(熊野)要害山～八雲山(ばけばけ紀行1/3日目)
島根県
もみじ🐤@momijiosamu
体力度について
- GPS
- 03:22
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 557m
- 下り
- 567m
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- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:21
| 天候 | 快晴。暑い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
熊野要害山登山口 駐車スペース2，3台駐車可 八雲山南登山口 路肩に数台駐車可 八雲山岩室登山口 1台くらい駐車可 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
熊野要害山、八雲山どちらもよく整備されている。 要害山山頂手前は急登。 |
| その他周辺情報 | 熊野城 尼子氏の居城月山富田城の防衛ラインであった尼子十旗の第八位。 1563年、毛利氏に攻められるが撃退。 1566年、月山富田城開城により熊野城も開城。 1569年、尼子再興軍によって一時的に奪取される。 高津場番城 熊野要害山に籠る尼子再興軍の動きを封じるために毛利軍は八雲山（戦国時代は高津場山）山頂に付城を築き牽制と監視を行った。 水木しげる記念館、ロード https://mizuki.sakaiminato.net/ 水木しげるの作品に登場した妖怪やキャラクターのブロンズ像が並ぶ商店街「水木しげるロード」と水木しげるの生涯や作品解説を行う「水木しげる記念館」。 ロードを歩くのは無料。水木しげる記念館の入館料は1000円。 小泉八雲記念館、旧居 https://www.hearn-museum-matsue.jp/ 新聞記者、小説家、民俗学者として活躍し、日本文化に深く魅せられた小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の生涯を多数の遺品や写真などで辿る記念館と彼の松江での住居が公開されている。 二館共通券800円（記念館のみ600円、旧居のみ400円） |
写真
日本初の和歌が詠まれたのは隣の八雲山ですが、熊野要害山からもほぼ同じ景色です😁
岩室登山口のコオニユリ。地元の方としばし歓談😊
峠越えで熊野要害山登山口に行く道があるが荒れてるかも？なので今回はやめとこう😅
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地元の方としばし歓談😊
峠越えで熊野要害山登山口に行く道があるが荒れてるかも？なので今回はやめとこう😅
通り道、大根島のウ。ウミウならと止まって撮ったらやっぱりカワウか😅喉をガラガラ言わせています。喉には毛細血管が多数あり、震わすことで体を冷やすことができるそうな。
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喉をガラガラ言わせています。喉には毛細血管が多数あり、震わすことで体を冷やすことができるそうな。
八岐大蛇。
八雲山で須佐男が退治したやつです😁
若い頃は就職しては解雇の繰り返し。それでも絵を描き続けてました
南方戦線に送り込まれてからは何度も死の淵を彷徨ったが、地元民との交流や妖怪との出会いが後の「水木しげる」を作りだしたのだから運命はわからん😅
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鬼太郎に代表される丸っこいキャラは少年誌連載を見越してのことみたいです。妖怪画は鳥山石燕のものなどを忠実に再現してますが、人物などは相応の狙いを持って作画されてるのですね。
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妖怪画は鳥山石燕のものなどを忠実に再現してますが、人物などは相応の狙いを持って作画されてるのですね。
松江に移動。松江城内の城山稲荷。八雲はここの耳が欠けた石狐をこよなく愛したそうです。耳が欠けた狐が他にもあってどの狐かわかりませんが😅
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松江城内の城山稲荷。八雲はここの耳が欠けた石狐をこよなく愛したそうです。耳が欠けた狐が他にもあってどの狐かわかりませんが😅
小泉八雲記念館。館内は撮影禁止😭今年はセツ推しです😊
八雲が急逝した後、家計を支えねばならない苦労にも大きく触れられてました。
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今年はセツ推しです😊
八雲が急逝した後、家計を支えねばならない苦労にも大きく触れられてました。
感想
八雲立つ出雲千鳥の朝靄に
漂泊の君聴きし琵琶の音
と、いうわけで「また松江かよ😅」
吉倉の鳥取県立美術館にて水木しげるの大規模展覧会とイベントが開かれるのでそれに合わせて休み取りましたら会社からもう一日休めとのことなので「水木しげる・小泉八雲・柳田國男」の三大妖怪民俗学者をめぐる旅を構築して楽しんできました😊
初日は境港の水木しげるロードと松江の小泉八雲記念館。セットの山は八雲の名前の由来となった「八雲立つ」の八雲山と尼子十旗の熊野要害山。
八雲山は須佐男が八岐大蛇を退治した山で、日本最初の和歌が詠まれた由緒正しき山です。
なので、柄にもなく詠んでみました🙇🏻
八雲山も熊野要害山も地元の方たちに愛されてる山で、よく整備されてました。
声をかけてくださったみなさま、我がことのように喜んでいただき、酷暑も吹き飛びました😊
やっぱり里山を維持するのは地元の方の愛情ですね。
朝活で一汗流したら境港の水木しげるロードと水木しげる記念館へ。
水木しげるは最も尊敬する作家のひとりです。
妖怪漫画家と自らの経験を元にした戦記漫画家の二つの顔を持ち、その混じり具合が「人とはかくありたい」といういい塩梅なのです。まあ、彼のように我が道をゆき、それを成し遂げる実力と運のある生き方はとても真似できませんが😅
今年で水木しげるロードも30周年。コロナ禍や物価高で観光客の財布の紐は堅いままですが末永く続いてほしいですね。
そして松江の小泉八雲記念館へ。
八雲の妻セツが連続テレビ小説の主人公となるので主に女性客で賑わってました😁
八雲が主人公だったら下手な大河を上回る漂泊の人生なので更に楽しそうなのに。八割海外ロケだし😎
ちなみに小泉八雲は帰化名で、英語名はパトリック・ラフカディオ・ハーン。ギリシャのレフカダ島生まれだから。小泉は妻方の姓(入婿)、八雲は出雲の枕詞「八雲立つ」より。ここで八雲山登ったのが効いてくるわけですよ😁
余談ですが、つい最近まで小泉八雲はペンネームだと思ってました🙇🏻
小泉八雲は「再話」という手法で古きを新しきに再構築し、日本文化の再発見と海外輸出に貢献した功績が高く評価されますが、
彼が神話の地出雲にたどり着くまでには地球を半周する漂泊の蓄積が必要で、不自由な言葉はセツの努力がなければ成り立たない。本当に運命の出会いです。
八雲や山頭火のような生き様に憧れる私ですが、50年以上広島市民😅 いざとなると度胸が湧きません😰
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