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Yamareco

記録ID: 8015955
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

【二百名山 雪の市房山】市房山キャンプ場からピストン

2025年04月15日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 熊本県 宮崎県
 - 拍手
GPS
05:51
距離
8.8km
登り
1,188m
下り
1,190m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:51
合計
5:51
距離 8.8km 登り 1,188m 下り 1,190m
8:40
19
8:59
10
9:09
13
9:22
9:29
42
10:11
10:16
73
11:29
11:40
57
12:37
12:49
9
昼食休憩
12:58
13:05
30
13:35
13:42
11
13:53
9
14:02
15
14:17
14:19
2
天候 朝8時頃まで雨 のち 曇り&強風 下山後は快晴(山あるある)
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
登山前日(4月14日)の移動行程
 自宅 03:00発 USAパーキング 04:50着(受付)05:05発 成田空港 05:15着
 成田空港 07:30発(ジェットスターGK625便)鹿児島空港 10:00頃着(30分遅れ)
 スズキレンタカーにてトヨタアクアを借り受け(楽天トラベルで5日間1万5千円)
 鹿児島県地方は雷雨だったので、初日に予定していた高千穂峰登山は延期し、翌日の市房山登山のため約120km離れた湯山温泉水上荘に直行して前泊。(yahooトラベルで1泊2食付き10,800円ーポイント即時利用1,080円分=支払い額9,720円)

登山当日(4月15日)
 水上荘 08:00頃発(約3km)市房山キャンプ場駐車場 08:10頃着
コース状況/
危険箇所等
・ 登山口から市房神社までの区間は、巨岩を積み重ねたような石段の参道歩きなので、段差はやや広いものの、特に危険な箇所はありません。樹齢千年を超える「市房杉」の巨木を間近に見つつ、1400年もの長い歴史に思いを馳せながら、神聖な気分で歩きました。
・ 5合目から7合目あたりまでは、足場の悪いロープ場が連続するので、注意が必要かと思います。転落するような危険箇所はありませんが、滑りやすいところも多く、転倒しないよう慎重に歩きました。
・ 前日から当日の朝にかけての寒気で、標高1,300m付近から上では雪が降ったようです。この時期としては珍しい雪景色でしたが、ガスと強風のためそれを楽しむ余裕はありませんでした。山頂では撮影のみとして、早々に下山開始。風がしのげる6合目の上のところでようやく昼食休憩することができました。でもその後は天候が急速に回復し、下山する頃にはすっかり晴れ上がりました。
その他周辺情報 ・ 日帰り入浴は、水上荘から徒歩3分ほどのところにある「湯山温泉 元湯」がおすすめ。入浴料は大人410円。完全かけ流し、アルカリ性単純硫黄泉のとろりとしたお湯で、肌がすべすべになります。特に露天風呂は湯温がぬるめで、何時間でも浸かっていられるほど、とても気持ち良かったです。
・ 下山後は、翌日の尾鈴山登山のため、宮崎県川南町のHOTEL R9 TheYard 川南へ約93km移動して宿泊しました。(yahooトラベルで素泊まり4,800円ーポイント即時利用720円分=支払い額4,080円)
成田空港第3ターミナル入口。ここから搭乗口までかなり歩きます。
2025年04月14日 05:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/14 5:15
成田空港第3ターミナル入口。ここから搭乗口までかなり歩きます。
ジェットスターのチェックインと手荷物預け入れを済ませたあと、フードコートで朝食タイム。ご飯と味噌汁が食べたかったので松屋に入りました。
2025年04月14日 05:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 5:43
ジェットスターのチェックインと手荷物預け入れを済ませたあと、フードコートで朝食タイム。ご飯と味噌汁が食べたかったので松屋に入りました。
ソーセージエッグ定食(550円)を頂きました。リーズナブルな価格設定で、年金世代としてはありがたいですねえ。
2025年04月14日 05:52撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/14 5:52
ソーセージエッグ定食(550円)を頂きました。リーズナブルな価格設定で、年金世代としてはありがたいですねえ。
朝食のあとは、ここから搭乗手続きへ。
2025年04月14日 06:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/14 6:13
朝食のあとは、ここから搭乗手続きへ。
搭乗機の窓から雪を抱いた富士山と南アルプスの稜線を見ることができました。ラッキー。
2025年04月14日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 8:16
搭乗機の窓から雪を抱いた富士山と南アルプスの稜線を見ることができました。ラッキー。
高知県の室戸岬上空を通過。初めての経験。
2025年04月14日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 9:03
高知県の室戸岬上空を通過。初めての経験。
鹿児島空港に降り立つと強い雷雨。予定していた高千穂峰登山は延期して、翌日の市房山登山のため、登山口にほど近い湯山温泉水上荘に直行して前泊しました。
2025年04月14日 14:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
4/14 14:30
鹿児島空港に降り立つと強い雷雨。予定していた高千穂峰登山は延期して、翌日の市房山登山のため、登山口にほど近い湯山温泉水上荘に直行して前泊しました。
水上荘の客室。洗面台やトイレ、冷蔵庫、テレビなど必要な設備はそろっていましたが、なんとボイラーが故障してしまい本日は風呂には入れないとのこと。すぐ近くの日帰り入浴施設「湯山温泉 元湯」の無料券を渡されたので、一休みしたあとに向かいましたが、これがとても良い温泉で気に入りました。完全かけ流し、アルカリ性単純硫黄泉のとろりとしたお湯で、肌がすべすべになります。特に露天風呂は湯温が低いので、何時間でも浸かっていられるほど。とても気持ち良かったです。
2025年04月14日 15:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 15:15
水上荘の客室。洗面台やトイレ、冷蔵庫、テレビなど必要な設備はそろっていましたが、なんとボイラーが故障してしまい本日は風呂には入れないとのこと。すぐ近くの日帰り入浴施設「湯山温泉 元湯」の無料券を渡されたので、一休みしたあとに向かいましたが、これがとても良い温泉で気に入りました。完全かけ流し、アルカリ性単純硫黄泉のとろりとしたお湯で、肌がすべすべになります。特に露天風呂は湯温が低いので、何時間でも浸かっていられるほど。とても気持ち良かったです。
水上荘の客室その2。一人で宿泊するには十分な広さで、快適に過ごすことができました。
2025年04月14日 15:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 15:15
水上荘の客室その2。一人で宿泊するには十分な広さで、快適に過ごすことができました。
お風呂の前に、途中のドラッグストアで購入した地元熊本の米焼酎「白岳」をロックで頂きました。とてもまろやかで、優しい味わいでした。元湯までは歩いてすぐなので、こんな楽しみも可能でした。
2025年04月14日 16:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 16:00
お風呂の前に、途中のドラッグストアで購入した地元熊本の米焼酎「白岳」をロックで頂きました。とてもまろやかで、優しい味わいでした。元湯までは歩いてすぐなので、こんな楽しみも可能でした。
水上荘の夕食。このあとに天ぷら盛り合わせと、茶碗蒸しも出てきて、おなかいっぱい。
2025年04月14日 18:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 18:05
水上荘の夕食。このあとに天ぷら盛り合わせと、茶碗蒸しも出てきて、おなかいっぱい。
特にこの鶏肉の刺身が、焼酎のロックによく合いました。
2025年04月14日 18:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/14 18:06
特にこの鶏肉の刺身が、焼酎のロックによく合いました。
翌朝は午前8時頃に雨がやんだので、市房山に登るべく、登山口である市房山キャンプ場の駐車場に移動しました。
2025年04月15日 08:26撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 8:26
翌朝は午前8時頃に雨がやんだので、市房山に登るべく、登山口である市房山キャンプ場の駐車場に移動しました。
駐車場から10分弱で登山口に到着。ここで登山者記録簿に記入してから登山開始。
2025年04月15日 08:37撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 8:37
駐車場から10分弱で登山口に到着。ここで登山者記録簿に記入してから登山開始。
立派な杉の巨木。市房杉と呼んでいるようです。このあと次々と現れました。
2025年04月15日 08:48撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 8:48
立派な杉の巨木。市房杉と呼んでいるようです。このあと次々と現れました。
鳥居に到着。
2025年04月15日 08:52撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 8:52
鳥居に到着。
幹周り8mを超える市房杉最大の巨木「双子杉」だそうです。
2025年04月15日 08:58撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 8:58
幹周り8mを超える市房杉最大の巨木「双子杉」だそうです。
参道出合を通過。
2025年04月15日 09:09撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:09
参道出合を通過。
杉の巨木の先には岩を積み重ねた石段が続いていて、とても神聖な雰囲気です。
2025年04月15日 09:11撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 9:11
杉の巨木の先には岩を積み重ねた石段が続いていて、とても神聖な雰囲気です。
「新夫婦杉」。
2025年04月15日 09:13撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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「新夫婦杉」。
こちらは「千手観音杉」。
2025年04月15日 09:15撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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こちらは「千手観音杉」。
市房神社に到着。ここが4合目。
2025年04月15日 09:23撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:23
市房神社に到着。ここが4合目。
まずは市房大権現にお参り。
2025年04月15日 09:24撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:24
まずは市房大権現にお参り。
コンクリート造りの建物の中にある本宮にて、安全祈願。
2025年04月15日 09:24撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:24
コンクリート造りの建物の中にある本宮にて、安全祈願。
市房神社から15分ほど登ると、5合目に到着(左上に標識)。
2025年04月15日 09:40撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:40
市房神社から15分ほど登ると、5合目に到着(左上に標識)。
足場の悪い箇所には、立派な鉄製の階段が設置されています。
2025年04月15日 09:41撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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足場の悪い箇所には、立派な鉄製の階段が設置されています。
ここも足場が悪く滑りやすいので要注意。お助けロープを掴んで登りました。
2025年04月15日 09:57撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 9:57
ここも足場が悪く滑りやすいので要注意。お助けロープを掴んで登りました。
ミツバツツジの花がきれいでした。
2025年04月15日 09:59撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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ミツバツツジの花がきれいでした。
ここは右手に迂回路がありました。この前後は馬の背と呼ばれる急登が続きます。
2025年04月15日 10:20撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 10:20
ここは右手に迂回路がありました。この前後は馬の背と呼ばれる急登が続きます。
標高1,300mあたりになると、周囲の樹木が雪化粧していました。
2025年04月15日 10:28撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 10:28
標高1,300mあたりになると、周囲の樹木が雪化粧していました。
このあたりから傾斜が緩くなって、歩きやすくなります。
2025年04月15日 10:47撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 10:47
このあたりから傾斜が緩くなって、歩きやすくなります。
後ろを振り返ると、下界は晴れているようです。
2025年04月15日 10:50撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 10:50
後ろを振り返ると、下界は晴れているようです。
九合目の標識のところを通過。この標識だけ合目表示が漢字になってるのは何故?
2025年04月15日 11:12撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:12
九合目の標識のところを通過。この標識だけ合目表示が漢字になってるのは何故?
山頂まで5分の標識がありましたが、ガスで山頂方面は視界不良でした。
2025年04月15日 11:24撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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山頂まで5分の標識がありましたが、ガスで山頂方面は視界不良でした。
灌木にエビの尻尾がビッシリ。
2025年04月15日 11:25撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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灌木にエビの尻尾がビッシリ。
ようやく市房山の山頂に到着しました。残念ながらガスで周囲の展望はありませんでした。晴れていれば素晴らしい展望を楽しめるらしいです。
2025年04月15日 11:28撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:28
ようやく市房山の山頂に到着しました。残念ながらガスで周囲の展望はありませんでした。晴れていれば素晴らしい展望を楽しめるらしいです。
取り急ぎ証拠写真を撮影。
2025年04月15日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/15 11:30
取り急ぎ証拠写真を撮影。
4月中旬というのに、雪化粧の山頂でした。昨日から今朝にかけての寒気で、雪が降ったようです。
2025年04月15日 11:36撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:36
4月中旬というのに、雪化粧の山頂でした。昨日から今朝にかけての寒気で、雪が降ったようです。
風が強く寒かったので、山頂では長居せずに下山開始。下界は晴れていて、右奥には市房ダムが見えていました。
2025年04月15日 11:43撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:43
風が強く寒かったので、山頂では長居せずに下山開始。下界は晴れていて、右奥には市房ダムが見えていました。
日差しが差し始め、着氷した木の枝が白く輝いていました。
2025年04月15日 11:57撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:57
日差しが差し始め、着氷した木の枝が白く輝いていました。
この時期としては珍しい眺めではないでしょうか。
2025年04月15日 11:59撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 11:59
この時期としては珍しい眺めではないでしょうか。
登りでは気づかなかった8合目の標識を通過。
2025年04月15日 12:05撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 12:05
登りでは気づかなかった8合目の標識を通過。
こちらも登りでは気づかなかった7合目の標識。
2025年04月15日 12:26撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 12:26
こちらも登りでは気づかなかった7合目の標識。
岩場のところにあったのは、文字が消えかかっている6合目の標識です。
2025年04月15日 13:01撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 13:01
岩場のところにあったのは、文字が消えかかっている6合目の標識です。
5合目標識のところまで下りました。
2025年04月15日 13:27撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 13:27
5合目標識のところまで下りました。
市房神社まで戻ってきました。
2025年04月15日 13:39撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 13:39
市房神社まで戻ってきました。
市房神社の由来。
2025年04月15日 13:40撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
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4/15 13:40
市房神社の由来。
市房杉の巨木の間を下っていきます。
2025年04月15日 13:45撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 13:45
市房杉の巨木の間を下っていきます。
千手観音杉を見上げる。上空には青空が広がっていました。
2025年04月15日 13:48撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 13:48
千手観音杉を見上げる。上空には青空が広がっていました。
新しい橋を通過して。
2025年04月15日 14:03撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 14:03
新しい橋を通過して。
平安杉の説明を確認。
2025年04月15日 14:05撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 14:05
平安杉の説明を確認。
鳥居のところまで下りました。
2025年04月15日 14:06撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 14:06
鳥居のところまで下りました。
登山口に到着。登山者記録簿に下山時刻を記入しました。
2025年04月15日 14:16撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 14:16
登山口に到着。登山者記録簿に下山時刻を記入しました。
駐車場のところまで戻りました。これにて本日の登山は無事終了。
2025年04月15日 14:21撮影 by  OM-5 , OM Digital Solutions
4/15 14:21
駐車場のところまで戻りました。これにて本日の登山は無事終了。
クルマで移動中、「湯山温泉元湯」近くの国道388号から市房山を望む。
2025年04月15日 14:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/15 14:58
クルマで移動中、「湯山温泉元湯」近くの国道388号から市房山を望む。
市房ダム湖に架かる吊り橋の水輝橋から望む市房山。
2025年04月15日 15:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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4/15 15:04
市房ダム湖に架かる吊り橋の水輝橋から望む市房山。

感想

・ 南九州の日本二百名山や日本三百名山に登る目的で、4泊5日の日程で熊本・宮崎・鹿児島に遠征してきました。当初の計画では、遠征初日に高千穂峰に登り、その後市房山〜尾鈴山〜高隅山〜桜島と歩く予定でしたが、鹿児島空港に降り立つとあいにくの雷雨。これでは登山は無理と諦め、2日目に登る予定の市房山の登山口に近い湯山温泉水上荘に直行して前泊。山の気象情報「天ナビ」では、翌朝には雨はやみ、天候回復の見込み。しかし登山当日の朝も断続的な雨が降っていました。
・ 山頂近くまでは樹林帯の中なので、多少の風雨は問題ないはずと、午前8時半に市房山キャンプ場を出発。市房神社までの区間は、樹齢千年を超える「市房杉」の巨木を間近に見つつ、1400年もの長い歴史に思いを馳せながら、神聖な気分で歩きました。しかしその先の5合目から7合目あたりまでは、足場の悪いロープ場が連続する険しい登山道。転倒しないよう慎重に歩きました。
・ さらにその先は、前日から当日の朝にかけての寒気のせいか積雪があり、冬山の様相。これには驚きました。ガスと強風のため、体感的にはかなり寒く、市房山登頂を楽しむ余裕は無かったので、そそくさと下山開始。でも下るに連れて上空に青空が広がり始め、登山口に到着したときには快晴でした。まさに「登山あるある」ですね。
・ 山頂での展望は叶わなかったものの、4月とは思えない雪景色の中を歩けたのはラッキーでした。特に下山するにつれて日差しが差し始め、着氷した木の枝が白く輝く光景は、とても美しく印象深いものでした。
・ この九州遠征において最大の目標であった、日本二百名山の市房山に登頂できたことでまずは一安心。このあと、翌日には、二百名山の尾鈴山と高千穂峰に登頂し、翌々日には三百名山の高隅山と二百名山で現在は登頂困難な桜島を湯ノ平展望所から眺めることができて、今回の九州遠征は目的を達成することができました。
・ このあとの南九州遠征レコは以下のとおりです。
 4月16日 【二百名山 尾鈴山】尾鈴キャンプ場の先からピストン
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8017331.html
 4月16日 【二百名山 高千穂峰】高千穂河原からピストン
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8018607.html
 4月17日 【三百名山 高隅山(大箆柄岳)】垂桜コースをピストン
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8020670.html
 4月17日 【二百名山 桜島】湯之平展望所から眺めただけ
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8021645.html

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