幡屋三山（丸倉山、大平山、八十山）、八雲山。出雲の低山へ【雲南市、松江市：島根県】
島根県
otoh
体力度について
- GPS
- 03:54
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 992m
- 下り
- 984m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:23
�“┣飴飴�
丸倉山登山口 1104 ― 林道へ合流 1112 ― 林道から分岐 1113 ― 縦走道との分岐点 1121 ― 丸倉山 1126/1132 ― 縦走道との分岐点 1136 ― 林道へ合流 1139 ― 林道から大平山向け林道の分岐 1140 ― 大平山登山口 1145 ― 大平山 1201/1206 ― お立ち台往復 1206/1214 ― 八十山西の林道合流点 1219 ― 八十山 1225/1235 ― 八十山南の林道合流点 1236 ― 八十山西の林道合流点 1238 ― 宮内谷からの道合流点 1252 ― 大平山登山口 1302 ― 展望台 1306/1309 ― 丸倉山登山口 1323
��八雲山
奥宮駐車場 1358 ― 八雲山登山口 1400 ― 禊場 1402 ― 鳥居 1404 ― 奥宮(夫婦岩) 1406 ― 八雲山 1423/1428 ― 駐車場分岐 1433 ― 岩室萱野合流点 1437 ― 獣除け柵 1444 ― 岩室登山口 1447 ― 獣除け柵 1449 ― 岩室萱野合流点 1500 ― 駐車場分岐1504 ― 八雲山 1510/1514 ― 奥宮 1522 ― 八雲山登山口 1529 ― 奥宮駐車場 1529
●行動時間 ��2:19 ＋ ��1:31 ＝ 3:50
| 天候 | 快晴、黄砂？ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
（ご用先＝丸倉山登山口P） 登山口―丸倉山―大平山―八十山―登山口 （丸倉山登山口P＝須我神社奥宮登山口P） 登山口―八雲山―岩室登山口―八雲山―登山口 （須我神社奥宮登山口P＝米子家） ●登山口へのアクセス ○丸倉山登山口 ・県道25号で玉造温泉から大東を目指す。幡屋の幡屋川の先で右折。しばらく行くと「西谷農道」の案内があるので、それへと進む。やがて「丸倉山入口」の案内が現れるので、それに従い右折。舗装路の終点が「丸倉山登山口」 ・駐車可能台数はせいぜい3,4台 ○須我神社奥宮登山口 ・須我神社へは、松江市内松江西ICから延びる県道24号を南下すると、雲南市大東町須賀に須我神社案内がある。須我神社の脇より山側へと伸びる細い舗装路を上っていくと約2kmで奥宮登山口。その先の道路脇に駐車スペースが設けられている ・駐車台数は10数台。 （いずれの記述も2025.3現在） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�“┣飴飴� ・馬鞍山への登りは下部も上部も急登。特に上部は高斜度 ・ほかはほとんどが林道、作業道のようなクルマも走る（走った）であろう道幅の道。ただし国道地理院地図には記されていないものもあるので、注意がいる ��八雲山 〇須我神社奥宮参道〜八雲山 ・途中までは須我神社奥宮への参道にもなっている。鳥居から奥宮（夫婦岩）への石段が急斜度。それ以外は歩きやすい山道 ・枝道もあるようだが本道は幅広で明瞭 〇岩室〜八雲山 ・距離標示のある道標が途中に多数。分岐が一か所あり、萱野への道が合流する。その分岐点にも標示がある ・あとは比較的緩やかな登り道がずっと続く ※積雪状況 ・本日時点では、両山とも歩行部分に雪は残っていなかった （いずれの記述も2025.3現在） |
| その他周辺情報 | ●買う、食べる �“┣飴飴� ・コンビニは、北西側の宍道、南西側の加茂中が距離的に近い。県道25号沿いの場合には国道9号までないことになる ・飲食店は、玉造、宍道、加茂中に出ればある ��八雲山 ・コンビニは県道24号沿いに数件ある ・飲食店は、須賀にも蕎麦屋がある。それ以外では、大東町あるいは松江市内に出ればある ●日帰り温泉 ・玉造温泉、岩室側の熊野大社付近にある「ゆうあい熊野館」、大東に向かうと海潮温泉など距離はあるがいくつかの温泉が認められる （いずれの記述も2025.3現在） |
写真
拍手3,4台分といった感じです
【幡屋三山：丸倉山登山口にて】
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
右折します
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
左へと進みます
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
城平山、高瀬山が連なります
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
背後に広がる展望。遠く中国山地の山々を見ます。
左に比婆山一群、猿股山、大万木山などと思われますが、
うっすらすぎてよく分かりません
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
遠く中国山地の山々を見ます。
左に比婆山一群、猿股山、大万木山などと思われますが、
うっすらすぎてよく分かりません
【幡屋三山：丸倉山登山口〜丸倉山（馬鞍山）】
樹木が茂っていますが、広いです
【幡屋三山：丸倉山山頂部にて】
【幡屋三山：丸倉山〜大平山】
左へと進みます
【幡屋三山：丸倉山〜大平山】
林道に出ました。先ほど横断したものの続きのようです
【幡屋三山：丸倉山〜大平山】
直進気味に左の道へ
【幡屋三山：丸倉山〜大平山】
【幡屋三山：丸倉山〜大平山】
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
わずかに残る木々に邪魔されよく見えません
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
お立ち台とな。見晴らしがいいのでしょうか
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
ここで折り返します
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
八十山目指して進みます
【幡屋三山：大平山山頂部にて】
左への枝道も見えますが、ここは道なり右へ
【幡屋三山：大平山〜八十山】
【幡屋三山：大平山〜八十山】
振り返って撮影。道が林道主体である上に、道標は細かく多数設けられています。ハイキングにいいところです
【幡屋三山：大平山〜八十山】
道が林道主体である上に、道標は細かく多数設けられています。ハイキングにいいところです
【幡屋三山：大平山〜八十山】
【幡屋三山：大平山〜八十山】
そちらにも立ち寄るつもりがうっかり失念
【幡屋三山：大平山〜八十山】
右手に権現堂があります
【幡屋三山：八十山山頂部にて】
【幡屋三山：八十山山頂部にて】
【幡屋三山：八十山山頂部にて】
蔵王権現さまでしょうか。お詣りします
【幡屋三山：八十山山頂部にて】
【幡屋三山：八十山山頂部にて】
二つ目のこぶの先までは行ったようです
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
今度は林道伝いに丸倉山へ
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
この林道にも大平山登山口。分岐する道は、おそらくさっきの登山口を通る林道なのだと思われます【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
展望台手前小丸倉水神神社。ここから分かれる小径を登れば小丸倉山だったのですが、これまた飛び抜かしてしまいました
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
ここから分かれる小径を登れば小丸倉山だったのですが、これまた飛び抜かしてしまいました
【幡屋三山：八十山〜小丸倉山下展望台】
中央は小丸倉山への道、左は丸倉山方面。二度横断した道でしょう
【幡屋三山：小丸倉山下にて】
立派なつくりの台があります
【幡屋三山：小丸倉山下展望台にて】
一応、大平山、八十山方面
【幡屋三山：小丸倉山下展望台にて】
【幡屋三山：小丸倉山下展望台にて】
最後は開放的なハイキング
【幡屋三山：小丸倉山下〜丸倉山登山口】
須我神社奥宮への登路も兼ねており、そのための駐車場があります
【八雲山：須我神社奥宮登山口にて】
一般参拝者を思ってか、竹杖が多数用意されています
【八雲山：須我神社奥宮登山口にて】
【八雲山：須我神社奥宮登山口〜八雲山】
【八雲山：須我神社奥宮登山口〜八雲山】
【八雲山：須我神社奥宮登山口〜八雲山】
夫婦岩とのこと。これが奥宮でもあるようです
【八雲山：須我神社奥宮登山口〜八雲山】
歌碑が多数立ち並びます
【八雲山：須我神社奥宮登山口〜八雲山】
一段下に社務所があります
【八雲山：八雲山山頂部にて】
出雲の国は神話から歴史の話への連続性を感じます
【八雲山：八雲山山頂部にて】
たぶん、先ほど登った幡屋三山と思います
【八雲山：八雲山山頂部にて】
【八雲山：八雲山山頂部にて】
すぐ下に駐車場があるからでしょうか
【八雲山：八雲山〜岩室登山口】
ここで駐車場方面（大東町）と岩室方面（八雲町）が分かれます
【八雲山：八雲山〜岩室登山口】
萱野方面は踏み跡が少々分かりにくそうでした
【八雲山：八雲山〜岩室登山口】
【八雲山：八雲山〜岩室登山口】
獣除け柵が現れました。
右手より降りてきました
【八雲山：八雲山〜岩室登山口】
1,2台分ではありますが
【八雲山：岩室登山口にて】
【八雲山：八雲山〜須我神社奥宮登山口】
旧大東町の取組みだったようです
【八雲山：八雲山〜須我神社奥宮登山口】
感想
好天の一日だが、朝から用事がある。終えてから、満を持して山へと向かった。ただしご用の場所に引っ張られてしまうため、今回は雲南市から松江市にかけての山を目指すこととした。
○幡屋三山（丸倉山、大平山、八十山）
幡屋三山とも呼ばれる丸倉山（まぐらやま）、大平山、八十山（はちじゅうざん）は城跡としてばかりではなく、地元の愛され山のようだ。歩きやすい道が縦横に通っていると聞いてやってきた。
登山口から丸倉山へと向かうと、最初から急斜度の登りが始まる。絶えない急勾配を過ぎると地図にはない林道に出くわし、それをやや右へと進んでもう一度斜面登りへ。一区切り着く頃には分岐点に到着、そこから山頂へは更なる急登が続く。斜面が急すぎて樹木も薄くなり、背後に眺望を従えたままに歩く。およそ低山歩きとは思えないダイナミックな眺望の中、山頂へ。山中には樹木が生い茂っており十分な眺望は得られない。
来た道を下ると下が見えないほどの斜面である代わりに正面の眺望が得られる。城平山、高瀬山辺りを見ているようだ。
分岐点に戻り、大平山を目指す。しばらくは山道を歩くが、ほどなく林道に合流する。先ほど横断した道の続きであろう。ただし、今回もすぐさま脇道へと逸れる。やや笹に隠れ気味のその道へと進むが、よく見ると、この道もクルマ幅のある林道のようだ。やや廃れ気味のその林道を行くとまもなく大平山登山口の標示が現れる。
それを左折し再び山道へ。丸倉山とは異なり、やや荒れ気味の土の道を登っていくと、斜度も緩んで山頂部に至る。山頂付近はかつては林道だったのかと思うほどの道幅だ。広々とした山頂部はよく刈り払われているが、わずかな樹木に遮られて眺望が良好とは言えない。
お昼時だが、眺めも期待してさらに先へと進むことにした。山頂部の端まで来ると、分岐の先にお立ち台があるらしい分岐が現れる。地図にはないが、眺めがあるならばとそちらへ進んでみる。途中からは藪にもなるその道を進んでみたが、絶景が得られることはなく、やむなく引き返すこととした。成果は棘に引っかかれただけだった。
しばらく進むとまたもや林道に顔を出す。八十山の西にある林道や山道の交差点だ。ここから登り返して八十山に行くが、その前に大平城の主郭跡に行くつもりがうっかり失念してしまった。
樹林の中の道を緩やかに登って八十山へ。山頂部には権現堂もある。東面が切り開かれ、大山も眺めることができるようだが、あいにくにも大山はガスの中にいるようだ。
権現堂にお詣りをして、参道を伝って林道へ。林道沿いに先ほどの交差点に戻る。
ここからは、しばらくはこの林道を歩く。未舗装で落石、倒木処理もなされていない道だ。クルマ通りの心配もない道は、どこか深山に向かうときのアプローチを思わせる。
展望台のある小丸倉山下の交差点に到着。ここでもあずまやのある小丸倉山に登るつもりが反対側にある展望台に行ってしまった。残念ながら展望台は暫く整備されていないようで、展望は得られなかった。
○八雲山
クルマで移動し、次は八雲山へ。
日本初宮とされる須我神社への参拝を兼ねて、奥宮側から登ることにした。ただ、あまりにも山頂までが短距離なので、反対側の岩室登山口まで行き折り返すことにした。
登山口〜奥宮までは、奥宮参拝のために歩いている方もいらっしゃる。どう見ても山行きではない装いで青息吐息で石段を上がっているところを横から追い越していく。苦しい思いでたどり着けば、それだけ御利益もあると感じられるだろう。
禊場で清め、さらに石段を登って鳥居へ。鳥居の先には100段近い大股の石段が続き、その先には巨大な岩が重なるように屹立している。この夫婦岩が奥宮ということのようだ。お詣りをして先へと進む。
そこからは歌碑が道脇に立ち並ぶ。旧大東町が選定したものだ。この山が和歌発祥の地ということにちなんでいるのだろう。
穏やかな山道を登っていき山頂部へ。山頂は長く広い。山頂の長辺に面した北東と南西がいずれも刈り払われており、南西には先ほど登った幡屋三山と思しき山々が見えている。北東には星上山から京羅木山にかけての山々が見えている。大山も見えてよさそうだが、先ほどと同様にガスって見えないようだ。
ここからは、いったん岩室登山口までを往復する。緩やかな石段道を降りていくが、ここには立派な鉄製手すりもつけられている。すぐ先に駐車所が設けられており、八雲山への最短登路となっているからであろうか。
駐車場への道を分けさらに下降すると、今度は萱野方面と岩室方面の分岐。さらに下るが岩室方面には頻繁に道標がある。奥宮側がメジャーな登山道のようだが、岩室側も負けじと道整備をしているようだ。松江市側からすると、貴重な登山道であることもあろう。
途中でおしゃれな女性登山者とすれ違う。おそらく後でもう一度会うだろうが、余計なことを言うと怪しい人みたいになるので、挨拶だけしてそのまま行きかう。倒竹の多い一帯を抜けると間もなく獣除けの柵が現れ登山口。登山口には小さいながらも駐車スペースが準備されている。
すぐに折り返し山頂へと向かう。
山頂では先ほどの女性がくつろいでいる。途中ですれ違った人物とわかってもらえたかは分からないが、一言二言会話して、先へと進む。
奥宮までの間で家族連れとすれ違い。遅い時間だが、それほどに短い山登りだと理解されているようだ。下部ではもう奥宮参りの方ともすれ違わず、駐車場へ。
帰りには須我神社にもお詣りをした。
先週の鳥取もそうだが、松江も平野が狭い。しかもそこからすぐに分け入る山谷が険しい。松江市内からわずか30分のところにそそり立つ山並みがあるのも驚きだが、中国山地イコール老年期の山イコールなだらかという考えは認識を誤らせる。
低くとも登り応えのある山々があることをありがたいと改めて思った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
八雲山の最新記録
大平山の最新記録
馬鞍山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する