美濃俣丸〜黒谷山周回


- GPS
- 10:10
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
天候 | 薄曇り、途中から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今シーズンは鈴鹿の雨乞岳以外は1000m未満の山ばかりでやや物足りない気がしていた。よって以前より気になっていた美濃俣丸に出かけることにした。雪もまだ残っていて天気もよくなるという予報である。
広野ダムには車が1台。美濃俣丸の頂上手前で出会った方のものであった。林道は概ね深い雪で覆われているが適度に締まっていてスノーシューを使うほどでもない。主稜線に入ってからは終始アイゼンを装着した。今回は12本爪を用意してきたので雪面をよく捉えてくれた。特に雪面が固くなった頂上直下の急斜面で有効であった。滑落したらヤバイところである。
10時半くらいまではどんよりした天気で頂上付近はガスに覆われていた。頂上手前で出会った方は登頂後にしばらく天気の回復を待っておられたそうであるがなかなか回復しないので降りてこられたそうである。
私が頂上に着いた頃には天気もすっきりして360度の大展望が得られた。時間にも体力にも余裕があったので予定通り黒谷山経由の周回コースをたどることにする。最大で50m程の高低差をいくつか登り降りしながら進むと三周ヶ岳がぐんぐん近づいてくる。北側から見る三周ヶ岳は均整がとれてカッコいい。後半は省エネのためにピークを踏まずに山裾を迂回することにした。
黒谷山に向かう下降では1025mから地形が複雑になるのでルーファイが必要になる。標識はないのでGPSで慎重にルートを確認する。800mより下では雪が途切れるところがあり木が通行の邪魔をする。特に黒谷山の手前はブッシュがうるさく背中のスノーシューが頻繁に引っ掛かる。スキーだったら最悪と思う。今回もスノーシューは重荷とブッシュの通行に支障をきたす長物になっていた。あれば便利な時もあるのでこの時期は判断が難しい。
黒谷山からダム湖への下降は藪漕きを心配していたが最後の部分を除いてほとんど雪がつながっており、さほどの苦労をせずに下れた。ダム湖に降りてアイゼンを外していると頂上手前でお会いした方が降りてこられた。お話をしながらダムに向かった。天候のよい時に念願のコースをたどれて充実した一日になった。
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