記録ID: 7985037
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾
空沢山BC/笹倉温泉より
2025年04月05日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 11:26
3:00
218分
笹倉温泉付近
6:38
6:49
146分
放山南のジャンクションピーク
12:14
12:41
105分
放山南のジャンクションピーク
14:26
笹倉温泉付近
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹倉温泉の駐車場は登山による長時間駐車は禁止となっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪豊富で楽しい春スキーができる状況です。放山〜空沢山間の尾根は雪庇注意。 |
その他周辺情報 | 登山口眼前の笹倉温泉にて汗を流しました。(大人850円) |
写真
3:00 笹倉温泉付近(470m)出発
車止めからすぐに除雪終了点。麓では新雪はなくザラメ状の雪が硬く締まった雪質です。
川沿いのスタート地点付近は気化熱で寒い。
722m標高点ピークの南山腹を登るように林道を離れます。
少し南側で一旦登りかけたけど、堰堤を見て沢沿いから登るのは避けました。
しかし後述しますが沢沿いから登るほうが良かった。
3:58 林道を離れる(570m)
やや硬い雪面でしたが、シールがよく効いてクトーは不要でした。
ところがイメージより余計に登り過ぎてしまい、トラバースを挟むムダな登行となってしまいました。
722m尾根直下は雪が剥げており、ここは避けるべきです。
車止めからすぐに除雪終了点。麓では新雪はなくザラメ状の雪が硬く締まった雪質です。
川沿いのスタート地点付近は気化熱で寒い。
722m標高点ピークの南山腹を登るように林道を離れます。
少し南側で一旦登りかけたけど、堰堤を見て沢沿いから登るのは避けました。
しかし後述しますが沢沿いから登るほうが良かった。
3:58 林道を離れる(570m)
やや硬い雪面でしたが、シールがよく効いてクトーは不要でした。
ところがイメージより余計に登り過ぎてしまい、トラバースを挟むムダな登行となってしまいました。
722m尾根直下は雪が剥げており、ここは避けるべきです。
5:10 832m標高点付近
途中でツボ脚とスノーシューのトレースに合流。832m標高点付近で枝尾根に乗った辺りで明るくなりました。
この辺りで薄っすらと新雪が乗るようになり、シールの調子も更に良くなりました。
途中でツボ脚とスノーシューのトレースに合流。832m標高点付近で枝尾根に乗った辺りで明るくなりました。
この辺りで薄っすらと新雪が乗るようになり、シールの調子も更に良くなりました。
稜線の向こうに空沢山
山頂付近が平らでなだらかな斜面を持つ、いかにも山スキーに向いてそうな山容です。
6:49 出発
絶景の稜線ながら、お約束のアップダウンが付いてくるので楽ではありません。
下りのところはシール滑降である程度はスピードアップできます。
山頂付近が平らでなだらかな斜面を持つ、いかにも山スキーに向いてそうな山容です。
6:49 出発
絶景の稜線ながら、お約束のアップダウンが付いてくるので楽ではありません。
下りのところはシール滑降である程度はスピードアップできます。
7:35 1150mピーク
空沢山が近付くにつれ、覚悟していたミニピーク群を越えていく局面に。
先行のスノーシューのトレースは的確であり、大いに参考にさせて頂きました。
次の1200mピークへは樹林帯の西側斜面を斜上して登っていきます。
なお下りではここまで滑降(短い登り返し含む)して、シールを装着しました。
空沢山が近付くにつれ、覚悟していたミニピーク群を越えていく局面に。
先行のスノーシューのトレースは的確であり、大いに参考にさせて頂きました。
次の1200mピークへは樹林帯の西側斜面を斜上して登っていきます。
なお下りではここまで滑降(短い登り返し含む)して、シールを装着しました。
樹林帯を抜けると1200mピーク。見通しの良い稜線の向こうにはやや急な斜面が見えてきます。
この後、微細な急な下りを越えてから、大きな登りへと入っていきます。
スノーシューの直登していくトレースを中心にジグザグに登っていきました。
この後、微細な急な下りを越えてから、大きな登りへと入っていきます。
スノーシューの直登していくトレースを中心にジグザグに登っていきました。
8:15 台地上に出る(1270m)
急登が一段落すると広い台地に出てきました。なお稜線からずっと目立っていた尾根は一つ西側の別尾根でした。
このことを地形図から読み解けず、自分の先読みは外れた格好で困惑しました。
GPSで現在地を把握して納得し、空沢山山頂がもう近いことも確認しました。
急登が一段落すると広い台地に出てきました。なお稜線からずっと目立っていた尾根は一つ西側の別尾根でした。
このことを地形図から読み解けず、自分の先読みは外れた格好で困惑しました。
GPSで現在地を把握して納得し、空沢山山頂がもう近いことも確認しました。
薄っすらと見えているのはもしかして白鳥山でしょうか。
2月中旬の奇跡的な土曜好天で行ってきたばかりです。
新潟での山スキーは長野県民にとって越境給油できる利点もあるのです。
長野県は山が高いだけならいいけどガソリンもくそ高い。
2月中旬の奇跡的な土曜好天で行ってきたばかりです。
新潟での山スキーは長野県民にとって越境給油できる利点もあるのです。
長野県は山が高いだけならいいけどガソリンもくそ高い。
放山の向こうに鉾ヶ岳。無雪期に行ってみたい山です。
なお放山の向こうにはシャルマン火打スキー場があり、自分の思い出の場所なのです。
自分が最後にプライズ検定を受けた場所で、20年近く続けた基礎スキー引退を決めた場所でもあります。
基礎スキーはやり切った感が強いので、今でも辞めたことに悔いはありません。
なお放山の向こうにはシャルマン火打スキー場があり、自分の思い出の場所なのです。
自分が最後にプライズ検定を受けた場所で、20年近く続けた基礎スキー引退を決めた場所でもあります。
基礎スキーはやり切った感が強いので、今でも辞めたことに悔いはありません。
10:30 滑降開始!
一時間以上過ごした空沢山を出発。稜線を頑張って引き返していきます。
途中でシール装着しなければいけないけど、1150mピークまでを目標にまずはお楽しみの滑降第一弾です!
山頂東側の斜面に入りたかったけど、雪庇が切れている箇所を見いだせず断念。
無難にトレース沿いを下りていきます。程好い量の新雪で気持ち良いです!
一時間以上過ごした空沢山を出発。稜線を頑張って引き返していきます。
途中でシール装着しなければいけないけど、1150mピークまでを目標にまずはお楽しみの滑降第一弾です!
山頂東側の斜面に入りたかったけど、雪庇が切れている箇所を見いだせず断念。
無難にトレース沿いを下りていきます。程好い量の新雪で気持ち良いです!
登り返し地点の1190mコルまでやや急な斜面を滑降。
まだまだ雪が軽くて調子良く滑れました。
このあとの1200mピークへの階段登行での登り返しはしんどかった…。
でもそこだけ我慢したらまだしばらく滑って降りれます。
11:10 1150mピーク付近で滑降停止
まだまだ雪が軽くて調子良く滑れました。
このあとの1200mピークへの階段登行での登り返しはしんどかった…。
でもそこだけ我慢したらまだしばらく滑って降りれます。
11:10 1150mピーク付近で滑降停止
11:21 シール再装着して出発
この先はシール登行に切り換えて、放山手前のジャンクションピークまで地道に行きます。
行きと違って暑くて雪も急速に腐ってきていました。
ハードシェルの時期もそろそろ終わり。次回からはレインウェア切換を検討しなくては。
この先はシール登行に切り換えて、放山手前のジャンクションピークまで地道に行きます。
行きと違って暑くて雪も急速に腐ってきていました。
ハードシェルの時期もそろそろ終わり。次回からはレインウェア切換を検討しなくては。
12:14 放山南のジャンクションピーク(1190m)到着
1150mピーク付近でシール装着後、1時間弱で戻ってきました!
アップダウンの稜線をピストンしてほっと一息。今度こそ本格的な滑降の支度でシールを剥がし、
また雪質悪化に備えてワックスを塗りこんでおきます。
1150mピーク付近でシール装着後、1時間弱で戻ってきました!
アップダウンの稜線をピストンしてほっと一息。今度こそ本格的な滑降の支度でシールを剥がし、
また雪質悪化に備えてワックスを塗りこんでおきます。
12:41 改めて滑降開始!!
笹倉温泉へ向けて枝尾根を下っていきます。
予想外にたくさんのシュプールが刻まれており、まるでゲレンデ横のコース外の様相。
単純に滑りを楽しむなら、ここまで登ってきて滑るというのも良いかもしれません。
笹倉温泉へ向けて枝尾根を下っていきます。
予想外にたくさんのシュプールが刻まれており、まるでゲレンデ横のコース外の様相。
単純に滑りを楽しむなら、ここまで登ってきて滑るというのも良いかもしれません。
722m標高点ピークが見えてくるともう終盤。この辺りから今朝の登りルートと大きく逸れて沢沿いへと入っていきます。
下部には堰堤があるけど、左岸通しで滑降するので支障はありません。
沢沿いから登るのが正解だったと気付いたのはこの時でした。
下部には堰堤があるけど、左岸通しで滑降するので支障はありません。
沢沿いから登るのが正解だったと気付いたのはこの時でした。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
発煙筒
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
笹倉温泉起点での山スキーは3年ぶり3回目。
今回は4月初めの今の時期において、過去一番積雪豊富と思います。
放山南側からの稜線は登下降の連続ですが、新雪のおかげでシールを走らせるのは爽快!
しかも終始絶景に囲まれているので、行きに関してはあまり苦になりませんでした。
(帰りは暑さもあってバテ気味)
空沢山山頂は本当に焼山周辺の展望台といってよい素晴らしい山頂でした。
現地に着いてみると尾根の途中にある肩という感じですが、前述の稜線などからは
本当に堂々とした山容であり、背後に火打山と焼山を従えているように見えます。
積雪豊富な今季のうちに、もう一回くらい焼山台地周辺の山を登って滑りたいです。
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