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ハイキング
房総・三浦
三浦半島を横断せよ!三浦アルプス南尾根を往く!!【エクストリーム晩飯前】
2025年02月11日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:29
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 752m
- 下り
- 761m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:23
距離 12.1km
登り 752m
下り 761m
13:51
天候 | 快晴でほぼ無風でした。気温は日中は10℃前後まで上昇しました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京急バス 森戸神社 1356発 逗子駅 1415着 (ICカード260円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆田浦駅〜のの字橋〜田浦梅林(田浦梅の里)〜田浦橋(横浜横須賀道路) 田浦駅前を直進、国道16号線を2本とも横断(上りと下りで道路が分離)したあと、逗子方向へ30mほど進んでトンネル手前の路地を左折、道なりに300mほど進むと、車道がループ状になっている場所(のの字坂&のの字橋)があります。 更に車道を進み、坂を上がって稜線にのって平坦になったところで、反対側への下り口があるのでこれを下ります。川沿いに走る路地に出たら、左折して南下すると京急本線の跨道橋を潜ったすぐ右手に田浦梅林への登り口があります(50mほど進んだ先にも1箇所あります)。登り口の奥には公衆トイレの設置があります。 田浦梅林への登りルートはよく整備されており、階段の急登ですが危険なところはありません。梅林内に入ると庭園状の遊歩道となって展望がひらけ、各所に梅やスイセンが植えられています(開花状況は梅は樹による、スイセンはほぼ満開でした)。最高地点には展望塔があり、横須賀港内や横浜、乳頭山などが展望できます。園内には公衆トイレも設置されています。 展望塔から更に奥に100mほど進むと、三浦アルプスのトレイルヘッド(道標あり)があり、ここから山道となります。歩きやすいトレイルですが、1箇所分かり難い分岐があります(道標あるが記載が不明瞭。横浜横須賀道路方向へ)。更に進んで横浜横須賀道路にかかる陸橋(田浦橋)を渡り、道路対岸へ進みます。 ※今回は、のの字橋に寄り道したため少し遠回りしています。田浦梅林への最短ルートは国道16号を右折して200m程進み、トンネルを出たすぐ先の交差点にかかる歩道橋脇から路地を入ります ◆田浦橋〜田浦分岐(FK2分岐)〜乳頭山 対岸に渡ると急にヤセ尾根のトレイルとなります。トレースは明瞭で、ある程度の幅もありますが、左右が切れ落ちている場所があります。途中から、崖状の岩場を上る場所が2箇所出てきますが、両方ともロープ(登攀用ザイル)が設置されています。ただし、2回目の岩場(FK2分岐直下)は長く、高度差があってザレて滑りやすいので注意が必要です(特に下りに取る場合)。 FK2分岐で稜線に乗ったあと、更に進んでFK1分岐(森戸川上流域へ下りる分岐)を過ぎ、小さな岩場を越えると程なく乳頭山となります。山頂は樹林の中ですが、横須賀本港方面が展望できます。 ◆乳頭山〜三国峠〜茅塚分岐〜栗坪分岐〜大桜〜連絡尾根分岐〜丸塚尾根入口 三国峠で畠山へのトレイルを分岐しつつ、直進します。茅塚分岐(道標あり)を過ぎた後は、次第にアップダウンが出てくるようになります。トレイルは明瞭で整備されていますが、いくつかヤセ尾根や急な斜面も出てきます。必要に応じてトラロープ等が整備されていますが、ザレて滑りやすいところもあるので注意が必要です。 アップダウンを繰り返しながら、連絡尾根分岐(道標あり)を過ぎて300mほど進んだコル状のところに、主縦走路が小さなピークを左(南側)へ巻きながら進んでいくところがありますが、小ピーク方向に登っていく踏み跡もあり、ここが丸塚尾根入口となります(入口に道標、リボン等はありません)。丸塚尾根へ往く場合はこの入口から入る必要があります(主縦走路を進んでしまうと小ピークを巻いてしまうので往けません) ◆茅塚分岐〜茅塚 トレイルは明瞭ですが、足場がザレ気味で滑りやすいです。茅塚までは樹林とヤブの中ですが、茅塚頂上には鉄塔がありひらけているので、南方向(大楠山方面)の展望が良好です。山名標は見当たりませんでした ◇丸塚尾根入口〜丸塚東峰〜丸塚西峰 この区間はトレースが明瞭なところもありますが、基本的にバリルートです。赤テープは思ったよりあります。丸塚尾根入口から丸塚東峰までは短いですが、前半は軽めのヤブ漕ぎ、後半は笹のトンネルをくぐり抜けていくことになります。 東峰のピーク部は笹のトンネル内にあり、正確な山頂の位置は分かりません(山名標もありません)。丸塚西峰までは途中から笹ヤブを抜け、比較的歩きやすくなります。西峰の山頂は比較的落ち着いた樹林帯の中ですが、山名標等はありません。 なお、西峰から先にもトレイルは続いており、最終的には森戸川へ下りられるようですが、尾根の取付き部が急斜面になっているもようで、安易に下りるのは危険と思われます(詳細は、みろく山の会様のHP参照) ◆丸塚尾根入口〜高塚〜観音塚〜平松分岐 引き続き、高塚まで細かいアップダウンを繰り返していきますが、段々と尾根の幅が広がってきます。高塚は東西に細長いので、根が張った樹林はありますが、休憩が可能です。山名標は木の枝にぶら下がったものがありました(かなり劣化)。 観音塚までは木の根が張った斜面を下ってから軽く登り返します。山頂には山名標はありませんが、観音像が2体鎮座しています。 更に進むと平松分岐(道標あり)となり、ここで一色方面からトレイルと合流しますが、トレイルの幅が格段に広くなり、歩きやすくなります ◆平松分岐〜ソッカ(戸根山)〜仙元山〜木の下交差点 ここからはアップダウンこそありますが、歩きやすいトレイルが続きます。ただし、ソッカから仙元山へ向かう途中に、急な階段があり一気に30〜40mほど高度を落とす場所があるので、転倒やスリップに注意が必要です。なお、ソッカの頂上は主縦走路から少し外れています。 仙元山まで来ると、街中からも比較的近いので、多くのハイカーで賑わっていました。山頂は大きくひらけており、西方向(富士山、江ノ島方面)の展望が良好です。そのまま進むと、葉山教会の脇から車道となり、そのまま坂を下っていくと、木の下交差点で都道207号線(木の下通り)へ合流します。 バスで逗子駅方面へ出る方法は2通りあり、木の下通りを山方向(東)へ進んで国道134号線へ出て風早橋バス停へ出るか、木の下通りを海方向(西)へ進んで最寄りバス停(亀井戸橋、元町、森戸海岸のいずれかが距離的には近いですが、運行系統が違う場合があるので、どれが一番早いかはタイミング次第となります)へ出る方法となります。 ◆木の下交差点〜森戸神社 この区間は街中歩きとなるので、危険なところはありません。森戸神社前には森戸神社バス停があり、逗子駅行のバスに乗車が可能です。 |
その他周辺情報 | ◆三浦アルプスについて(みろく山の会様HP) ※みろく山の会様のHPは三浦アルプス全般について記載があり、ルート解説や地図等、非常に参考になります <三浦アルプストップ画面> https://npo.mirokuyamanokai.org/activities/miura-alps <丸塚尾根ルートについて> https://npo.mirokuyamanokai.org/activities/miura-alps/minor-route/marutukaone ◆二子山山系主要分岐図(二子山山系自然保護協議会様HP) ※PDFで印刷できる分かりやすいルート図です https://www.futagoyama.org/about-conservancy/map/ |
写真
最寄りの田浦駅に到着しましたが、この駅はトンネルに挟まれていてホーム長が短いので、鉄道用語で云うところのドアカットが行われます
11両編成のこの列車の場合、先頭2両はトンネル内に停車してドアが開きません
珍しいですが関東の都市部周辺に限っても、他に江ノ電の腰越駅や東急大井町線の九品仏駅などでもやっています
・・・では往ってきます
11両編成のこの列車の場合、先頭2両はトンネル内に停車してドアが開きません
珍しいですが関東の都市部周辺に限っても、他に江ノ電の腰越駅や東急大井町線の九品仏駅などでもやっています
・・・では往ってきます
途中でちょっと寄り道して、一般道としては珍しいループ式の坂道(のの字坂)とそこに架かる橋(のの字橋)を見に来ました
横須賀市のHPによると、戦前、山上に砲台を構築するための資材などを荷揚げするため、九十九折りではなく、ループ状の道路を造ったそうです
横須賀市のHPによると、戦前、山上に砲台を構築するための資材などを荷揚げするため、九十九折りではなく、ループ状の道路を造ったそうです
山頂から米海軍の横須賀基地を望む
後方に見える大型ドックに入渠しているのがニミッツ級航空母艦の「ジョージ・ワシントン」(CVN-73)
手前やその周辺にアーレイバーク級ミサイル駆逐艦が5隻いますが、艦名が識別出来るのは一番手前の「マッキャンベル」(DDG-85)のみですね
またミサイル駆逐艦の間にはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ」(CG-62)も停泊しています
後方に見える大型ドックに入渠しているのがニミッツ級航空母艦の「ジョージ・ワシントン」(CVN-73)
手前やその周辺にアーレイバーク級ミサイル駆逐艦が5隻いますが、艦名が識別出来るのは一番手前の「マッキャンベル」(DDG-85)のみですね
またミサイル駆逐艦の間にはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「ロバート・スモールズ」(CG-62)も停泊しています
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
ズボン
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
前日も仕事のドタバタが続いてちょっと疲れ気味。早起きもムリそう、というかしたくない。ということで、温暖な三浦半島で未踏になっていた、三浦アルプスの南尾根に往ってくることにしました。標高が200mほどの低山なのに結構険しく、なかなかスリリングな場所もあると聞いていましたが、天気もまずまずで思ったよりも暖かかく、最近イマイチ登高量が足りず鈍り気味だった身体には、ちょうどよいトレーニングでした。この山域はあちこちに一般登山道以外の踏み跡があり、標高の割には事故も多いようですが、今回は丸塚尾根などでその片鱗を味わい、その奥深さも少し分かったような気がします。距離的にはそれほど歩いていませんが、標高の割にはハードでなかなか楽しかったです。
まだもう少し寒い時期が続きそうですが、体力を維持しつつ、春に備えていきたいと思います。
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「ドアカット」というんですね。
関西ではあまりなじみがないような気がします。
そういえば、11両編成。
首都圏へ出張の折、駅の入線放送で「次の列車は、短くて11編成です。足下の〇番〜、、、、」
というのを聴いたとき、11両のどこが短いねん( ̄▽ ̄;)と印象を持ちました。
西武で飯能から特急ではない何かの列車で池袋に向かうとき、10両編成がガラガラで田園地帯を走るとか、茂原の現場で踏切で待っているとき、両数は忘れましたが長い編成が印象に残っています。
首都圏では分割併結はあまりしないんだなと思いました。
余計な話ですみませんでした🙇
こんばんは。相変わらずご多忙なようで、お疲れ様です
ドアカットは関西ではほぼ解消しているようなので、geoさんにはあまり馴染みがないかもしれません
基本的にはインフラの問題(ホーム長<列車の長さ)ですが、他にもいろいろな理由で乗降時にドアを一部しか開けない運用をやるようです(車内保温、乗客整理、車内検札、ホームドアとの干渉・・・)
まあ、関東都市近郊の場合は、ホーム改善ができないまま、次々輸送力強化が必要な羽目になって長編成化(超編成化?)してしまったのが、根本原因ですね
ご指摘の通り、11両編成のどこが短いんだというのはごもっともで、「今度の湘南新宿ラインは長い15両編成でやって参ります」なんてきた日には(苦笑)
編成の分割併結が関東圏ですくないのは、過密ダイヤが多いこと、人手が足りないこと、お金のかかる先頭車両(運転台付車両)の調達を減らしているのが原因だと思います
まあ、関西ほど関東では会社間の競争が激しくない(並走区間が少ない)ので、顧客サービス(直通による速達)よりはコスト減(客数にあった効率的な編成と運行本数)を優先するために、区間を細かく区切って運行を最適化してきたということが出発点かも知れませんね
geoさんのホームグラウンドの金剛山あたりは、他の方のレコをみると結構雪が積もっているようですが、風邪など召されませんよう
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