ峰縦走
前回2:45に出発していたので余裕をもって1:30出発と考えていた。
もたもたして結局1:50頃出発となった。
1:30頃2人PTがテントを通過していた。このPTも八ツ峰で滅茶苦茶早かった。
3:20 I・II間ルンゼに取付き
5:00 稜線に到達。今回I峰はパスしました。
5:50 II峰より懸垂下降
6:15 III峰よりクライムダウン
(一見懸垂下降が無難ですがクラック伝いにおりれます。)
7:30 IV峰より懸垂下降(前回クライムダウンでしたがびびりました)
8:20 V峰着。長次郎側2回の懸垂下降が必要ですが、
1つ目の支点の場所を忘れ降りたり登ったり、、
10:00 V・VIのコルに到着。
前回より1時間早く出発して到着が1時間遅れ。つまり合計2時間遅れている。
かなり疲労しているため9割方エスケープを決めていたが
なぜかVI峰へ取付いてしまう。
当然登り始めたら降りることは難しい。
一旦の登り始めると意外に調子がよくなり頑張れそうとも思う。
先行PTのトレースを辿ってコルから直上したが夏道方面へ右上し
尾根伝いに出た方が安全だった。
12:40 直上ルートからジリジリ右上し、なんとか安全な場所まで登りきる。
VI峰雪壁はこのルートで一番長く登攀が必要で
途中休める場所が全くなかった。
この後2回クライムダウンしVII峰へ。
14:40 VII峰ピーク。
前回はスノーボラードでおりたが、今回はクライムダウン。
15:00 VIII峰取付き。
グズグズ度合いが酷く、岩稜も手掛かりに使い体を引き上げる。
16:00 VIII峰ピーク。正面の八ツ峰の頭とは雪でつながっているので
そのまま進めました。(前回は下降支点を掘り起こした。)
16:20 八ツ峰の頭に到着。
前回より1.5時間遅れのため本峰は断念。
池ノ谷乗越へクライムダウンし、長次郎谷を下降。
20:00 平蔵谷出合着。疲労していたためご飯も食べず就寝。
■3日目 平蔵谷出合〜室堂〜富山駅
たっぷり睡眠をとり4:20ころ起床。
ゆっくり食事と撤収作業。
7:00 下山開始。
13:00 室堂着。かなり休み休みで6時間もかかってしまった。
室堂は中国人観光客でごったがえしてました。
帰りも夜行バスときめていたので、市内をうろうろし銭湯でさっぱりし
富山駅で時間をつぶしてました。
■4日目 富山駅〜上野駅
3列シートのバスは快適で朝6時には上野に着きました。
■装備について
○あった方がよかったもの
・メリノウール薄手インナーグローブにテムレスを被せただけだったので
雪壁登攀時は非常に手が冷えた。ラックナーグローブを持っていくべきだった。
・冬靴(G-TECH)がオーバースペック。汗で靴下がぐちゃぐちゃに
濡れてしまった。
スリーシーズン靴、靴下予備、夜に靴の濡れをとるように
新聞紙があればよかった。
・アックスをぶらさげるためのキャリツール
○おいていった方がよかったもの
・ガチャ類は減らせた。
アルヌンx4、支点構築用スリング2セット持っていく必要なかった。
・予備のバックアップライン50m
・ウレタンマット180cmと100cm2枚重ねでつかってたが、
180cm1枚にしてその下にザックを引いても大丈夫だったかも
(試せばよかった。)
・防寒用にフリースとポリゴンULジャケットを持って行ったが
フリースは不要だった
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