西吾妻山


- GPS
- 04:46
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 825m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:41
天候 | 晴れ後曇り(濃霧) 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪多いが、今朝の時点で薄らトレースあり。今日大量の人が入りトレースはしっかりついた。 |
写真
感想
グランデコスキー場の駐車場には7時頃到着。道中は圧雪路で慎重な運転が必要だった。ゴンドラが動き出すのは8:30からなので、のんびり支度する。外はマイナス5度だが風がないので数字ほどの寒さは感じなかった。天気予報は晴れだが、下から見ていると山頂方向は雲が付いたり離れたりしていて、風が強そうだった。チケット購入しゴンドラが動くのを待つ。定刻に運行開始。山頂駅に着いたらトイレを済ませてシールを貼り、8:53に行動開始。Zさんはスノーシュー。前後に同時刻に歩き出したハイカーの姿も見える。始めは例によってゲレンデの端を歩いて登る。割と傾斜があるのでウォームアップにはちょうど良い。日差しがあり風がほぼないため登っていると暑くなった。ゲレンデ最上部に到着後、ジャケットは脱いでザックにしまう。トレースがなかったらラッセルだが先行者がいるのと、先行者の前を見ても薄ら残っているので大変な状態ではなさそう。天気良く風弱く。標高を上げると徐々に周囲の景色が変わる。お待ちかねの時間、スノーモンスターが見え始める。これが見たくてはるばる関東から日帰りで遠征したのだ。今年は積雪が多いためか、西大顛の登りの時点でも既に多く見られる。しかも青空なのでとても良く映える。先を急ぐよりも、止まって写真を撮る時間が増えるが、これは致し方ない。歩いては写真を撮りを繰り返して進む。いつの間にかこの日の先頭になり、途中一部ラッセルしつつ進む。振り返ると磐梯山や猪苗代湖が見えるはずだが、どちらも雲で隠れて見えず。でも今日は周囲にスノーモンスターがたくさんあるので飽きない。西大顛への最後の登りに至ると、風が抜ける箇所が出てきて寒いため、しまったジャケットを再度着る。スタートから1.5時間ほどかけて西大顛に10:25到着。さすがに風が抜けて寒いので、風の当たらないところで休憩する。休憩だが自分は滑る準備に忙しい。支度が出来たら滑走開始。雪質はこのあたりは風で叩かれたためか、表面が硬い。シュカブラもあちこちでできていてターンが難しい。それでも景色は最高なので楽しい。斜度がなくなるところまで滑ったらシールを再度装着。この時点で気付いたら周囲がガスになっていた。滑っていたときは視界があったので、ガスに巻かれるまでは本当に一瞬だった。山の天気は変わり易いことを実感した。そのまま待ってもガスは晴れそうもないのでシール歩行で進む。雪質がかたいところが多く、スキー+シールでは難儀するところも多かった。しばらく真っ白な中を進んだら再び晴れて青空が見えてきた。前方に西吾妻山の山頂が。後方には先程通過した西大顛がはっきりくっきり見えた。ガスが出ていた時間は30分ほどだったろうか。再び青空のもと歩くことができて感激する。山頂まではもうすぐだが、西大顛の登りと同様写真を撮って進を繰り返す。ガスも出たが今日はあたりの日かもしれない。山頂標はこの時期雪の下でどこか分からないので、GPSを取り出しておおよその位置を探る。11:25に山頂付近に到着。天気良く風がないため寒さは全く感じない。しかし山頂からの眺望は良くなかった。周囲が雲に覆われていて、山座同定は全く出来なかった。雲がなければ東北の山々が見えるはずだが、今日はだめだった。残念。展望はないが天気良く暖かいので、適当なところに座って休憩する。ここまで出発から水分のみで歩いてきたのでさすがに空腹だった。しばらく休んだら下山開始。来た道をシールを付けたまま下る。少し開けた場所が出てきたらシールを剥がしてスキー開始。だが傾斜があまりないので滑らない。雪質も硬かったり粉雪だったりで気が抜けなかった。そして標高が下がったためか再度ガスのエリアに突入してしまう。西大顛への登りには再度シールが必要なので、適当なところまで来たら装着。しっかりしたトレースを横目に見ながら登り返し12:28に西大顛到着。山頂方向は辛うじて見えたが、これから下る方面はガスが濃い。何とかなるだろうと安易に考えつつ支度をし、終わったらスキー再開。ガスは取れるだろうと思ったが取れず、見えない中での下山となった。スノーシューで歩くだけなら良いかもしれないが、雪面がよく見えない状態ではスキーは回せない。何とか転ばないように下るしかなかった。下っても下ってもガスは取れず、結局何も見えないまま樹林帯まで下りてきた。ここまでくれば樹木が多いので見易く、板を回せるようになった。また樹林帯で日が当たらないためか、雪質もパウダーで保たれていて、滑っていて快適だった。粉雪を滑りつつツリーランをこなしゲレンデに至る。ゲレンデ最上部もやはりガスが出ていて、今朝の好天とは見違えるほどだった。Zさんも無事ゲレンデ到着。ここまで来れば安全圏。自分はゲレンデを滑り、Zさんは端を歩く。下りもゴンドラに乗るので途中まで同行し、乗り場付近で自分は先に行かせてもらう。ゲレンデも雪質は悪くなく、滑っていて楽しかった。ゲレンデをノンストップで滑りきり13:30に駐車場到着。出発時は晴れていたが、この時間は曇っていた。今日は天候が色々変わったが、青空の下スノーモンスターも見られたし内容充実していた。また来年も天気の良い日に来よう。
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