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記録ID: 8048935
全員に公開
雪山ハイキング
十和田湖・八甲田

南八甲田周回縦走2025(酸ヶ湯-猿倉-駒-櫛-横岳-逆川-酸ヶ湯)

2025年04月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:46
距離
18.4km
登り
1,119m
下り
1,120m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:49
休憩
0:54
合計
7:43
距離 18.4km 登り 1,119m 下り 1,120m
8:46
44
八甲田ホテル前(入山地点)
10:58
11:02
17
11:19
21
11:40
11:42
62
12:44
13:07
24
13:31
13:32
38
14:10
14:11
23
14:34
14:35
14
14:49
14:50
16
15:06
21
尾根分れ
15:27
15:47
26
城ヶ倉渓流(雪上横断)
16:13
16:14
6
16:20
酸ヶ湯公共駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅から自家用車で出かけ酸ヶ湯公共駐車場に駐車して登山をした後は自家用車で帰宅
コース状況/
危険箇所等
残雪の量は全般的にとても多いと感じましたが一部で消雪の早い所もありました。
全般的には多め残雪と堅過ぎず軟過ぎず適度の締り雪歩行で快適歩行できました。
ただ2〜3箇所で崩落が心配な残雪を通過する場所は慎重に進み無事通過しました。
酸ヶ湯公共駐車場に駐車後に国道両側の雪壁の間を出発
2025年04月22日 08:38撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 8:38
酸ヶ湯公共駐車場に駐車後に国道両側の雪壁の間を出発
八甲田ホテル入口へ右折
2025年04月22日 08:41撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 8:41
八甲田ホテル入口へ右折
八甲田ホテル前の雪壁低所から入山
2025年04月22日 08:46撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 8:46
八甲田ホテル前の雪壁低所から入山
八甲田ホテルの遙か後方に岩木山眺望
2025年04月22日 08:47撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 8:47
八甲田ホテルの遙か後方に岩木山眺望
小沢の上に残る残雪を渡る(過去3回は残雪無)
2025年04月22日 09:02撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 9:02
小沢の上に残る残雪を渡る(過去3回は残雪無)
国道沿いは未だ雪壁が高い
2025年04月22日 09:10撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 9:10
国道沿いは未だ雪壁が高い
遠方に今後登頂予定の櫛ヶ峰(左)と横岳(右)眺望
2025年04月22日 09:17撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 9:17
遠方に今後登頂予定の櫛ヶ峰(左)と横岳(右)眺望
左から大岳、硫黄岳、石倉岳眺望
2025年04月22日 09:27撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 9:27
左から大岳、硫黄岳、石倉岳眺望
この後進む残雪豊富な沢筋の先に猿倉岳(左端)眺望
2025年04月22日 09:38撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 9:38
この後進む残雪豊富な沢筋の先に猿倉岳(左端)眺望
先ほど見た大岳〜硫黄岳が一体化し小岳と高田が現れる。
先ほど見た時より山斜面の白色が増える
2025年04月22日 10:04撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 10:04
先ほど見た大岳〜硫黄岳が一体化し小岳と高田が現れる。
先ほど見た時より山斜面の白色が増える
猿倉岳への登り道
2025年04月22日 10:39撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 10:39
猿倉岳への登り道
大岳、小岳、高田大岳の雪白色が更に増す
2025年04月22日 10:49撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 10:49
大岳、小岳、高田大岳の雪白色が更に増す
猿倉岳山頂から乗鞍岳(右)、赤倉岳(左)眺望
2025年04月22日 10:59撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 10:59
猿倉岳山頂から乗鞍岳(右)、赤倉岳(左)眺望
この先進む駒ヶ峰、櫛ヶ峰(ほぼ一体化)眺望
2025年04月22日 11:02撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:02
この先進む駒ヶ峰、櫛ヶ峰(ほぼ一体化)眺望
駒ヶ峰に近づく
2025年04月22日 11:22撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:22
駒ヶ峰に近づく
駒ヶ峰の山麓から
2025年04月22日 11:30撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:30
駒ヶ峰の山麓から
駒ヶ峰山頂
2025年04月22日 11:40撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:40
駒ヶ峰山頂
駒ヶ峰を下ると櫛ヶ峰が見え右遠方に岩木山
2025年04月22日 11:45撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:45
駒ヶ峰を下ると櫛ヶ峰が見え右遠方に岩木山
途中で雪の裂け目を覗く
2025年04月22日 11:48撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 11:48
途中で雪の裂け目を覗く
櫛ヶ峰の山麓から左上を目指し登る
2025年04月22日 12:14撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 12:14
櫛ヶ峰の山麓から左上を目指し登る
櫛ヶ峰登攀途中で歩いてきた道(駒〜猿)を振り返る
2025年04月22日 12:27撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 12:27
櫛ヶ峰登攀途中で歩いてきた道(駒〜猿)を振り返る
櫛ヶ峰山頂までもう少し
2025年04月22日 12:42撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 12:42
櫛ヶ峰山頂までもう少し
櫛ヶ峰山頂から岩木山遠望
2025年04月22日 12:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 12:43
櫛ヶ峰山頂から岩木山遠望
櫛ヶ峰山頂から十和田湖、白地山、岩手山眺望
2025年04月22日 12:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 12:43
櫛ヶ峰山頂から十和田湖、白地山、岩手山眺望
櫛ヶ峰山頂から北八甲田連山眺望
2025年04月22日 13:08撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 13:08
櫛ヶ峰山頂から北八甲田連山眺望
北八甲田連峰を望みながらの下り道
2025年04月22日 13:15撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 13:15
北八甲田連峰を望みながらの下り道
これから登る横岳を眺望
2025年04月22日 13:37撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 13:37
これから登る横岳を眺望
横岳山頂付近の崩壊気味の雪の進路を悩む。
スキーヤーが下側斜面を横断中
2025年04月22日 13:48撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 13:48
横岳山頂付近の崩壊気味の雪の進路を悩む。
スキーヤーが下側斜面を横断中
崩壊気味の雪だが進めると判断
2025年04月22日 13:58撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 13:58
崩壊気味の雪だが進めると判断
崩壊気味の雪の縁伝いに進む
2025年04月22日 14:03撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 14:03
崩壊気味の雪の縁伝いに進む
横岳山頂到着〜櫛ヶ峰を眺望
2025年04月22日 14:09撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 14:09
横岳山頂到着〜櫛ヶ峰を眺望
横岳からの下り道は所々に複数亀裂
2025年04月22日 14:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 14:21
横岳からの下り道は所々に複数亀裂
逆川岳標識
2025年04月22日 14:35撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 14:35
逆川岳標識
進路を変える
2025年04月22日 14:45撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 14:45
進路を変える
尾根ルートと分かれ右斜面へ下る
2025年04月22日 15:06撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 15:06
尾根ルートと分かれ右斜面へ下る
当初の予定は城ヶ倉渓流左岸を進もうと考えた
2025年04月22日 15:24撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 15:24
当初の予定は城ヶ倉渓流左岸を進もうと考えた
渓流左岸を進むスペース無し〜残雪利用し対岸へ渡る
2025年04月22日 15:29撮影 by  XQ-DE44, Sony
1
4/22 15:29
渓流左岸を進むスペース無し〜残雪利用し対岸へ渡る
渓流の中の石伝いに対岸移動も考えたが断念
2025年04月22日 15:29撮影 by  XQ-DE44, Sony
1
4/22 15:29
渓流の中の石伝いに対岸移動も考えたが断念
渓流上の残雪を渡り終えて対岸から見下ろす景色
2025年04月22日 15:45撮影 by  XQ-DE44, Sony
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4/22 15:45
渓流上の残雪を渡り終えて対岸から見下ろす景色
新湯の廃屋を眺めつつ右山腹を登る
2025年04月22日 15:53撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 15:53
新湯の廃屋を眺めつつ右山腹を登る
酸ヶ湯キャンプ場の残雪は過去最高?
2025年04月22日 16:12撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 16:12
酸ヶ湯キャンプ場の残雪は過去最高?
国道に戻り眺める八甲田大岳
2025年04月22日 16:19撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/22 16:19
国道に戻り眺める八甲田大岳
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 帽子 手袋 雨具 長靴 ザック 昼食 行動食 水筒 スマホ スマート時計 携帯バッテリー ストック 救急用品 軽アイゼン 地図

感想

2022年から今年まで毎年残雪時期に南八甲田周回縦走に出かけています。
時計回りと反時計回りを毎年交互に行っていて今年は時計回りで歩きました。
ほぼ似たルートを歩いていますが残雪の具合等で歩き易さが変わるためルートも毎回微妙に変わりますが全般的にはほぼ歩き易いと感じます。
4回の登山で毎回苦労する事が城ヶ倉渓流の横断徒渉と渓流の先の急傾斜攻略です。
渓流徒渉は川幅が4m前後で水深も最深部で40cm弱なので極端に大変ではないです。
また急傾斜面も最大斜度45度前後と思われこちらも極端に危険ではないです。
ただ長靴壺足歩きの私としては渓流では長靴に水が侵入する事が嫌で少し負担です。
また急傾斜の登り(又は下り)も雪質が堅いとアイゼン無しでは少し怖いですし逆に軟弱気味だと雪崩れそうで不安です。

今回は急傾斜面と渓流の攻略方法を事前に検討しルートを少し変えました。
今までは尾根を最後まで辿ってそのまま渓流へ進みましたが今回は尾根の途中で尾根と分かれ渓流へ向かう斜面を下りました。
事前の地図読みでの推測はもう少し緩斜面と想像したのですが実際は予想以上に急傾斜に感じました。
それでもキックステップで足場確保に気をつけ斜面を下りました。
事前想定では多少斜度が緩くなったら渓流沿いに雪斜面トラバースの予定でしたが実際は斜度の緩い所が無い上に残雪もなくヤブ樹林帯が続くため全く歩けません。
止む無く渓流まで下り終えて対岸に渡る手段を考えました。
川幅4m弱なので長靴を脱ぎ裸足で渡る事も可能ですが出来れば脱ぎたくないです。
渓流横断手段は2つ考えられて一つは渓流の上に残る残雪を辿り渡る手段で、もう一つは渓流に配置された石を伝って渡る手段です。
最初は残雪利用より石伝い横断の方が良さそうに感じて石のそばに行きました。
しかし石付近の水流が急流で石の配置も安全な横断に不向きと判断しました。
残雪を利用して渡る方法に切り替え残雪の上を如何に安全に渡るか考えました。
雪面下部が空洞な点と雪面が渓流側に傾斜している事を考慮して慎重に歩き何とか対岸に辿り着く事ができました。
結果的に川幅4m弱の渓流横断に20分ほど時間を要しました。

今回の縦走登山のルート概略と気付いた事を簡略に記します。
ルートを酸ヶ湯〜猿倉、猿倉〜櫛、櫛〜横、横〜酸ヶ湯に4分割して記します。
1 酸ヶ湯〜猿倉 6km、2時間20分
・前半は所々アップダウンの平坦路、大平原を通過後、後半は猿倉へ緩い登坂道。
・出発25分で沢の通過場面があり今回は残雪利用(過去は倒木利用)で渡る。
・出発1時間で地図表記の酸ヶ湯沢は過去4回何れも十分な積雪で沢の心配不要。
・八甲田ホテルの入山地点からホテルを振り返ると岩木山が見えて地図確認すると入山後のルートとホテルと岩木山が丁度西一直線に重なる事を確認。
・歩行途中での北八甲田連峰の眺望が変化して見る場所で山の配置が変わる面白さと西斜面が樹林で暗色が目立つのに比して東斜面が雪の白さが際立つ変化を感じた。

2 猿倉〜櫛 4km、1時間40分
・前半の猿倉〜駒はほぼ平坦で駒へは緩登10分、後半は麓〜櫛山頂は急登30分。
・櫛の登頂は今回は雪の堅さが丁度良く何処も登れたが堅い時は急傾斜は避けたい。
・櫛の北東斜面の登りでは雪質が微妙に変わり堅めや軟弱めの所があり要注意。
・駒ヶ峰から櫛ヶ峰の際に櫛の右手に岩木山や白神が眺望でき地図確認すると駒〜櫛へはほぼ西に向かうルートと分かり櫛は西から少し南にズレる事を知る。

3 櫛〜横岳 3km、1時間
・櫛ヶ峰〜横岳の中間鞍部までは駆け足気味で下る事ができ気持ち良い。
・鞍部〜横岳までも特にキツい登りは無いが雪崩壊気味でルートは適宜可変が必要。
・今回は雪崩壊の間に残る残雪を伝い登る事ができたが、場合により迂回が必要。

4 横岳〜酸ヶ湯 5km、2時間10分
・横岳から逆川岳先までは緩い下りでとても快適な道。
・渓流沿いの尾根道になると所々で急傾斜やヤブ気味の樹木を通過する。
・今回尾根を分かれ渓流に下りた場所は多少急斜面と渓流上の残雪量に不安有り。
今回1回歩いただけではルートとして適当か判断が難しいと感じられた。

残雪を利用した山歩きは残雪期特有の景色の変遷を感じられる楽しさがありますが、一方で残雪が変化する難しさも感じられ今回は学びの多い登山でした。

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