冬路山3


- GPS
- 04:35
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 964m
- 下り
- 964m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | スープカレーGARAKU 千歳店 秩父別温泉ちっぷ・ゆう&ゆ 500円 |
写真
感想
北海道遠征最終日、なんとまたしても冬路山へ。
午前中だけの軽い山歩きで良い雪を楽しめた。
最後の最後でエアポートビバークという初体験も追加され、色々経験値の増えた遠征だった。
【詳細】
西風、雪予報からゲレンデスキーや漫喫待機まで選択肢が出た中、幌加内で午前のみの遊ぼうとなり、それならばと勝手知ったる冬路山へ行くことに。
サクッと登頂、1本滑るが南面はやや硬い雪にふわっと新雪が乗った状態であんまし。
対応しきれず2回こける…
登り返して最後の1本は2日目に滑ったラインよりさらにスキーヤーズレフトの斜面へ。
かなり深くて柔らかくてめちゃくちゃ良かった!
満足して再度登り返し、3日間で計11回目の登頂を果たしたのちに下山。
大変お世話になった山だった。
荷物をある程度まとめ、秩父別の温泉へ。
ここも500円なのにサウナ2種、風呂数種、源泉かけ流し26℃の準水風呂のような温泉もありとても良かった。
千歳付近で美味しいスープカレーも食べあとは新千歳空港温泉で翌朝の便を待つだけ…というところで雪による遅延・欠航祭り発生。
その煽りを受けて空港温泉の受付終了…
急きょ空港温泉前でエアポートビバークすることとなった。
翌朝、予定の便は無事飛び問題なく帰京。
充実した4日間となった。
企画や判断等色々とありがとうございました!
【メモ】
・カバンは雑に入れられるものの方が便利。チャックが閉じる物を選んだがいつものブーツを入れるバッグでよかった
・北海道の気候(-10℃)でも基本は本州の厳冬期と同じウエアでいける
・服はもっと少なくていい。洗濯1回の4日ならアンダー3、靴下3、ズボン1、山インナー1、下界インナー1程度
・ハンガーはともかく、紐付き洗濯バサミはあるといい。S字でもいいが汎用性は下がる
・ニトリル手袋を試してみる
・新千歳空港温泉前の壁際は寝やすい雰囲気ではありかなり暖かいが床が硬く眩しい。マットの支給がなければ安眠は困難だった。
最終日はもともと札幌周辺に移動することになっていたが、どうにも札幌付近の天気が良くない。降雪はともかく、風が強すぎる。どうしたもんかと協議になったが、どうにも道北のほうが天候が良く、「冬路山で午前中だけ滑ろうぜ」という流れに。まさかの、4日間で3日目の冬路山。
天候は途中から好転し、1本目があまりに微妙だった(サンクラスト気味の上の新雪)ので、もう2本目は良いか・・・と思っていたが、ちょっとだけ北寄りの林を滑ったら、これが思いのほか気持ち良い!途中で登り返し始めようと思ってたのに、結局予定の場所まで下ってしまった。最後に気持ちいい一本が滑れてよかった。それにしても、私が8回登頂、一番多い人で11回登頂。高尾山が良いから11回も登頂した、と比較すると、かなりクレイジーなかんじはするw
何はともあれ、良い山だった。
風呂に寄って新千歳に行く途中、変なところで高速を降りたので「高速代を節約?」と思ってたら、どうも高速が通行止めになったらしい。と、私のスマホに「滑走路クローズ」の連絡がきた。天気予報的には夕方以降は降雪の見込み無し、あとは機材繰りが何とかなれば飛びそうではあったが、こういったときには一刻も早く空港に行き、対処したほうが良いという経験則で、唯一当日中のフライトを取ってる私だけ空港に先にドロップしてもらった(他の人は翌日発)。空港は大混乱、荷物預かりも一時停止していて、大荷物を持っているので身動き取れない。結局13時半〜18時くらいまでの便がすべて欠航になったが、欠航になった便の機材がスライドして、なんとか19時半の便は出発。荷物が受け取れたのは22時半ごろ、車で来てなかったら、帰れなくなるところだった。やはり、冬の新千歳便は危ない・・・
【欠航関連の対応メモ】
・ANAの空席待ちの仕組みが変わり、WEBで「指定の便」に空席待ちを入れるような形式に変わっていた。前みたいに、早いもの順で空席に乗ることはできなくなったらしい。天候状況、機材繰りを考慮して空席待ちの便を決めるのは、結構難易度高い。。。
・新千歳の荷物預かりは、向かって右端のほう。一番長い列は、振替をしようとする有人カウンターの列である場合が多そうなので、並ぶ列には注意。
・結果的には便が近い人から優先的に荷物受付してくれたので、長い列にずっと留まる必要はなかった。(が、どうせ身動きできないから、人にガチガチぶつけられる場所にとどまるより、キューのなかにいたほうが快適だった)
【北海道全般のメモ】
・私の場合、普段の厳冬期装備だとインナーが薄すぎるのかもしれない。もう一枚薄手のものを足すか、もう少し厚めのもの(66Northのシャツとか)のほうが良いかも。
・手袋は面倒でも滑走時にヘストラに変えないと手が死ぬ。
・止まって作業するたびに何かを羽織らないと、寒さがつらい。今回仕方なくフリースをジャケットの上から羽織ったが、それだけでも随分違った。気温が低ければフリースがびちゃびちゃになることもなく、1日くらいなら余裕で耐えられそう。
・やっぱり小物掛けハンガー、ハンガー、スリッパは持っていったほうがいい。カメラの充電コードも。ETCカードは忘れがちなので注意。
・今回は人数が4人で荷物をコンパクトにする必要があったので、あえてダボダボの100Lくらい入るソフトケースを使ったが、雑に入れてもどうとでもなるので、わりと都合がよかった。その他に、いつもの40Lザックと、折り畳み式の軽量ザックを機内持ち込み用に持っていった。
北海道遠征最終日なので通常であれば札幌周辺なのだが、荒天のため三度目の冬路山へ。周囲からは人気なかったが、凹凸底付きありの薄パウはスピード出るし、浮き沈みがアクセントになって楽しい。2回登り返して、帰りの北西面がかなり良かった。
今回のツアーのハイライトは、
・水風呂、道民たちの気合い
・駐車場敗退
・「今日の雪は重いですね。」
・きれいに破断
・3年連続3回目の空港ステビ
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