川苔山 百尋ノ滝(氷瀑)


- GPS
- 06:53
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,196m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:49
天候 | 晴れ 最高8℃ 最低-4℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北側斜面は10cm程度積雪 ほとんどの道は雪なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖セーター ユニクロメリノウール
長袖インナー モンベルメリノウール
ソフトシェル モンベルライトシェルパーカ
ハードシェル モンベルストームクルーザー
タイツ モンベルメリノウール
ズボン モンベルクリフハーフシェル
靴下
グローブ 薄手
アウター手袋 モンベル
予備手袋
防寒着 ユニクロウルトラダウン 不使用
雨具
ネックウォーマー モンベルダウン
毛帽子 不使用
靴
ザック
チェーンスパイク
昼ご飯 冷やご飯 カレーレトルト中村屋 無印スープ
行動食 セブンイレブンナッツ 干し梅干し
非常食 おにぎり チキンバー
飲料 水500ml
水筒(保温性) 湯500ml
ジェットボイルミニモ
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
apple watch
タオル
ストック
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感想
川苔山・百尋ノ滝の氷瀑を見に行く旅
■ 早朝出発、静寂の奥多摩へ
4:55に自宅を出発し、7:45に川乗橋へ到着。山へ向かう道は静かで、まだ眠る街を抜けていく時間が心地よい。澄んだ空気の中、いよいよ登山開始。
■ 荘厳な氷瀑、圧巻の光景
目的は、冬だけの特別な景色「百尋ノ滝の氷瀑」。滝の水は完全に凍り、滝壺は氷の大地に変わっていた。その上を人が歩けるほどの厚み。自然がつくり上げた一枚の芸術。歩いてしか見られない景色には、特別な価値がある。
■ 雪道の洗礼、道具の偉大さを知る
標高を上げると、北側の斜面には雪が残っていた。初めてのチェーンスパイクを装着して登ってみると、驚くほどの安定感。「道具とはこんなに素晴らしいものか」と感動した。これがなければ滑りそうな坂道も、まるで別物のように歩ける。雪山の超入門として、最高の経験になった。
■ 雪山の寒さと、耳を守る重要性
雪があるとやはり耳が冷える。今回はフードをかぶってしのいだが、やはり耳を守る装備は必要だと実感。これが本格的な雪山だったら、対策なしでは厳しい。
■ 山ごはん、初めてのジェットボイル
今回はジェットボイルのデビュー戦。山では気圧が低いため、沸点も低くなる。95℃ほどでお湯は十分熱いが、普段より少しぬるく感じる。とはいえ、冷やご飯をクッキングペーパーで蒸し、中村屋のレトルトカレーを温め、無印のスープを添えたら、立派な山ごはんが完成。温泉卵はコンビニで調達し、これがまた良いアクセントになった。
■ 雪山では“素早く食べる”が鉄則
ただ、今回はのんびり調理できたが、これが本当の雪山なら話は別。停滞時間を短くするため、お湯を注ぐだけで完成するフリーズドライ系の食事がベストだと実感。コジー(保温ケース)がなぜ愛用されているのか、その意味がようやく腑に落ちた。やはり、山では「独自のアイデア」よりも「先人の知恵」に素直に従うことが大事だ。
■ 下山、充実感とともに
山頂で1時間ゆっくり過ごし、12:20に下山開始。14:35には無事に下山完了。氷瀑の荘厳な景色、雪道を歩く緊張感、道具の力に感動し、山で食べるごはんの美味しさを再確認した一日。
「歩いた者だけが見られる景色がある」
今日もそれを強く感じた。
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