鍋倉山


- GPS
- 04:27
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 764m
- 下り
- 766m
コースタイム
天候 | 快晴後晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は多い。雪質は山頂付近はカリカリで、稜線直下が比較的滑り易い雪質。標高が下がると湿気て滑りが悪くなった。 |
写真
感想
除雪の最終点付近には7時前に到着。平日のためかクルマはまだなかった。支度をして7:03に行動開始。雪壁がここで3メートルほどあると思われ、道路から雪の上に乗るのもひと苦労だった。雪は豊富だが雪質は硬い。放射冷却も効いているのか、スキーで歩いても跡が付かないくらいだった。Zさんはスノーシューだが、恐らくつぼ足でも問題なかっただろう。最初は林道歩き。小屋の上の積雪がすごいことになっている。豪雪地帯にあっても、今年は特に積雪が多い年ではないかと思う。天気は快晴。青空が気持ちよい。風もなくて歩き出して10分もすると暑くなる。すぐに止まって衣類の調整。トレースは無数にありそれらが凍結しているため、スキーでは歩きにくい。トラバースの箇所は特に歩き難かった。カチカチの雪質だが天気は良いし気温も上がる予報なので、帰りにはじゅうぶん緩んでいるだろう。順調に距離と標高を稼ぐ。出発が早かったためか、周囲には人の姿は見えない。雪が硬すぎるので、もう少し緩んだ時間から歩き出すのが確かに正解かもしれない。ぶなの樹林に入ると、それより下で感じた暑さは和らぐ。日差しが少し遮られるのと、場所によっては風が体に当たるためだ。特に休憩した場所は風が冷たくて、体を冷やしてしまった。休憩地の洗濯は重要だ。ジャケットを羽織りあまり休まず歩いて体を温める。幸い風が吹き抜ける場所は連続しなかったので、体はその後温まった。無数のトレースは標高が上がっても相変わらずで、先週は新雪が降ったようなのでその直後のものなのかもしれない。無事稜線に出ると妙高山や火打山がよく見えた。鍋倉山はスキーでシーズン中訪れることが多いが、案外展望が良い日はなくて、これだけ好展望の日に訪問したのは久々の気がした。更に標高を上げ山頂には9:38に到着。無人で貸し切り。妙高火打以外にも、黒姫山などもよく見え、日本海まで見えた。今日は展望に関してはあたりだった。山頂付近に座って下りの準備をする。弱いが冷たい風が吹くので寒く、長居は出来そうにない。20分ほど休憩し、9:58に下山開始。山頂付近はガリガリの雪。滑ると言うよりも確実に標高を落とす感じ。稜線から少し下付近は雪が良い具合に緩んでスキーが楽しかった。パウダーではないが、これからの時期はざらめが楽しくなりそう。標高を落としつつ滑るとようやく登りのスキーヤーとすれ違うようになる。我々のスタートはやはり早かったようだ。雪質が硬くて苦労した部分もあったが、山頂で展望が得られたので早出で良かったと思う。適当に滑り易い斜面を選びつつ下山する。斜度のないところはストックで漕ぐ。標高が下がってくると山のほうは雲がかかりだしているように見えた。今日は展望に関しては午前中勝負だったかもしれない。標高の低いところは雪は緩んでいたが、むしろ緩みすぎで板の滑りは良くなかった。この時期らしい雪質と言えばそれまでかもしれないが。緩んだ雪を滑って11:25に行動終了。朝は疎らだったクルマの路駐はだいぶ増えていたが、週末と比べたら少ないと思った。
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