君ヶ畑〜御池岳〜藤原岳


- GPS
- 07:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 1,800m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ。気温高め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大阪-近江八幡 5:55-7:14 JR京都線快速 1520円 近江八幡-八日市 7:23-7:42 近江鉄道八日市線 460円 八日市駅-山上口 7:50-8:13 近江鉄道バス御園線 640円 永源寺支所-君ヶ畑 8:30-9:23 ちょこっとバス政所線 通常200円のところ本日無料 帰り) 西藤原-近鉄富田 16:48-17:38 三岐鉄道 560円 近鉄富田-伊勢中川 17:51-18:40 近鉄名古屋線 伊勢中川-青山町 18:44-19:16 近鉄大阪線 青山町-鶴橋 19:17-20:44 近鉄大阪線急行 2430円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所という程のところは無し。両登山口に登山ポストあり。 ■T字尾根はP918からの下りが落葉に覆われた広尾根でやや判りにくい。そのあと痩せ尾根。整備されている、というよりはよく踏まれているという感じ。テーブルランドに出る直前の急登は踏み跡不明瞭。 ■御池岳〜カタクリ峠〜藤原岳は道標多めで判りやすい。 ■藤原岳から聖宝寺に下る裏道登山道は急斜面につづら折の道をつけて整備されていますが、数か所ザレた細道があり要注意。 |
その他周辺情報 | 君ヶ畑登山者用駐車場にバイオトイレあり。 西藤原駅近くにレストラン「加蘭の森」あり。西藤原駅にトイレ、待合室、自販機あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
懸案だった鈴鹿山脈横断登山と鈴鹿最高峰御池岳登頂をやってきました。1年前から計画していたのですが、去年のGWも秋も天候やら体調やら寝坊やらで果たせず、今年のGWにようやく挑戦できました。
近江鉄道八日市駅から近江鉄道バスに乗って山上口BSで下車、ほんの100mほど歩いて永源寺支所BSから東近江市コミュバスちょこっとバス政所線に乗車。バス停の名前が違うせいか、この乗換はYahoo路線検索で出てこないんですよね。平日ならちょこっとバス市原線で八日市駅から永源寺あたりで乗り換えるルートがあるんですが。そのせいでしばらく平日しかチャレンジできないと思いこんでいたのです。
近江鉄道バスの乗客は私含めて5人、ハイカーは私だけ。私は山上口で降りましたが2人はまだ先まで行かれるようでした。永源寺支所でちょこっとバスに乗ったのは最初私1人でしたが、永源寺前BSだったか永源寺車庫BSだったかで乗ってきた釣り人はさっきの近江鉄道バスで先まで乗った釣り人風の方でした。御園線と政所線はしばらく同じ区間を走ります。永源寺は有名なお寺みたいですし、私もこの人みたいに次は永源寺で乗り換えて拝観で時間を潰すのがいいかもしれません。永源寺支所には何もないので。バスなので遅れるかもしれないのと万一乗り切れない可能性を考えて始点から乗りましたが。
ちょこっとバスは民家の間の生活道路を縫って永源寺ダム、道の駅へ。釣り人さんはその先の黄和田だったかのキャンプ場で下車。ここから先は県道34号多賀永源寺線になるのですが、一転して山道に。ちょっといい舗装林道程度の細道なのですがちょいちょい対向車が来て意外な感じを受けます。そして突如として君ヶ畑集落が登場。これだけの時間ひと気のない山道を走ってきた後にそこそこの規模の集落があるのは驚き。なお今日はコミュバス無料の日でした。地元の人にまずは使ってもらおうという利用促進でしょうか。200円得しましたが、私のようなよそ者を乗せても甲斐がない気がするのでまた乗りに来ましょう。
舗装路をまだしばらく歩いてT字尾根の登山口へ。途中ちょいちょい路肩に停めている車を見かけました。釣り人でしょう。よくこんな辺鄙なところまで…熱意はすごいですね。(登山者も人のことは言えない) 途中ハイカー風の1人とすれ違いました。天狗堂から降りてきたのでしょうか。ちょこっとバスでここまで来た乗客が私1人なので予想できましたがその後は無人。御池岳のテーブルランドに出る直前の急登で1人に先を譲ってもらいました。登山口の近くに車が停まっていましたがこの方のでしょうか。釣り人のかもしれませんが。先行してしばらくすると踏み跡が不明瞭になりGPSを頼りにバイケイソウを踏まないように気をつけつつ無理矢理ヤマレコ上のルートに沿って登りましたがこれでよかったんだろうか。後ろから見られてたら恥ずかしいな…
御池岳頂上周辺はさすがにもう少し人がいて休憩しているグループなどがちらほら。御池岳頂上から藤原岳天狗岩までで20人ほどとすれ違いましたが、だいたいは自家用車でアプローチして御池岳単独で登るのか、中間の白瀬峠あたりでは人は稀でした。あ、カタクリ峠でバードウォッチャーのグループを見かけたかな、バズーカみたいなレンズを構えた。
藤原岳に近づくとまた人が増えて頂上には20人ほど。話を小耳にはさんだ感じでは大人数の集団が数グループに分かれて登山しているのかなという感じで、パンを食べたりして少しゆっくりしている間に、次々出発して無人に。まあでも御池岳よりは人が多く人気あるなあという印象。御池岳は鈴鹿最高峰の割に不遇ですよね。鈴鹿セブンマウンテンにも入ってませんし。あの広大な頂上台地はオンリーワン感があって7座の中には入れてもいいと思うのですが。東海地方の団体が中心になって決めたからでしょうか。(御池岳は滋賀県…雨乞岳も滋賀県ですけど)
頂上を出て西藤原駅に向かって下山開始。先に出た3グループ他に道を譲ってもらったのでかれこれ2,30人くらいを追い抜いたでしょうか。ただ八合目から裏道登山道に入ったあとは全くの無人。前に使った大貝戸に下りる表道よりはいくぶん難しく駅にも遠いので人気ないのかなという感じ。うろ覚えですが。でもどっちも概ね単調なつづら折れでした。西藤原駅から三岐鉄道と近鉄に乗って帰途につきました。今日は以前綿向山から御在所岳を横断した時と同様、兵庫→大阪→京都→滋賀→三重→奈良、と和歌山以外の近畿2府5県を通過したことになります。
さて本日は、未踏だった御池岳に登りつつ鈴鹿山脈を東西に横断するぞ!という山行でした。距離はそんなでもないのですが体力面も加味するとわたし的には結構なロングトレイル。でもまあその綿向山→御在所岳よりは技術的にも体力的にも易しかったですね。主な動機は山行計画上のチャレンジだったのですが、予想外に春の山野草がいろいろ見られたのはよかったです。さすが花の百名山。もっとも同定には自信がないので間違っていたらコメントで教えていただけるとありがたいです。あ、御池岳のテーブルランドも今まで見たことのない景色でよかったですよ。まだの方にはおススメです。心残りと言ってはシマリスに会えなかったことでしょうか。本州じゃシマリスは外来種ですけど。時間があまり無いので御池岳頂上を探索したりはできませんでしたが、それともコグルミ谷へ下りて行かないと少ないとか? 下調べしてまた来たいと思います。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●御池岳(鈴鹿山脈十座)
●藤原岳(鈴鹿山脈十座)
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