弥彦山
新潟県
山キチどん
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 862m
- 下り
- 861m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:19
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2006年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
下山口：JR弥彦線弥彦駅 |
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感想
前夜、高槻からスキー列車の“シュプール号” に乗って直江津に着いた。普通列車に乗継ぎ、越後線吉田駅で下車、弥彦行きは40分後までないので、タクシーに乗って多宝山の登山口となる旧岩室村（現新潟市）石瀬に向かった。タクシー運転士の話によると今年は雪が少ないそうで、積もっても25�儖未任垢阿鵬鬚韻燭修Δ澄Ｅ澤慎ぐ鞠枌屬�強く里雪タイプの日が殆どなかったようだ。
石瀬集落の奥、青龍寺左手の林道から歩き始めた。すぐに林道は途切れ山道となり、踏み跡も薄くなった。弥彦から来る林道を横切り、谷筋を登り堰堤が現れると道は左に反れて斜面をジグザグに登った。樵小屋が現れると登山道がなくなってしまい恐ろしく急な斜面を木に掴り攀じ登った。地形図に示された谷筋を登る正規のルートもかなり厳しそうなのでそのまま尾根筋を登った。思いもよらず藪漕ぎをする羽目に陥ってしまった。
標高400m位から積雪が現れた。比較的締っていているが凍結はなくそのまま歩いた。何処から来たのか踏み跡が現れ、岩室温泉からの登山道と合流すると踏みしめられた確かな道となり多宝山(634m)に達した。山頂には1等三角点「弥彦山」が置かれ傍らには気象庁のレーダー施設があった。弥彦山方向が僅かに開け展望が利いた。縦走路を南に下るとまだタップリ雪の残る弥彦山スカイライン（3月末まで閉鎖中）と交差、少し登って弥彦山山頂園地のピーク約560mは展望抜群で多宝山、弥彦山が前後に望めた。再びスカイラインと交差しP554を越えると弥彦山ロープウェイの山頂駅で、こちらは営業中だった。
放送局の電波塔が林立する脇を通ってひと際高い所に達すると弥彦山(634m)山頂で弥彦神社の奥社が鎮座していた。天香山命（あまのかぐやまのみこと）が祀られた御神廟で残雪期の平日と言うのに10数人の団体が昼食中だった。個人登山者も三々五々現れ、信仰と新潟近郊の手軽な山として親しまれていることが覗えた。
山頂から南に進むと日本テレコムの電波塔があり、西生寺へ下るメイン登山道と尾根筋を直登する登山道が分岐した。尾根道を50mほど入れば妻戸山(586m)で3等三角点「伊夜彦」があるはずだが雪の下で発見不能。引き返し南西の尾根を西生寺方面に下った。右から現れたスカイラインと接触するところは能登見平、能登半島が見えるのかどうか分からないが展望台になっていた。スカイラインが離れて行くとまた静かな登山道となった。雪はなくなり再びスカイラインと交差し西生寺へと下るがここからはスカイラインの歩行となった。1.5�卍�の車道歩きで旧寺泊町（現新潟市）と弥彦村の境界付近の左手に保守道路が分岐して雨乞山(318m)山頂へと登って行く。足を伸ばしてみるとヘアピンカーブの端から尾根直登ルートに入りショートカット。最高所には標識もなく、NTTの電波塔があるだけの山頂だった。帰りは保守道路を下り少し行くと北側に展望の開けた処があり弥彦山が良く見えた。
列車まであと50分、急ぎ足でスカイラインを下った。猿ヶ馬場で西生寺への分岐となるが、どちらも冬季閉鎖のゲートが閉ざされていた。ここまでは入って来れるようで、車が3台止められていた。スカイラインは尾根の張出しを大きく迂回するルートだが旧北国街道がショートカットしており旧道を下り、観音寺の集落に達した。時間があったら登ろうと思っていた御殿山(116m)は諦め東を迂回し弥彦駅へと到着したのは列車発車の11分前だった。
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