大津駅から音羽山



- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 472m
- 下り
- 588m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:19
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
何度も歩いている大津駅から音羽山の道であるが、全体的には緩らかな歩きやすい道であるが、意外にも3個所急傾斜があって滑りそうで嫌な所だなと今回感じたのは、歳のせいかもしれないと納得したのは帰宅後であった。
大津駅南西の国道1号線の横断歩道は、歩行者ボタンを押すと直ぐに国道は赤となる歩行者用の信号だ。此処から住宅の間を抜けて急な雑木林を登ると国道1号線の上を歩いているような錯覚を覚えながら、壊れそうな神社の社を見てクネクネと滑りやすい石ころだらけの道が、第1番目の急傾斜だ。そこを何とか上り詰めると小さなピークで南(右)側にも踏み跡があるので、注意が必要であってコースは東(左)側だ。確か昔にここを右に少し進んでおかしいなとGPSを確認して間違いに気づいたことがあったのだ。
しばらくは疎林の葉の落ちた林は薄い陽を受けて冬だまりの感じであったが、目の前に急傾斜が現れた。葉のない自然林は何処迄も見えるので、その上端がかなり遠く、高く見えていて足の力が衰えていくかのようだ。そういえば何時かここを下ると時に、誰かが怖い怖いと言っていたことを思い出した。これが2つ目の急斜面だ。此処を過ぎればもうゆるゆるの長い尾根だけだと勝手に思い込んでいたが、すぐに次の斜面が現れた。こんなはずではなかったとコース間違いかもとGPSを確認すると、ポイント363mに続くピークへの登りで、すぐ先が展望のいい鉄塔だ。そこまで何とか我慢をして進もうと思い足を引きずり上げて、やっとの思いで鉄塔からの琵琶湖の景色を見ることが出来た。
鉄塔からは直ぐにBBCからの道の分岐となり、緩やかな広い道になった散策に最適なコースとなっていて、東海自然歩道との分岐迄も快適に進むことが出来る。最近降った雪も彼方此方に残っていて、茶色しか見えない風景の中が急に明るくなったような感覚を受けたものだ。傾斜なく光景も素晴らしいのでルンルン気分で音羽山頂に到着だ。ほぼ予定時間通リだ。
遠く西には愛宕山とすぐ北に地蔵山、その南には小塩山やポンポン山も見え、京や山科の町並みが手に取るようである。目を北に向けると比叡山と琵琶湖がその北には比良山系が雪を纏って綺麗なことこの上ない程だ。誰もいない我々パーテイーだけで独占だ。風もそよぐ程度なので、山頂のベンチでランチ休憩を景色に見とれながらのんびりとだ。
帰路は石山側へ歩いて、パノラマ展望台で再度琵琶湖を眺め、近江大橋を目の下にする光景は何度見てもいいものだ。小さなアップダウンを繰り返したところに分岐があって、膳所の奥にある御用池などへ下る尾根への道だ。稜線から北へ斜面のトラバースをすると尾根に乗って、倒木で崩壊している尾根道は歩きにくいが、新緑の時は素晴らしいのにともうすぐ春が来るからと木々の新芽が待ち遠しい気持ちになっていた。
深い植林の尾根のすぐ左(西)下には池があって、コバルトグリーンの色鮮やかさにはおどろく程だ。この池は竜神池とも言われているようだが、事実かどうかは確認できていない。鳴滝不動の落ち水のため池でもあるが。
この竜神の池分岐からは膳所の茶臼山公園への尾根と観音寺という集落への道の分岐でもある。今日は膳所への道を辿って、御用池と呼ばれている、釣りの名所を目指そうと長い緩い尾根を下って、膳所駅を見下ろす国道の店で反省会をすべく心ウキウキしての足取りだった。
”鐘華ハイク9名”
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