金北山（佐渡島）天気荒天でもお花は満点！
新潟県
kiyopon
体力度について
- GPS
- 05:52
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 969m
- 下り
- 1,792m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:53
車道は走っています。
| 天候 | 晴れ のち 曇り 風が強い一日でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
船
��6:00→8:30 カーフェリー始発便で新潟港から両津港へ（2,970円）。 【佐渡汽船HP】 https://www.sadokisen.co.jp/ ↓ ��8:50→9:40 ドンデンライナーバスでドンデン高原ロッジ下駐車場へ（2,000円）。 ※要事前予約、期間運行：4月27日（日）〜5月31日（土） 【さど観光なびHP・ドンデンライナー】 https://www.visitsado.com/usefulinfo/hana_liner/ ↓ ↓ ��15:25→15:41 路線バスで横山BTから両津港佐渡汽船バス停へ（260円）。 バス停降りて階段を上がれば、すぐにフェリー切符売り場です。 【新潟交通佐渡株式会社HP・路線バス時刻表】 https://www.sado-bus.com/route/ ↓ ��16:05→18:35 カーフェリーで両津港から新潟港へ（2,970円）。 ※この後にもう1便、19時半発22時新潟港着のフェリーあり。 ※往復割引等の割引制度はありませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※4/27時点の状況です。 全体に歩きやすい登山道です。 雪解け箇所はぬかるみが多く、通行注意です。 ○ドンデン山荘〜マトネ アオネバ十字路手前までは舗装路ですが除雪されておらず、所々雪斜面上を歩きます。 十字路を過ぎ、暫く斜面を巻きながら緩やかに下ると全面雪の登りに変わります。 ○マトネ〜金北山 稜線上の多くは雪は無く夏道が出ています。 所々ぬかるみや倒木あり。 また、東斜面側に巻く箇所では残雪の上を歩くことが多い内容でした。 前半は風当たり弱く快適でしたが、真砂の峰周辺は吹き曝しで真っすぐ歩くのも困難な強風でした。 山頂直下（栗ヶ沢分岐手前）に斜度の高い雪斜面（トラロープ設置）があります。 ○金北山〜栗ヶ沢分岐〜横山登山口 上部は残雪と藪のMIX、下部は細い沢の渡渉やぬかるみ箇所あり。 その他は平易な登山道です。 ○その他、開花情報等 情報量が多く参考になりました。 【佐渡トレッキング協議会HP】 http://www.sado-trekking.com/ |
| その他周辺情報 | 佐渡島では温泉に入る時間的余裕がないため、新潟港寄港後に最寄りのスーパー銭湯、極楽湯女池店で入浴しました。 日帰り入浴800円+土日祝日料金50円+GW期間料金100円＝950円でした… |
写真
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ドンデン山荘へピストンします。
異音鳴ってたけど大丈夫だろか。
雪の重みかで台座が変形してました。
（雪が無ければどれだけ多かったことか）
ここは強風の名所。
あたりは木も生えず吹き曝しでした。
名前の通り斜面は砂がむき出しで荒々しい風景。
ここも遮るもの無く海上から強い風が吹きつけます。
左手には両津港と日本海を望めます。
ここは残雪期（直登）ルートを進むことにします。
今回はピッケル持ってきてないぞ、と思って近づいてみると、
そういえば、佐渡トレッキング協議会のブログで見た気がするなと。
右側（西側）から踏み跡を辿って降りたら山頂を通過してました。正解は左側（東側）だったようです。下り切ったら、まるで要塞のような自衛隊レーダーサイト跡地の全貌を見ることができました。
下り切ったら、まるで要塞のような自衛隊レーダーサイト跡地の全貌を見ることができました。
車道ですが、ここも除雪はされておらず雪の上を歩くようでした。
妙見山山頂には、現役の自衛隊レーダーサイトが建っています。
東側は片側が切れた雪斜面のトラバース箇所（一部ロープ設置あり）があり、要注意です。
少し来た道を戻り、分岐から栗ヶ沢登山口方面へ右折します。
風が強い分、見上げる金北山、妙見山の展望も抜群です。
日本海側のものは普段見るものとちょっと印象が異なります。
道悪ければ栗ヶ沢へ降りることも想定していましたが、問題無さそうだったので予定通り横山登山口方面へ。
終盤でようやく出会いました。
もうこのルートには無いものかと諦めかけてたところでした。
花とは似ても似つかない姿です。
金北山山頂から1,000mくらい降りてきたことになります。
無事にバスに乗れ、事なきを得ました。
感想
4/27日曜日は佐渡遠征！
前日26日は仕事だったので、弾丸日帰りツアーを決行。
ドンデンライナー運行初日に、未踏の金北山を歩いてきました。
新潟港発の始発のフェリーにドンデンライナー1号に接続するとのことだったので、これをベースに目的地の金北山を経由し、当日両津港発のフェリーに間に合う行程を立てます。
メジャーな日帰り縦走コースはドンデン〜金北山〜白雲台なのですが、これだと16時05分のフェリーに間に合わず、新潟着くのが22時と翌日仕事地獄確定なのと、お花が見頃であろう山麓部を殆ど通らず見所が半減してしまうため早々に候補から外します。
（泊まり前提で無雪期なら快適で良いんでしょうけどね・・）
そのため今回は、直近でも記録がちらほらある栗ヶ沢ルートへ途中で合流し、登山道をより長く歩く横山ルートで下山するルートを計画しました。
横山登山口から最寄りの横山バス停までは車道歩きが3kmほどありますが、大半下りなのでまあいいかなと。
前段が長くなりました。
自宅を22時半頃出発し、糸魚川経由で途中で休憩入れながら佐渡汽船の立体駐車場へ3時過ぎ頃に到着。
フェリーの始発便が6時発なので、ギリギリの5時過ぎまで仮眠します。
駐車場到着時は、乗り場に最も近く、連絡通路のある立体E駐車場の3階はまだ空きが目立ちましたが、起きた頃には満車。
それもそのはず、この日は佐渡島で佐渡トキマラソンの開催日。
フェリー混むだろうな〜皆さん前泊後泊してくれてないかな〜など淡い期待も虚しく、当日は朝も夕も乗り場及び船内は激混み。
2等客室はどこもかしこもランナーばかり、極稀に登山者という構成の大混雑でした。
それでも、すし詰めの山小屋に比べればスペースもあり、朝食食べつつ仮眠もしつつ歩く準備をしておりました。
両津港到着後、ドンデンライナー号への接続は思ったよりゆとりがあり、トイレ休憩してゆっくり移動しても十分に間に合う時間でした。
定員の半分以下に収まったバスに乗り、ドンデン山荘へ。
バスの車窓からは、車道すぐ脇に咲くニリンソウやカタクリ、雪割草など様々な花が印象的でした。
歩き始めから舗装路上の雪道。
雪解けの早い箇所ではカタクリをはじめ多くの花に足が止まります。
マトネへの途中からほぼ全面雪となり、東斜面で風も無く暑い登りが続きます。
登り切ると視界は開け、風も強まります。
途中で7人程度の団体2組に先を譲ってもらい、その後は一人すれ違ったほかは金北山山頂までずっと一人歩き。
前半は風当たりも比較的弱く、快適な夏道歩き。
登山道の両脇には至る所でカタクリが咲き乱れます。
再び雪斜面となり、進路が南東に変わってからは進行方向右側（北西）の強い風を受けるようになります。
特に真砂の峰周辺は、名前のごとくか木も生えない荒れた斜面。
稜線上は遮るもの無く吹き曝し。
このあたりがこの日歩いた中で最も風当たりが強く、真っすぐ歩くのも困難な程でした。
この日のてんきとくらすの予報では風速20m超となっており、油断のできない天候でした。
山頂までずっと続く（もしくはさらに強くなる）のを覚悟していましたが、その後は樹林帯に入ったり、東斜面の雪渓のトラバースだったり、山頂直下は山頂が壁となって逆に風が無くなったり、身の危険を感じるような箇所は無くなりました。
それでも山頂は風当たり強く、山頂で休憩されていた2人組と少し話し、早々に下山へ。
下りルートは、基本雪と藪の尾根上を歩きます。
斜度の緩い尾根なので、複数あったトレースを頼りに下りました。
途中からは再び花が増えてきます。
カタクリに雪割草があたりで咲き乱れ、その後は登山口までずっとお花が続きました。
お花を見ながら探しながらで、思いのほかのんびり下っていたためか、横山登山口に着いた頃にはバスの時間が迫っており、車道3kmを18分。
大半が下り坂なのに助けられ、ダッシュして5分前にはバス停にたどり着きました。
バスに乗り両津港に着いたら、乗船口は案の定ランナーの長蛇の列。
混雑のため実際には予定出航時刻より遅かったように思いますが、到着は時間通りの18時35分でした。
新潟港へ到着後、風呂入ってラーメン食べて高速で帰宅。
途中で2回休憩、仮眠し、自宅にはAM2時頃帰着。
もちろん翌日月曜日は終日仕事。
何とか耐えた平日でした。
縦走路はまだ雪解け間もなく荒涼としており、思っていたのとちょっと違っていましたが、それにしてはお花は非常に多い印象でした。
春の花の最盛期にはどれだけ咲くのか、お花で有名な縦走路であることは疑いのない内容でした。
例によって例のごとく今回も観光地ながら観光要素はほぼゼロ。。
目的はおおむね達せたから、まあいっか。
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