杓子岳(杓子尾根)


- GPS
- 08:09
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,981m
- 下り
- 1,977m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
二股ゲートからは自転車 ※猿倉までは、除雪してあるが、道路上の石、落ち葉、ひび割れには要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉までは、道路が一部崩壊していたため、通行止め。 〇猿倉〜白馬尻 雪はしっかりと残っている。 〇杓子尾根 基本的には雪は付いていたが、ところどころ割れ目が発生。また、藪漕ぎも下部のほうで一か所あった。昨今の雪不足を考えるとしっかりと雪は付いていると思われる。ただ、8時過ぎになると、雪が緩み始め、10時にはぐさぐさになる。 〇大雪渓 上部からの大きなデブリは無し。下部のほうは、何か所かデブリが堆積している。 |
その他周辺情報 | みみずくの湯を利用。 ちょうど行った時は、桜が見ごろであり、桜と白馬のコントラストが最高だった。 |
写真
感想
諸事情により、アルパインを控えようと思っていたが、土曜日にフリーをしていて、仲間の一人が杓子岳に行くという話を聞き、居ても立っても居られなくなり、下調べをして、行けそうと判断し、断行することにした。(結局、杓子でその仲間と会うことなかったが。)
前泊をゲートでし、猿倉まで自転車で移動した。自転車移動が一番つらかったかもしれない。
杓子尾根は、7時過ぎまで雪が締まっており、よかったのだが、8時ごろになると雪が緩みだす。ただ、吹きさらしになっているような場所はクラストした状態を保っているところもあった。尾根の後半になるとズボることも多少あった。
2,000m付近で藪漕ぎがあった。尾根の側面からの巻きはクレバスか崖のため困難。
2,200m付近では大きな割れ目があった。最初は割れ目沿いに左へ巻いていこうかと思ったが、進行側少々右側がかろうじて雪渓がつながっていたため、慎重に進んだ。ただ、時間の問題かもしれない。
山頂直下、急登の差し掛かったところは正面から見ると大きく岩肌が露出しており、直登は不可。右側の弱点を攻める。
下山は、登山道を歩き、白馬頂上宿舎を目指そうとしたが雪があまり乗っておらず、気も乗らなかったので、杓子尾根から一番近い沢を下降し、大雪渓に合流した。ただ、落石の危険性が極めて高いところなので、おすすめはできない。
大雪渓は大きな雪崩はなかったようだが、気持ちのいいところではない。そのため、下降は迅速に行った。、
最後に全体的に割れ目が点在しており、また雪庇も何か所かあるため、尾根上がいいのか、少し外したほうがいいのかの見極めが肝要。
今回、ダブルアックス(クォーク×2)で行ったが、かなり有効だった。急登の登攀の負担が違った。
楽しい尾根であったが、かなりビビり散らかすようになっており、生活環境の変化というものを感じた。あまり危険なことはできないのだな〜
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